大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国4~6月期 不動産・内需・輸出 全て不振

2023年07月31日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




中国の4~6月期GDP成長率が、前年比

6・3%と市場期待値を下回った。

不動産・内需・輸出がすべて不振だった。

6月の小売売上高は前年比3・1%増と、5月の

12・7%増から大幅に鈍化。

不動産投資は前年比20・6%減少で低迷が深刻。

中国の6月消費者物価指数(CPI)が前年比で

[ゼロ]という[ディスインフレ]になっている

ことに専門家は懸念を表明している。

ディスインフレは、インフレから抜けたが、

デフレにまでは陥っていない状態をいう。

ディスインフレが、長引いた場合の中国経済

への下押しの影響を予測している。

50割れが明らかになっている生産者物価指数

(PPI)の伸びが低下するにつれ、企業利益や

株価も低下する傾向にある。

コストの販売価格への転嫁が困難になることで、

企業利益が圧迫されているとみられる。

[ディスインフレによる実質金利上昇と企業

収益圧迫が強まれば、当然ながら設備投資

などの需要が下押しされ、それがまたディス

インフレ圧力を生むという悪循環が続く

可能性がある。それが行き過ぎれば、最終的には

デフレにもなりうるだろう。

こうした悪循環を食い止めるには、政府は

2023年末までにさらなる利下げを実施する

必要性を認識しているとしている。

しかし、利下げは更なる中国元の下落を呼ぶ。

元の下落は、投資の呼び込みを妨げるばかりか

投資資金の逃避を加速させる。

景気浮揚策は、手詰まり感が漂うとの指摘も。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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