H28年7月27日午後11時47分ごろ、茨城県北部を
震源とするM5・3、震度５弱 の地震が発生した。
震源の深さは50Km。
日立市や常陸太田市で５弱、福島県中通り、福島県
浜通り、茨城県南部などで 震度４を記録した。
関東地方では、この地震に先立つ同月20日に
茨城県南部を震源とするM5・0が発生し、茨城県や
栃木県、埼玉県で震度４を記録。
更に、前日19日の未明に千葉県東方沖でM5・2、
震度4の地震、また早朝には茨城県沖でM4・1、
震度3の地震が連続発生している。
7月27日の地震は、太平洋プレートがフィリピン海
プレートの下に入り込んでいる部分で発生した
地震で、5年前の東北地方太平洋沖地震の余震。
連続する関東地方の地震に対して首都直下地震の
前兆ではないかとの不安が広がっている。
専門家は、関東地方の乗る北米プレートの下に
南からフィリピン海プレートが潜り込み、更に
その下に東から太平洋プレートが潜り込む複雑な
状態になっているため、地震が発生しやすいとし、
M7級の首都直下地震はいつ発生しても不思議では
状態にあると注意するように警告している。
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