うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

空気を読む

2007年11月24日 | 時事社会ログ

 

naojii:

 

 IJIME‥

 

 これも「空気を読む」のダークサイドの問題かも知れない。みんながやってるから自分もやる‥。大勢の流れに自己主張せずに安易に乗る。「空気を読む」というのは処世術でしょ。生け贄が居る間は自分の身の安全のために、その生け贄にされてる人が憎くも嫌いでもなくても、生活域で大勢がやっていれば躊躇わずに乗る。

 中学生の頃、ひどいイジメに合っていた、現在のWBC世界フライ級チャンピオンの内藤大助さんがTVで話していたけど、イジメに合い始めた頃に唯一居た友達は、やがて、みんなと同様に当時の内藤さんをイジメ始めた。この級友も、処世術で「空気を読んだ」のだろう。自己主張しない、島国の国民、日本人にはこれが多いのだと思う。確かに「空気を読む」良い面はいっぱいある。ガチャガチャ自己主張ばかり繰り返さない、日本人には品位が有り、はしたなくない。

 当人に取ってはひどい残酷なイジメを、大勢で繰り返し行って、例えその結果、イジメの標的の級友が死んでしまっても、みんなでやっているから、罪の意識を持たない。苛めたみんなで、死んだ相手が悪いと、理屈を決め納得し合う。しかしこれは大勢による殺人だ。犯罪者どうしでかばい合い、無かったことにする。

 やはり教育の問題は大きいと思う。英数理社国だけ教えていればいい訳ではない。小さな頃から正義とか、自己主張することとか、人間愛だとか、かなりの時間を割いて、本気で教えなければいけないと思う。

 空気を読んで、その場に合わせることばかりでなく、自分は違うと自己主張する勇気が必要だ。


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