梅雨明けと共に始まった異常気象。
関東から北、特に北海道では台風の連続直撃で
豪雨に伴う洪水に見舞われた。
2016年は台風の発生が遅く、史上2番目となる
7月3日だった。
その後、7月中に4個発生したが、6番目となる6号
から北海道接近や直撃コースが続いた。
6号が8月15日朝、根室半島付近に接近後に温帯
低気圧となったが豪雨をもたらした。
続く7号は、8月17日17時30分ごろ、9年ぶりとなる
北海道への上陸台風となり、23年ぶりに本州を
通過せずに直接北海道に上陸した台風となった。
6号、7号の2台風で相当量の降水量があった道東
地域に対して、8月21日11時過ぎ、台風11号が
釧路付近に上陸した。
豪雨が続いたために北見市で常呂川が増水し、
越堤氾濫するなど各地が洪水に見舞われ、北見市や
芦別市、赤平市、羅臼町などに避難情報が出された。
1か月分の雨量が1日で降る豪雨続きで被害続出。
そこへ8月23日朝に、台風9号が日高地方に上陸。
この月は中旬から10日間ほどは、4つの台風と
豪雨に連続して襲われるという不運な月となった。
発生順位で10番目の10号は、大東島付近まで南下。
8月26日現在、西方向から東へと方向を変える
など、うろうろとしながら勢力を強め945ｈPaまで発達。
8月末には、猛烈な台風となって帰ってくると予想。
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