いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
断食
※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。
********************************************
2人の瞑想達人のもとで修行し、「無我」を体験したシッダッタ。
当時、頂点と言われていた先生の教えを会得できたものの、実際には完全に苦悩が消えたとは言えない状態でした。
この時点で明確だったのは、
◎幸・不幸は物質や環境に左右されるものではない。
◎人間は本来「ない」ものを「ある」と錯覚することで、苦悩の原因を生んでいる。
◎苦悩の原因は「欲」。つまり、自分の心の問題。
◎苦悩の原因が「欲」ならば、「欲」を滅することで苦悩はなくなる。
◎「無我」を経験しても、欲がなくなるというワケではない。
さて…
この「欲」をどうやって克服しようか…
頂点と言われる瞑想達人でさえ克服できなかったのだから、やはり瞑想以外の方法しかないのかもしれない…
よし、ここは一つ、徹底的に「欲」を我慢してみることにしよう。
そうしてシッダッタは、数ある苦行の中から「断食」をセレクトしました。
これを我慢できれば、他の欲も我慢できるはず…。
人間とはどうしても切り離せない、「食欲」を我慢することで、欲に打ち勝とうと思ったのです。
それに、断食であれば、「身体を軽くすることで心が清められる」というあの噂の検証も同時に行えます。
( ゜ д゜) 「おお!いよいよ王子が苦行に入られるぞ!!」
( ゜ ー゜) 「リーダー。これでいよいよ仏陀の誕生ですね。」
( ゜ д゜) 「ああ。本当に楽しみだ。」
サトレンジャーの面々は、この時を本当に心待ちにしていました。
と、言いますのも、実はこの5人、王子が家出をする前から、この時を待っていたんです。
サトレンジャーレッドこと、リーダーのコンダンニャは、王子が生まれる前から王宮の家来として働いていました。
王子が誕生した直後、コンダンニャは予知能力でこの赤ん坊が将来仏陀になることを知るのです。
そして、同じ王宮で働く同僚4人にその事を話しました。
( ゜ д゜) 「この王子は、将来仏陀となるぞ!」
その話をした4人の同僚とは、アッサジ・マハーナーマン・バッディヤ・ヴァッパのお父さん達。
すでに高齢だったその4人は、自分の息子にその話を伝えました。
「コンダンニャが言うには、いずれ王子は出家し、修行の末に仏陀となるらしい。王子が出家するなどとは信じられないが、万が一そのような事があったら、全てを捨てて出家し、王子の後を追うように。」
信じられなかった夢物語が、もうすぐ現実になりそうなのでから、その期待は最高潮に達していました。
( ̄д ̄ ) 『それでは、これから断食に入ります。』
(`д´)ゝ(`-´)ゝ(`ム´)ゝ(`∀´)ゝ(`ω´)ゞ 「はいっ、頑張ってくださいませ!!」
そして、1日1食、2日に1食、3日に1食、1週間に1食と、徐々に食事の量を減らしていきました。
なのですが…
( ̄д ̄;) 『う~ん。ちっとも悟れない…。1週間に1食とはいえ、食べていることに変わりはない。よし、もっと減らしてみるか。』
そうしていよいよ「1食:ご飯ひとつまみ」という量まで減らしてみました。
なのですが…
( ̄д ̄;) 『う~ん。やっぱり悟れない…。少量とはいえ、私はまだお米を食べている。おいしいモノを求めてしまう、そういう心が問題だな。よし…』
そして…
(;゜ д゜) 「ゲ…」
( ゜ ー゜) 「どうしたのリーダー?」
(;゜ д゜) 「お、王子が…」
( ゜ ー゜) 「王子が?」
(;゜ д゜) 「うんこ食べてる…」
(;゜ 皿゜) 「さ、さすが…」
←1日1回でいいです。
********************************************
2人の瞑想達人のもとで修行し、「無我」を体験したシッダッタ。
当時、頂点と言われていた先生の教えを会得できたものの、実際には完全に苦悩が消えたとは言えない状態でした。
この時点で明確だったのは、
◎幸・不幸は物質や環境に左右されるものではない。
◎人間は本来「ない」ものを「ある」と錯覚することで、苦悩の原因を生んでいる。
◎苦悩の原因は「欲」。つまり、自分の心の問題。
◎苦悩の原因が「欲」ならば、「欲」を滅することで苦悩はなくなる。
◎「無我」を経験しても、欲がなくなるというワケではない。
さて…
この「欲」をどうやって克服しようか…
頂点と言われる瞑想達人でさえ克服できなかったのだから、やはり瞑想以外の方法しかないのかもしれない…
よし、ここは一つ、徹底的に「欲」を我慢してみることにしよう。
そうしてシッダッタは、数ある苦行の中から「断食」をセレクトしました。
これを我慢できれば、他の欲も我慢できるはず…。
人間とはどうしても切り離せない、「食欲」を我慢することで、欲に打ち勝とうと思ったのです。
それに、断食であれば、「身体を軽くすることで心が清められる」というあの噂の検証も同時に行えます。
( ゜ д゜) 「おお!いよいよ王子が苦行に入られるぞ!!」
( ゜ ー゜) 「リーダー。これでいよいよ仏陀の誕生ですね。」
( ゜ д゜) 「ああ。本当に楽しみだ。」
サトレンジャーの面々は、この時を本当に心待ちにしていました。
と、言いますのも、実はこの5人、王子が家出をする前から、この時を待っていたんです。
サトレンジャーレッドこと、リーダーのコンダンニャは、王子が生まれる前から王宮の家来として働いていました。
王子が誕生した直後、コンダンニャは予知能力でこの赤ん坊が将来仏陀になることを知るのです。
そして、同じ王宮で働く同僚4人にその事を話しました。
( ゜ д゜) 「この王子は、将来仏陀となるぞ!」
その話をした4人の同僚とは、アッサジ・マハーナーマン・バッディヤ・ヴァッパのお父さん達。
すでに高齢だったその4人は、自分の息子にその話を伝えました。
「コンダンニャが言うには、いずれ王子は出家し、修行の末に仏陀となるらしい。王子が出家するなどとは信じられないが、万が一そのような事があったら、全てを捨てて出家し、王子の後を追うように。」
信じられなかった夢物語が、もうすぐ現実になりそうなのでから、その期待は最高潮に達していました。
( ̄д ̄ ) 『それでは、これから断食に入ります。』
(`д´)ゝ(`-´)ゝ(`ム´)ゝ(`∀´)ゝ(`ω´)ゞ 「はいっ、頑張ってくださいませ!!」
そして、1日1食、2日に1食、3日に1食、1週間に1食と、徐々に食事の量を減らしていきました。
なのですが…
( ̄д ̄;) 『う~ん。ちっとも悟れない…。1週間に1食とはいえ、食べていることに変わりはない。よし、もっと減らしてみるか。』
そうしていよいよ「1食:ご飯ひとつまみ」という量まで減らしてみました。
なのですが…
( ̄д ̄;) 『う~ん。やっぱり悟れない…。少量とはいえ、私はまだお米を食べている。おいしいモノを求めてしまう、そういう心が問題だな。よし…』
そして…
(;゜ д゜) 「ゲ…」
( ゜ ー゜) 「どうしたのリーダー?」
(;゜ д゜) 「お、王子が…」
( ゜ ー゜) 「王子が?」
(;゜ д゜) 「うんこ食べてる…」
(;゜ 皿゜) 「さ、さすが…」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/e9/b8a4bcdc22643fc1ac2303b742061ba6.png)
コメント ( 14 ) | Trackback ( )
« 探求 | 瀕死 » |
真似出来まてんな…(笑)
さすがです。
え~~~~~っ!
最後のはオチですか?それともノンフィクションですか?
あ、あまりにも衝撃的すぎて…
王子がス〇〇ロなんて…
そして、それから それから・・・・・
あるものはある、ないものはない。
学ばせてもらった。
うっそぉぉ~~~~~~~~~~~~。
じゃあ、なんで欲だらけの現世に生まれてきたんでしょーか?????
人は自分にもっともふさわしい場所にいるそうです。
これが私のステージ? はいはい。
極限になったら食べれるのかな???
でも、う〇こを食べると言う経験ってすごいよ。
それを真面目にやってしまうほど
迷っていた・・・。
迷いとは、ある意味で、何でもしてしまう状態なのかもしれないですね。
究極を求めると、過程の途中で、何でも取り入れてしまい逆に焦点があっていないことに焦るあまり、代わりに何ででもいいから埋めようとする刹那さを感じます。
あはは。
ぽんさん
そういえば、飲尿健康法みたいなのって、昔ありましたよね。
ふ~みんさん
>最後のはオチですか?それともノンフィクションですか?
僕の創作じゃないですよ。
原始仏教の聖典に載ってるんです。^^
夢さん
なんか、ハクション大魔王の合間合間に入るキャラクターみたいですね。w
aさん
あはは。
旅人さん
ん?
ふじこーさん
ヾ(`⌒´メ)ノ″ 人がせっかくウンコの話してるのに、カレーの話すんな!(←通常の逆パターン)
苺さん
( ̄一* ̄)b
Unknownさん
ね。
でも、意味合いはちょっと違うか。
chieさん
>じゃあ、なんで欲だらけの現世に生まれてきたんでしょーか?????
簡単です。僕たち、「欲」が大好きだからです。
望み通りです。
kuroさん
うんうん。
所詮この世は「欲界」です。
kameさん
確かにね。そう経験するもんじゃないですよね。
一部、お好きな方々もおりますが…
リアさん
うんうん。