いまさらながらの原点回帰
あの世に聞いた、この世の仕組み
鬱
おそらくは、昨日ご紹介したエネルギーの動きの影響で。
ここ最近、鬱のご相談が急増しております。
SNSでもお知らせしましたが、これは、個人的な問題ではなく、世界が新しい時代にシフトしようとしている影響ですので、決してあなたのせいではありません。
お辛い感じかとは思いますが、どうぞご自身を責めないようにしてあげてください。
そもそも「自我」というのは、個人的なものではありません。だって、本当は誰もいないんだから。
自我は、僕たちに“わたしがいる”という錯覚を与える、壮大なシステム(及びそれによって生じた感覚)です。
「我が強い」などと言った表現もありますが、これは「自我システムの影響を強く受けている」となります。
そもそも僕たちの存在は、何者でもありません。
なんのラベルもついていない、ピュアな存在です。
しかし、一歩社会に入ると、そこには「役割」というものが見えてきます。
何者でもない存在が、「役割(何者か)」という小さな檻に閉じ込められている息苦しさや窮屈さ、不自由さ、そういったところにストレスが生じます。
「わたし」と「役割」を同一化しすぎ、本来の何者でもないわたしが忘れさられ、役割としてしか生きられない状況が続いたとき、鬱が発症します。
ご存じの方も多いかとは思いますが、鬱になりやすい人の特徴として、こんな要素が挙げられています。
真面目・責任感が強い・完璧主義・他者からの評価が高い・正義感や道徳観が強い
これらはすべて、「役割を全うしよう」とする姿です。
本来持っている気質が、担っている役割と一致できていればラッキーですが、役割というのは日常の中で頻繁に切り替えられ、複合的に働くものですので、一筋縄では一致させることができません。
気質と、求められる役割に乖離があるのなら、なおのこと苦しみは増します。
内向的な気質の人が、社交性を求められると、辛いですよね?
そういうようなこと。
このこと、いずれもっとわかりやすくご説明したいと思っていますが、まず現段階で知っておいていただきたいことは、『あなたは、本来何者でもない』ということです。
いま抱えている苦しみは、その「役割」がなければ、苦しむ必要のないことだと、気づくことはできますか?
何者かになろう、何者かであり続けようという衝動が、逆に自身を苦しめていることに気づけますか?
躍起になって獲得した役割・肩書であれば、なおのこと手放すことが困難かとは思いますが、役割はあくまで「仮の姿」であって、本来のあなたではありません。
「役割を手放す」という言葉を、会社を辞めろだとか、離婚しろだとか、そういうふうには取らないでください。
会社にいようと、家庭があろうと、状況に関係なく、今現在も、本来あなたは何者でもないのです。
自我システムの働きによって、僕たちは、人を「人」としてではなく、「役割」として見るように誘導されています。
会社にいれば「肩書」が、家庭に帰っても「父や母(夫や妻)」「長女や次男(うちの子)」といった役割が、外食しても「お客さん」という役割が、遊びにいっても「友達や恋人」などといった役割が。
どこに身をおいても役割から逃れることができません。
その役割一つ一つに、「こうあるべき・こうあらねば・〇〇らしさ」が求められ、その理想像と、実際に現れている立ち居振る舞いが比較され、それが、評価・査定として降り掛かっています。
そして、「TPOをわきまえない」「空気を読みなさい」「協調性を持ちなさい」と教えられてきました。
これらは、言葉を変えると「あなたが置かれている状況を瞬時に判断し、的確な役割として、それを全うしなさい」という教えです。
素の気質がどんなものかなんて関係ない。あなたは、あなたが求められている役割として振る舞いなさい、周囲の期待に応えなさいと。
そりゃあ、そんなのまともに聞いてたら、誰だっておかしくなるよ。
っていうか、僕もかつてそこにハマっておかしくなってたんだから。
だから、ね。
何者でもない、素の自分を許して、そこにくつろいでみましょう。
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インフォメーションいろいろ
\
毎月恒例のお話会、9月は以下の予定で開催します。
平日のお話会「月イチ☆」
◎9月13日(金)19:30〜 三鷹産業プラザ 703会議室
◎9月24日(火)19:30〜 名古屋:ウインクあいち 1008会議室
◎9月26日(木)19:00〜 大阪:大阪産業創造館 パソコン実習室
参加費:東京2,000円、大阪・名古屋2,500円
上記、平日のお話会は事前のご予約は不要の当日会場受付となります。
お気軽にご参加ください。
*****
あまりの本音丸出しに出演者が冷や汗をかき、観客が自主規制するほどのきわどいトーク連発で伝説となった芝居仕立てのアドリブ劇『TAIZO'S BAR』。
昨年の「VOL.1」に続き今年4月に開催された『VOl.2』も大きな反響を呼びました。
さて今回は『TAIZO'S BAR THE BACK STAGE』と題して、TAIZO'S BARの舞台の裏側で起きた出来事や、諸般の事情でステージでは語り尽くせなかったトピックにスポットを充て、いつものスピ系作家三人が語る正真正銘の本音トークライブ。
VOL.2の模様をまとめたダイジェスト映像を交えながら解説するコーナーも。
今回のトークライブはTAIZO'S BARのBACKSTAGEなだけに、芝居に逃げられない完全に素顔のトーク。
バーのマスター役の白石泰三(パラレルワールドで待ち合わせ」著者)と常連客役の堀内恭隆(「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」著者)、雲黒斎(「あの世に聞いた、この世の仕組み」著者)の三人の頭の中を白昼のもとにさらします。
【日時】9月16日(月・祝) トークライブ 14:00〜/アフターパーティ 17:00〜
【会場】Nagatacho GRiD SPACE0 ルーム
【出演】白石泰三・堀内恭隆・雲黒斎
※詳細・お申し込みは【こちら】からお手続きいただけます。
**********
カウンセリングでも、セラピーでも、コーチングでもない、雲 黒斎とのプライベートトーク。
このセッションでは、どんなテーマにも囚われず、あなたの望むまま自由にお話を進めていきます。
これまで雲 黒斎のブログや書籍、トークライブなどに触れた事で生まれたアレコレに対する疑問から、
個人的な話題にいたるまで、1対1で90分間じっくりとお話します。
お話を伺いながら、気づきや、深刻さから抜け出るヒントをご提供いたします。
東京の平日、ナイト&ホリディに続き、名古屋・大阪での受付を開始しました。
月イチのお話会でお伺いする日程のみで、お受け出来る枠に限りがございますが、ご都合が合いましたらご利用ください。
詳細・お申し込みは【こちら】から
←あなたにはこれを押す、「読者」という役割がある? いえいえ、そんな役割をもたずとも、押すも押さぬも自由です。
ここ最近、鬱のご相談が急増しております。
SNSでもお知らせしましたが、これは、個人的な問題ではなく、世界が新しい時代にシフトしようとしている影響ですので、決してあなたのせいではありません。
お辛い感じかとは思いますが、どうぞご自身を責めないようにしてあげてください。
そもそも「自我」というのは、個人的なものではありません。だって、本当は誰もいないんだから。
自我は、僕たちに“わたしがいる”という錯覚を与える、壮大なシステム(及びそれによって生じた感覚)です。
「我が強い」などと言った表現もありますが、これは「自我システムの影響を強く受けている」となります。
そもそも僕たちの存在は、何者でもありません。
なんのラベルもついていない、ピュアな存在です。
しかし、一歩社会に入ると、そこには「役割」というものが見えてきます。
何者でもない存在が、「役割(何者か)」という小さな檻に閉じ込められている息苦しさや窮屈さ、不自由さ、そういったところにストレスが生じます。
「わたし」と「役割」を同一化しすぎ、本来の何者でもないわたしが忘れさられ、役割としてしか生きられない状況が続いたとき、鬱が発症します。
ご存じの方も多いかとは思いますが、鬱になりやすい人の特徴として、こんな要素が挙げられています。
真面目・責任感が強い・完璧主義・他者からの評価が高い・正義感や道徳観が強い
これらはすべて、「役割を全うしよう」とする姿です。
本来持っている気質が、担っている役割と一致できていればラッキーですが、役割というのは日常の中で頻繁に切り替えられ、複合的に働くものですので、一筋縄では一致させることができません。
気質と、求められる役割に乖離があるのなら、なおのこと苦しみは増します。
内向的な気質の人が、社交性を求められると、辛いですよね?
そういうようなこと。
このこと、いずれもっとわかりやすくご説明したいと思っていますが、まず現段階で知っておいていただきたいことは、『あなたは、本来何者でもない』ということです。
いま抱えている苦しみは、その「役割」がなければ、苦しむ必要のないことだと、気づくことはできますか?
何者かになろう、何者かであり続けようという衝動が、逆に自身を苦しめていることに気づけますか?
躍起になって獲得した役割・肩書であれば、なおのこと手放すことが困難かとは思いますが、役割はあくまで「仮の姿」であって、本来のあなたではありません。
「役割を手放す」という言葉を、会社を辞めろだとか、離婚しろだとか、そういうふうには取らないでください。
会社にいようと、家庭があろうと、状況に関係なく、今現在も、本来あなたは何者でもないのです。
自我システムの働きによって、僕たちは、人を「人」としてではなく、「役割」として見るように誘導されています。
会社にいれば「肩書」が、家庭に帰っても「父や母(夫や妻)」「長女や次男(うちの子)」といった役割が、外食しても「お客さん」という役割が、遊びにいっても「友達や恋人」などといった役割が。
どこに身をおいても役割から逃れることができません。
その役割一つ一つに、「こうあるべき・こうあらねば・〇〇らしさ」が求められ、その理想像と、実際に現れている立ち居振る舞いが比較され、それが、評価・査定として降り掛かっています。
そして、「TPOをわきまえない」「空気を読みなさい」「協調性を持ちなさい」と教えられてきました。
これらは、言葉を変えると「あなたが置かれている状況を瞬時に判断し、的確な役割として、それを全うしなさい」という教えです。
素の気質がどんなものかなんて関係ない。あなたは、あなたが求められている役割として振る舞いなさい、周囲の期待に応えなさいと。
そりゃあ、そんなのまともに聞いてたら、誰だっておかしくなるよ。
っていうか、僕もかつてそこにハマっておかしくなってたんだから。
だから、ね。
何者でもない、素の自分を許して、そこにくつろいでみましょう。
/
インフォメーションいろいろ
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毎月恒例のお話会、9月は以下の予定で開催します。
平日のお話会「月イチ☆」
◎9月13日(金)19:30〜 三鷹産業プラザ 703会議室
◎9月24日(火)19:30〜 名古屋:ウインクあいち 1008会議室
◎9月26日(木)19:00〜 大阪:大阪産業創造館 パソコン実習室
参加費:東京2,000円、大阪・名古屋2,500円
上記、平日のお話会は事前のご予約は不要の当日会場受付となります。
お気軽にご参加ください。
*****
あまりの本音丸出しに出演者が冷や汗をかき、観客が自主規制するほどのきわどいトーク連発で伝説となった芝居仕立てのアドリブ劇『TAIZO'S BAR』。
昨年の「VOL.1」に続き今年4月に開催された『VOl.2』も大きな反響を呼びました。
さて今回は『TAIZO'S BAR THE BACK STAGE』と題して、TAIZO'S BARの舞台の裏側で起きた出来事や、諸般の事情でステージでは語り尽くせなかったトピックにスポットを充て、いつものスピ系作家三人が語る正真正銘の本音トークライブ。
VOL.2の模様をまとめたダイジェスト映像を交えながら解説するコーナーも。
今回のトークライブはTAIZO'S BARのBACKSTAGEなだけに、芝居に逃げられない完全に素顔のトーク。
バーのマスター役の白石泰三(パラレルワールドで待ち合わせ」著者)と常連客役の堀内恭隆(「夢をかなえる人のシンクロニシティ・マネジメント」著者)、雲黒斎(「あの世に聞いた、この世の仕組み」著者)の三人の頭の中を白昼のもとにさらします。
【日時】9月16日(月・祝) トークライブ 14:00〜/アフターパーティ 17:00〜
【会場】Nagatacho GRiD SPACE0 ルーム
【出演】白石泰三・堀内恭隆・雲黒斎
※詳細・お申し込みは【こちら】からお手続きいただけます。
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カウンセリングでも、セラピーでも、コーチングでもない、雲 黒斎とのプライベートトーク。
このセッションでは、どんなテーマにも囚われず、あなたの望むまま自由にお話を進めていきます。
これまで雲 黒斎のブログや書籍、トークライブなどに触れた事で生まれたアレコレに対する疑問から、
個人的な話題にいたるまで、1対1で90分間じっくりとお話します。
お話を伺いながら、気づきや、深刻さから抜け出るヒントをご提供いたします。
東京の平日、ナイト&ホリディに続き、名古屋・大阪での受付を開始しました。
月イチのお話会でお伺いする日程のみで、お受け出来る枠に限りがございますが、ご都合が合いましたらご利用ください。
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←あなたにはこれを押す、「読者」という役割がある? いえいえ、そんな役割をもたずとも、押すも押さぬも自由です。
コメント ( 3 ) | Trackback ( )
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鬱病になるか他人を傷つける犯罪者になるかでしょう。
今日なんか特に、台風が物凄い気圧の変化を連れてきた影響か、
喉や胸の辺りが締め付けられるような違和感があります。
で、以前はそういう時、気が付いたらゼコゼコしてる気がして、
「あ、ヤバッ!!」と感じ、ゼコゼコから咳が出ると、
イライラしたり気分が悪くなってました。
今は、
「喉に違和感あるってことは、
喉が気圧の変化の影響でか狭くなって、痰が絡んでるってだけ」
と理解しているので、できるだけ早めにそうと気付いて、痰を出すだけです。
ただそれだけで、ゼコゼコも無いし、咳き込む事も無いです。
ただ単に『ありのまま』を知って対処すると、それだけで楽になってお得です(笑)
ちなみに痰の出し方ですが、
個人的には、口からゆっくり細く息を吐き続けると、
「キューッ!!」と音が鳴りつつ、痰がゆっくりと上がってきて、楽に出せます。
無理やり咳き込んで痰を出すのは、できるだけ止める方がいいと思います。