うろ覚えライフ。

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田中好子さん葬儀

2011年04月25日 | 芸能ログ

スーちゃん看取った伊藤蘭さん「まだ実感ない」

 

  今月21日に乳がんのため、55歳で亡くなった女優の田中好子(たなか・よしこ、本名・小達好子=おだて・よしこ)さんの通夜が24日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。

 ともにアイドルグループ「キャンディーズ」で活躍した女優の伊藤蘭さん、尾身(旧姓・藤村)美樹さんや親交の深かった俳優、ファンら約2400人が別れを惜しんだ。

 取材に応じた伊藤さんは「一番年下で甘えん坊だったのに、いつのまにか強くて頼もしい大人の女性になりました。いつもフワッと隣にいてくれたぬくもりがあって、まだ実感がない」と涙ぐんだ。3年前に病気を告げられたが、会う時はいつも元気な様子だった。藤村さんと1か月前から3~4回見舞いに行き、21日には最期をみとったという。

 

ランちゃん涙、闘病3年前打ち明けられ絶句 「大丈夫と逆に励まされ…」

 

  21日に乳がんのため亡くなったアイドルグループ、キャンディーズの元メンバーで女優、田中好子さん(享年55)の通夜が24日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。1600人の弔問客の中には同メンバーで女優の伊藤蘭(56)、芸能界を引退した藤村美樹さん(55)の姿もあり、33年ぶりに公の場で3人が“再会”。伊藤は最期を看取ったことを明かし、「ずっと一緒にそばで年を重ねていきたかった」と涙した。

  「あともう1回だけ3人で集まりたかった…。旅行に行きたかった…」 

 通夜参列後、報道陣の取材に応じた伊藤は、親友の変わり果てた姿に涙した。

 1972年のキャンディーズ結成以来、40年近く苦楽をともにしてきた。78年に解散し藤村さんが引退した後も、定期的に食事会を開くなど旧交を温めてきた。

 だが3年前、田中さんが92年に乳がんを患い誰にも告げず闘病を続けていたことを本人から聞かされた。突然の告白に言葉を失う伊藤を、田中さんは「頼りになるお医者様のチームがついているので大丈夫」と、逆に明るく励ましたという。

 田中さんはその後、今年2月に体調が悪化し入院。伊藤は藤村さんとともに何度も見舞いに訪れ、たわいもない話で元気づけてきた。が、今月21日午前に容体が急変。「家族と一緒だから」。田中さんの夫は特別に2人を病院に呼んだ。・・・

 

 

  キャンディーズが活躍していた時代は僕は、実はTVを持っていなくて、従って歌番組やいわゆるバラエティーを見ていなかったので、そうそうキャンディーズのファンだったという訳ではない。でも、綺麗なお姉ちゃんたち3人組とは認知していた。当時の僕は毎週、週刊プレイボーイや週間平凡パンチといった若者向け男性誌を買って来ていたからだ。当時は小学館発行のグラビア誌「GORO」などという雑誌もあって、GOROも月刊誌(月2回刊)だがよく買っていた。だから、ピンクレディーもキャンディーズも動画で見ることはないものの、雑誌の表紙やグラビア写真でいつも見ていて、よく知っていた。10代末頃から20代初めの僕は、色気盛りというか色気ばかりが絶頂の時期であり、美人には目がなかったけど、ピンクレディーは多分好みではなかったのだろう、ほとんど対象外で、しかしキャンディーズの3人は超可愛い方で魅力的だった。ただ雑誌グラビアで眺めるだけで、ファンという程ではなかったが、その魅力は認めていた。当時の僕はロックやポピュラーの洋楽ファンで、歌謡曲なぞほとんど聴かなったが、あの当時、なんとなくキャンディーズの歌は知っていたと思う。特に吉田拓郎が作曲したという、「優しい悪魔」という歌は好きな方だった。でもあの当時の僕は頑なに洋楽ファンだったなあ。もう少し経つと、松田聖子とかの歌を「良いなあ‥」と、うっとり聴き出すんだけど。また、僕はその後もあんまりTVドラマや映画の邦画を見ない方だったので、役者としての田中好子さんをあまり見てはいないし、よくは知らないんですけど、TVCMなどで見掛けた姿は、いつまで経っても優しく美しく、雰囲気の良いとても好感の持てる人でしたねえ。

 キャンディーズの3人とも美人で魅力的だったけど、3人それぞれの個性にファンが着いていたんだろうけれど、僕は田中さんが一番美人でチャーミングだったような気がするなあ。中年になってもその美貌は衰えていないし。

 55歳は現代日本人女性の寿命から考えると、とても早過ぎる死ですねえ。55歳というと、そういう使い方はしないのかも知れないけど、「美人薄命」感が漂います。2007年に起きた福岡での市公務員飲酒運転での交通事故犯罪で、車ごと海に落ちて3人の児童が亡くなり、その忌まわしくも悲しい事故を受けての飲酒運転絶対防止の啓発TVCMの映像に、田中さんが映っていましたのを思い出します。容姿がお綺麗なだけでなく、立派な方だったんだろうな、と思われます。TVで見る姿が醸し出す雰囲気に、性格の良さが染み出しているような感じさえ受けていた。

 男性の僕は、乳がんというとがんの中でも比較的軽くて済み、命を落とすまでには行かなくても済む確率が比較的高い、助かるがん、というイメージが強かったのだけど、そういうことではなかった。がんというのはしつこいものだなあ。本当に憎たらしいくらいにしつこい、嫌な病気だ。再発‥、なんて、憎たらしくも怖い本当に嫌らしい病気だ。

 55歳は早過ぎるけど、また昭和の1ページが終わったという気がする。寂しいですね。田中好子さん、天国で楽しく幸せに過ごされてください。御冥福をお祈りします。

 

 


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