大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中國 処理水海洋放出に猛反発 自国の原発は?

2023年07月06日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



スイスのジュネーブで開催された世界保健機関

(WHO)総会で、中国代表は5月27日に海洋への

原発汚染水排出を決めた日本の一方的な決定に

強い反対を表明し日本政府を批判。

中国代表は[福島第一原発の汚染水が安全で

あれば、日本はなぜ自分たちで使用せず、

なぜ農業用水や工業用水としても使用しないで、

自国の湖などに排出しないのか]と指摘し、

更に[日本はこれに対して責任ある説明を

行うべきだ]と主張した。

科学的に安全性が確認されているから、海洋

放出を選択したのであって、処理水の利用は

水不足の中国では成り立つ話だが、水資源が

豊富な日本では、別次元で成り立たない話だ。

福島第一原発は、年間放出総量を22兆ベク

レル以下に抑える計画で、放出後のトリチウム

濃度は、世界保健機関(WHO)などの基準を

はるかに下回る。

だが、日本を一方的に非難する中国の実態は

どうなっているのか。

日本政府が、中国国内の公表資料を基に

作成した資料では、どの顔をして日本を

非難しているのかといえるひどい実態が見える。

中國の原発が放出しているトリチウム濃度は、

*2020年 浙江省・秦山第三原発

 約143兆ベクレル、

*2021年 広東省・陽江原発

 約112兆ベクレル、

*2021年 福建省・寧徳原発

 約102兆ベクレル、

*2021年 遼寧省・紅沿河原発

 約90兆ベクレル

中國の原発は、福島原発の4倍から6倍を超える

濃度のトリチウムを放出しながら、周辺国の

合意もなく、説明もなしに好きなように

放出を続けているのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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