大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

次世代コンピュータ 量子コンピュータ開発過熱

2023年07月25日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




次世代コンピュータとして、量子コンピュータ

開発に、各国はしのぎを削っている。

量子コンピュータは、現行のスーパーコン

ピュータが、1万年かかる演算をわずか

3~4分で終えることができるとされる。

日本は、2008年から量子コンピュータ開発に

取組み始め、既に15年が経った。

これでも、やっと五合目に達した所という。

中国も、量子コンピュータ開発に取組んで

いるが、肝心の[2ナノ]半導体を製造でき

ないことが完成にとって致命傷になるという。

米国は、IBMとグーグルが量子コンピュータ

開発に取り組んでいる。

日本は2023年3月、国産初の量子コンピュータが

稼働し、実用化への挑戦が始まっている。

グーグルやIBMも採用する[超電導量子コン

ピュータ]を構成する部品71種のうち、

日本製は28種で、米国製の26種を上回っており、

このまま行けば、日本と米国製部品で量子

コンピュータを完成可能な見通しがついた。

韓国も、半導体大国の威信をかけて、独自

技術で量子コンピュータを2035年を目標に、

開発すると計画を立てた。

世界的量子経済の中心国家へ発展するという

構想で、鼻息が荒い。

発表された[大韓民国量子科学技術戦略]では、

韓国が独自技術で量子コンピュータを開発・

活用し、世界最高水準の量子センサーで

海外市場を先取りし、国防・先端産業と融合

して2035年に世界的量子経済中心国家

時代を開くという内容だという。

この目標達成のために、2035年までに官民

合同で最低3000億円を投資して、量子技術を

先導国の85%水準まで高める方針だという。

韓国では、文在寅政権下の2020年に当時で、

約5億3000万円の支援構想を打ち出したままで

立ち消えになった経緯がある。

今回は、本気度が高いとしても出遅れは否めない。

お互いが議論をしても貶め合うばかりの韓国、

真剣に顔を突き合わせて、協業できるかと

韓国専門家も不安げだ。

事情に詳しい専門家は、せいぜい日本の下請け

程度と一刀両断。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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