大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 34億人分の住宅計画

2016年08月01日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        


今年3月に開催された全人代で発表された第13次

5か年計画では、2020年までにGDPを2010年比で

2倍にする計画がぶち上げられた。

この目標を達成に備えて、成長率を毎年の平均で

6・5%以上を維持することが至上命令とされた。

目先の大きな課題として過半の地方都市郊外に

林立する鬼城・ゴーストタウンの解消がある。

だが、減速する経済の立て直しに備えて採った

のが、またしてもインフラ投資を軸とした不動産投資。

不動産市場への融資増加額は200兆円と日本の

年間融資増加額15兆円の10倍を遥かに超える。

年初来、上海市や北京市の住宅価格は50%を

超える暴騰をする狂乱相場を演じた。

2億7000万人の都市部の農民工の都市住民化で

都市化率7割を目標に、ゴーストタウンの減少を

目論むが、都市住民化を希望するのは地方都市

ではなく社会保障の整った北京市などの大都市だ。

2011年に51・3%であった都市化率は、2015年末

には56・1%程度にまで上昇している。

政府の積極的な都市化政策は、経済立て直しに

躍起になっている地方政府をさらなる住宅投資の

誘惑に取り付かせており、現在建設中の住宅

面積だけで5年分に達するという。

香港紙の報道では、今年5月末時点で発表されて

いる新規都市開発計画は3500件に及び、これらが

全て実行されると中国国内には34億戸の住宅が

存在することになるという。

少子高齢化が進む中で、国民1人当たり、2・5戸の

住宅が存在する鬼城国家になる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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