大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

何のために危険を冒すの? 名誉?

2010年01月06日 | Weblog



    



6日にイエメンの首都サヌアで、日本とイエメンとの間で

アジア杯最終予選が行なわれることになっている。 

イエメンといえば、サウジアラビアがあるアラビア半島の

先端にあり、スエズ運河を通り抜けて来た船が紅海から

アカバ湾を通ってインド洋に出る海路の動脈の出入り口に

面していて、海峡を挟んでアフリカのソマリアに対している。

しばしば、海賊の襲撃でニュースに登場するソマリアと

イエメンには、海賊の出撃基地があり、居住する部族達に

とって海賊行為は、生活に備えた生業となっている。

昨年の暮れの米旅客機爆破未遂事件の犯人は、イエメンを

拠点とするアルカーイダの基地で訓練を受けている。

元々は、イエメンは部族単位で南北に分かれていたのが

統合して一国になったものの、反って部族間の対立が

拡大して、現在内戦状態になっている。 

首都サヌアを挟んで南北に反政府部族が出撃拠点を

備えていて、サヌアへの攻撃を仕掛けるというソマリアと

同じようなパターンになっている。

無政府状態の国のソマリアと同じ状態になれば大変と

サウジだけでなく米英なども政府支援を続けている。

しかし、アルカーイダのテロ未遂事件の発生や、反政府

部族による首都サヌアへの圧力が強まる中、1月に入って

3日に米英の大使館が閉鎖され、また、日本の領事館も

4日に業務を中止している。

その中で、日本のサッカーチームがのこのこと出かけて

行って、イエメンと最終予選を戦うことになった。

怖いもの知らずと言うより、平和ボケ以前の愚行以外の

何ものでもなく、全く危機管理の考えを全く備えていない

侍日本が聞いて呆れる愚挙だ。  

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。


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