備えよ常に! 備えあれば憂いなし
2023年第一四半期の不動産関連の初期購入者
数は前年同期比の77%にまで減少し、過去
10年来の最低を記録した。
バブル崩壊の大きな原因に、政策金利の
急速で大幅な上昇がある。
「韓国銀行」が20年5月から1年3カ月間
維持してきた政策金利を、21年8月に0.50%
から0.75%に引き上げて以来、23年1月13日
まで継続して金利引き上げを実行。
直近では5月25日に開催された、金融通貨委員会は、
基準金利を現行の水準の3.50%に据置きを発表。
韓国銀行が政策金利を引き上げた理由について、
米連邦準備制度理事会(FRB)が22年に政策
金利の大幅利上げに踏み切ったことで、韓国の
政策金利が米国より大幅に下回ってしまった
場合、海外投資家の資金が韓国から引き
揚げられ、ウォン安が一気に進む恐れがあった。
ウオン防衛上、やむを得ぬ対応だったとする。
このことで、韓国の5大銀行(ハナ、ウリィ、
新韓、NH農協、KB国民)の住宅担保ローンの
変動金利が、年3・57~5・07%から5・27~
8・12%に大幅上昇するなどしたために、
住宅購入意欲が委縮して需要が激減。
これまで、投機のために不動産や株式購入に
走る人が多かったが、金利上昇で意欲が減衰。
マンション価格が下落すると資産価値や
チョンセの相場も下落し、貸主は契約満了時に
新たな資金を調達する必要があり、売却の
際には損失が発生する事態も。
また、貸主からチョンセ保証金を返して
もらえない借主が続出している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?