新しい管制システムの運用が始まったばかりの羽田
空港で１４日に、管制のレーダー画面から管制すべき
航空機の正確な位置表示ができなくなる、考えられない
恐ろしいトラブルが発生しました。
ニュースの速報で状況を知って、驚いた人は少なくは
なかったことだろうと思います。
新しい管制システムを備えた状況を、ＴＶで大きく報道
していた直後のことだけに、何事かと誰しも驚きます。
よく知らるフェイルセーフの理論から言えば、自動車や
列車の運行では、異常事態が発生すれば安全に備えて
信号などは全停止の指示となりますが、航空管制の
異常では航空機は現在位置で停止することが出来ない
ので、非常に危険状況下に置かれることになります。
航空機と管制塔との間や、航空機が相互に目視確認が
可能であれば良いですが、雨天や夜間であれば、非常に
危険な操縦を強いられます。
システムに気象情報などを含む異常な量の情報が
入り込んだために、システムにトラブルが発生したと
原因の報告がありました。
このことは関係のない情報の管制システムへの入り込み
阻止に備えたコンピュータシステムになっていなかった
ことは大きな問題だと思います。
悪意を持って外部から容易に管制システムに入り込めて
また、システムを異常化させることが可能だと言えるの
ではないのでしょうか。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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