うろ覚えライフ。

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エジソンの母

2008年02月01日 | TVドラマログ

 

naojii:

 

 夜10時台のTV番組を見てて、報道ステーションと「たけしの誰でもピカソ」を代わる代わる見たのだが、終盤、TBS系の「エジソンの母」というドラマを見た。

 二話目か三話目か知らぬが、一度だけ、本編1時間だいたいを見たことはある。僕は特にTVでやってるドラマのファンじゃないし、TV番組で見るのはバラエティーやニュースショー番組の方が圧倒的に多い方だ。TVの連続ドラマを続けて全回見るのはほとんどない。

 今回見た「エジソンの母」の終わり辺りでは、何にでも疑問を持ち過ぎるので問題児視されている子供に、谷原章介演じる教師が、優しく世の中の仕組みとしての資本主義を説いていた。まあ、簡単に説明していた。問題児の子供は納得したらしい。ただ僕はドラマ終盤、6、7分見ただけだが、何故か涙が出た。

 子供は国の宝というのは本当だな、と思う。子供は良い。無限といっていいくらいの未来と希望と夢がある。あんな小さな時代に何にでも疑問を持つのは素晴らしいことだと思う。

 昔、本の題名で、考える力を着けると一生食べていける、というのがあって、そのタイトルで感銘したことがある。結局、読んだことないし、どんなことが書いてあるのか手に取ったこともない。ただ、その時は、その通りなんじゃないかな、と思った。勿論、世の中、そんなに甘くない。ただ考える力だけでは成功できる訳ではない。生き抜いて行くには、精神力も行動力も社交性も辛抱も決断力も居る。判断力というのは、考える力とリンクするかなあ。交渉力、努力を続けられるとか、モチベーションを維持できるとか、時にはただただ忍耐できるとか、体力そのものもあるだろう。

 子供がシンプルに何にでも物事に疑問を持ち、問い続ける、答えを何とか探そうとする、その気持ちというのは素敵なものだと思う。

 学校が文科省が指示する教育カリキュラムをプログラムどおり進めて行くやり方。機械的になってやしないか。

 ここで今僕が進めている話とはちょっとずれるのだが、少年時代、僕は頭の悪い中学生だったが、社会科はまあま、好きな方で、世界史の時は特にルネサンス時代頃が面白くて大好きになり、小学校からずっと通信簿がひどい状況だった僕は、この世界史ルネサンス頃(まあヨーロッパ中世ですネ)の後の試験では学年トップの98点で、通信簿は僕の史上初5段階の「5」であった。しかし、日本史になるとまた「3」に戻ったが。あの時期、僕はルネサンス頃のことをもっともっと詳しく知りたかった。でも教科はカリキュラム通り時間が進んで行く。

 あんまり思い出したくない恥ずかしい話を書いたな。

 「エジソンの母」は、主演は担任教師役の伊東美咲なんですね。一応エジソン子供時代モデルの子役の、何でも疑問質問攻め問題児の母親は、坂井真紀が演じている。僕はちゃんとドラマを見ていないので、詳しいストーリーは解らないんだけど。

 実際の、超問題児だった偉人エジソンの、お母さんは、たった一人のエジソンの味方でいつでもエジソンを庇い続けた。

 そういえばだいぶ昔、天才は母子家庭に育ち、父子家庭では育たない、という説を読んだよーな記憶がある。というか、偉いお母さんの下で天才は育つ、という話だったかな。もう随分昔の記憶だから今となってはインチキネタか信憑性が少しでもあるのか、どうだか解らないけど。

 何にでも疑問を持ち、勉強して、考える力を身に着ける子供が大きくなって、明日の国の希望と未来になる。子供は良いなあ。

 

 

 
 


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