備えよ常に! 備えあれば憂いなし
次世代コンピュータとして、量子コンピュータ
開発に、各国はしのぎを削っている。
量子コンピュータは、現行のスーパーコン
ピュータが、1万年かかる演算をわずか
3~4分で終えることができるとされる。
日本は、2008年から量子コンピュータ開発に
取組み始め、既に15年が経った。
これでも、やっと五合目に達した所という。
中国も、量子コンピュータ開発に取組んで
いるが、肝心の[2ナノ]半導体を製造でき
ないことが完成にとって致命傷になるという。
米国は、IBMとグーグルが量子コンピュータ
開発に取り組んでいる。
日本は2023年3月、国産初の量子コンピュータが
稼働し、実用化への挑戦が始まっている。
グーグルやIBMも採用する[超電導量子コン
ピュータ]を構成する部品71種のうち、
日本製は28種で、米国製の26種を上回っており、
このまま行けば、日本と米国製部品で量子
コンピュータを完成可能な見通しがついた。
韓国も、半導体大国の威信をかけて、独自
技術で量子コンピュータを2035年を目標に、
開発すると計画を立てた。
世界的量子経済の中心国家へ発展するという
構想で、鼻息が荒い。
発表された[大韓民国量子科学技術戦略]では、
韓国が独自技術で量子コンピュータを開発・
活用し、世界最高水準の量子センサーで
海外市場を先取りし、国防・先端産業と融合
して2035年に世界的量子経済中心国家
時代を開くという内容だという。
この目標達成のために、2035年までに官民
合同で最低3000億円を投資して、量子技術を
先導国の85%水準まで高める方針だという。
韓国では、文在寅政権下の2020年に当時で、
約5億3000万円の支援構想を打ち出したままで
立ち消えになった経緯がある。
今回は、本気度が高いとしても出遅れは否めない。
お互いが議論をしても貶め合うばかりの韓国、
真剣に顔を突き合わせて、協業できるかと
韓国専門家も不安げだ。
事情に詳しい専門家は、せいぜい日本の下請け
程度と一刀両断。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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