貧乏人は麦飯を食え、ではないにしても、やはり白米の
美味しいご飯を頂ける層の方がトップの座を得るようです。
今年は名門NYヤンキースがMLBのトップの座に着きました。
野球王国のアメリカのフアンからは、ヤンキースがリーグ
優勝を果たした時からブーイングが出ていましたが、MLB
３０球団のトップの座に輝いた時には、強力な打撃陣や
投手陣を備えたヤンキースの優勝は、当然のことだとする
白けムードが漂っていました。
今年は、優勝をするためになりふり構わずに戦力増強に
資金をつぎ込んだヤンキースは、札束を積上げて球界の
スター投手２人を含む有力選手を補強して、強力な
チーム力を備えてリーグに臨み、予測通りにリーグ優勝を
更にアメリカ球界のトップの座を得ました。
そこには、桁外れの資金が投入されており、流石の資本の
国のアメリカでも我慢がならないとのブーイングが、野球
フアンを中心に吹き荒れることになったのです。
MLBに所属する３０球団の平均年俸額が約８８３４万ドル
（約８０億円）ですが、ヤンキースは２億ドル（約１８０億円）
以上の資金を注ぎ込みました。
これは、平均額の２．３倍にも相当する巨額です。
突出しているヤンキースは、特に異常な額ですが、リーグの
優勝決定戦に進出したチームの全てが１億ドル以上の
年俸を支出しており、逆に下位の６チームは、何と平均額の
半分以下という、相対的貧乏チームでした。
貧乏チームはハンバーガーで辛抱しろ、ということですね。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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