■政治主導は官僚政治の脱却を目的としたものでしたから、末期の自民党政治は人材不足が露骨に見透かされる頼りない閣僚が続出してもいましたし、本当に出来るのならばやって欲しいなあ、とうっかり考えた多くの有権者が迂闊な投票をしてしまって政権交代が実現したのでありました。しかし、官僚をバカ呼ばわりしても実害が出ないのは野党時代だけの特権みたいなもので、政権与党になったら役人の鉄則「遅れず、目立たず、働かず」に則った恐ろしいサボタージュに苦しめられることになるのは必定であります。官邸には情報が入らず総理大臣は初日から何も知らない裸の王様になってしまいますから、元々、何も知らない人が総理大臣になってしまうと目も当てられないことになりますなあ。
■因みに警察も海上保安庁も自衛隊も官僚組織に含まれていますから、これらを敵に回す政権が誕生したら国家は大きく動揺し始めるでしょうし、やがては統治が効かなくなって政府は崩壊してしまう危険がありましょう。
民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が今年7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で行われた納涼祭で秘書が運転する車を呼び寄せる際、空自側の規則どおりの対応に不満を抱き、隊員に「おれをだれだと思っているのか」と“恫喝”ともとれる発言をしていたことが17日、分かった。防衛省幹部や、自衛隊を後援する民間団体「航友会」関係者が明らかにした。入間基地では今月3日の航空祭で、航友会の会長が「民主党政権は早くつぶれてほしい」と発言。これを受け、防衛省は自衛隊施設での民間人による政権批判の封じ込めを求める事務次官通達を出した。松崎氏は会場で会長の発言も聞いており、周囲に強い不快感を示していたため、「納涼祭でのトラブルも遠因になり、異例の通達につながったのでは」(防衛省幹部)との見方も出ている。……
■松崎哲久さんは立派な閨閥に属し東大法学部と米国ハーバード大で学び、昭和57年(1982年)から自由民主党の総合政策研究所の主任研究員になって、平成4年(1992年)に日本新党の結成に参画して立候補するも落選、その結果に腹を立てて党内で訴訟闘争を起こした後、やっと民主党の議員になれたという優秀な割には苦労を重ねたエライ人のようです。「恫喝」事件が起こった入間市は松崎さんの選挙区の南隣の埼玉9区ですから、「俺を誰だと思ってんだ!」と凄んでみても「知らないねえ」と言われても仕方がないかも?
■分からないのは航友会の会長さんの発言に隊員の中から万雷の拍手喝采が起こったのかどうかという点です。「法律に通じた」官房長官よりも、自衛隊員は政治的中立を徹底的に教育されているはずですから、きっと拍手したい気持ちとぐっと抑えて手を固く握りしめていただろうと想像されます。民主党は文句があるのなら航友会の会長本人に言うべきでしょうし、自衛隊に参加者の言動を制御・制止させようという不純な動機は、最後には国民を武力で押さえ込む恐怖政治へと続いて行きそうで心配です。
■松崎議員はご自信のHPによりますと、現在の役職は『民主党広報委員長代理・民主党政調「文部科学部会」座長・衆議院「文部科学常任委員会」理事・衆議院「倫理・選挙特別委員会」理事』となっておりますから、隣の選挙区で自衛隊員を相手に「俺を誰だと思ってるんだ!」と吼えてみても余り意味が無いような気がしますし、そもそも、文部科学省に関連する仕事をしている松崎さんは何用あって自衛隊のお祭りに出席したのでしょうなあ?隣の選挙区から有権者が参加しているかも知れないから顔を売るために選挙運動の一環としての参加だったのなら、皆が守っている「規則」を自分だけ破って歪んだ自尊心を満足させるような態度は逆効果でしかないでしょうに?!どうして民主党の議員は不自然に偉そうな態度を取るのでしょう?やはり長過ぎた野党暮らしに染まっている人が多いから、急に偉くなったと錯覚しているのでしょうなあ。
松崎氏は7月27日の納涼祭に来賓として出席。帰る際に駐車場から約30メートル離れた場所に自分の車を呼び寄せるよう、車両誘導担当の隊員に要求した。だが、歩行者の安全確保策として片側通行にしていた道路を逆走させることになるため、隊員は松崎氏に駐車場まで歩くよう求めた。ところが、松崎氏は歩行者はいないとして車を寄せるよう指示。隊員が拒否したところ、「おれをだれだと思っているのか」「お前では話にならない」などと発言した。
■松崎議員は「歩行者はいない!」と運転手に信号無視をさせたり、一方通行を逆行させるような恐ろしい運転を指示しているのでしょうか?自衛隊側には四角四面の「撃たれるまで撃つな」と窮屈で危険な順法精神を強要していながら、自分は簡単な規則さえ守らないというのでは自衛隊員の心に小波が立ちそうです。それが集まって大波になっても知りませんぞ。
別の隊員が松崎氏の秘書が運転する車を逆走させる形で寄せると、「やればできるじゃないか」という趣旨の発言もした。誘導担当の隊員が「2度と来るな」とつぶやくと、松崎氏は「もう1度、言ってみろ」と迫ったとされる。こうした過程で、松崎氏が誘導担当の胸をわしづかみにする場面もあったという。……
2010年11月18日 産経新聞
■自衛隊の隊員と格闘でもしようとしたのか?相手は「撃たれるまで撃てない」自衛隊だから安心して侮辱しても大丈夫だと思っていたのか?まるで隣国の酒乱暴走衝突船長みたいな話ですなあ。ああ、それで証拠映像を国家機密にしたのか?!あの暴走衝突船の勇姿?は民主党の本性と通じるところがあると誰かさんが思ったのかも。
■因みに警察も海上保安庁も自衛隊も官僚組織に含まれていますから、これらを敵に回す政権が誕生したら国家は大きく動揺し始めるでしょうし、やがては統治が効かなくなって政府は崩壊してしまう危険がありましょう。
民主党の松崎哲久衆院議員(60)=埼玉10区=が今年7月、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で行われた納涼祭で秘書が運転する車を呼び寄せる際、空自側の規則どおりの対応に不満を抱き、隊員に「おれをだれだと思っているのか」と“恫喝”ともとれる発言をしていたことが17日、分かった。防衛省幹部や、自衛隊を後援する民間団体「航友会」関係者が明らかにした。入間基地では今月3日の航空祭で、航友会の会長が「民主党政権は早くつぶれてほしい」と発言。これを受け、防衛省は自衛隊施設での民間人による政権批判の封じ込めを求める事務次官通達を出した。松崎氏は会場で会長の発言も聞いており、周囲に強い不快感を示していたため、「納涼祭でのトラブルも遠因になり、異例の通達につながったのでは」(防衛省幹部)との見方も出ている。……
■松崎哲久さんは立派な閨閥に属し東大法学部と米国ハーバード大で学び、昭和57年(1982年)から自由民主党の総合政策研究所の主任研究員になって、平成4年(1992年)に日本新党の結成に参画して立候補するも落選、その結果に腹を立てて党内で訴訟闘争を起こした後、やっと民主党の議員になれたという優秀な割には苦労を重ねたエライ人のようです。「恫喝」事件が起こった入間市は松崎さんの選挙区の南隣の埼玉9区ですから、「俺を誰だと思ってんだ!」と凄んでみても「知らないねえ」と言われても仕方がないかも?
■分からないのは航友会の会長さんの発言に隊員の中から万雷の拍手喝采が起こったのかどうかという点です。「法律に通じた」官房長官よりも、自衛隊員は政治的中立を徹底的に教育されているはずですから、きっと拍手したい気持ちとぐっと抑えて手を固く握りしめていただろうと想像されます。民主党は文句があるのなら航友会の会長本人に言うべきでしょうし、自衛隊に参加者の言動を制御・制止させようという不純な動機は、最後には国民を武力で押さえ込む恐怖政治へと続いて行きそうで心配です。
■松崎議員はご自信のHPによりますと、現在の役職は『民主党広報委員長代理・民主党政調「文部科学部会」座長・衆議院「文部科学常任委員会」理事・衆議院「倫理・選挙特別委員会」理事』となっておりますから、隣の選挙区で自衛隊員を相手に「俺を誰だと思ってるんだ!」と吼えてみても余り意味が無いような気がしますし、そもそも、文部科学省に関連する仕事をしている松崎さんは何用あって自衛隊のお祭りに出席したのでしょうなあ?隣の選挙区から有権者が参加しているかも知れないから顔を売るために選挙運動の一環としての参加だったのなら、皆が守っている「規則」を自分だけ破って歪んだ自尊心を満足させるような態度は逆効果でしかないでしょうに?!どうして民主党の議員は不自然に偉そうな態度を取るのでしょう?やはり長過ぎた野党暮らしに染まっている人が多いから、急に偉くなったと錯覚しているのでしょうなあ。
松崎氏は7月27日の納涼祭に来賓として出席。帰る際に駐車場から約30メートル離れた場所に自分の車を呼び寄せるよう、車両誘導担当の隊員に要求した。だが、歩行者の安全確保策として片側通行にしていた道路を逆走させることになるため、隊員は松崎氏に駐車場まで歩くよう求めた。ところが、松崎氏は歩行者はいないとして車を寄せるよう指示。隊員が拒否したところ、「おれをだれだと思っているのか」「お前では話にならない」などと発言した。
■松崎議員は「歩行者はいない!」と運転手に信号無視をさせたり、一方通行を逆行させるような恐ろしい運転を指示しているのでしょうか?自衛隊側には四角四面の「撃たれるまで撃つな」と窮屈で危険な順法精神を強要していながら、自分は簡単な規則さえ守らないというのでは自衛隊員の心に小波が立ちそうです。それが集まって大波になっても知りませんぞ。
別の隊員が松崎氏の秘書が運転する車を逆走させる形で寄せると、「やればできるじゃないか」という趣旨の発言もした。誘導担当の隊員が「2度と来るな」とつぶやくと、松崎氏は「もう1度、言ってみろ」と迫ったとされる。こうした過程で、松崎氏が誘導担当の胸をわしづかみにする場面もあったという。……
2010年11月18日 産経新聞
■自衛隊の隊員と格闘でもしようとしたのか?相手は「撃たれるまで撃てない」自衛隊だから安心して侮辱しても大丈夫だと思っていたのか?まるで隣国の酒乱暴走衝突船長みたいな話ですなあ。ああ、それで証拠映像を国家機密にしたのか?!あの暴走衝突船の勇姿?は民主党の本性と通じるところがあると誰かさんが思ったのかも。