沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩619 国家に侵略されている沖縄からその他の日本人へ

2016年07月20日 14時42分12秒 | 政治論

 この国は恐ろしい国だ。アメリカは恐ろしい国だ。日本人は恐ろしい国民だ。米国人は恐ろしい国民だ。自分は卑怯な人間だ(口ばっかりで行動に移さない)。あなた方は見て見ぬ振りするひとたち、エゴイスト、ていたらく、お門違い、情けないひとたち。多分お前さん方はヤマトゥ(日本本土を沖縄の人は一種の違和感、一種の軽蔑、憎しみを込めてそう言う)の大新聞の片隅にあるかもしれない沖縄惨状に関する数行の記事さえ発見できず、しかもメデア等では殆ど伝えられてない沖縄のことを、同じ日本の同朋の住む一地域で実際に起こっていることを、それがあなたがたの国家政府乃至その国策によって起こされていることを、知らないか、知っても気にせず日々の暮らしに勤しむか、あるいはどうにかなるだろうと思い込もうとしているか、とにかくどこか遠くの場所で何気に起こっていることとうっすら感じている程度のところにいて、あなた方の国家政府がやっていることの恐ろしい犯罪性について、自分の、自分たちヤマトウンチュの問題として考えることなど全く意識したことすら未だかつてなかった、今もこれからもそうだ、ということを沖縄移住者である筆者は痛いほどよくわかっている。

 よくわかっているがだからこそ彼らを筆者は決して許しはしない。自分を許しはしない。国家政府を許しはしない。安倍晋三を許しはしない。アメリカを許しはしない。原爆を二つも落としたトルーマンを決して許しはしない。歴史的事実を改竄し間違ったことを子供たちに吹き込もうとしているあらゆる政治家、右翼、軍国主義者、金儲け主義の財界人、戦前復帰主義者、大日本帝国復活待望者たちを許しはしない。日本会議をぶっ潰せ。イスラムテロと同根の報復的亡国論者たちだ。彼らは結局宗教性を帯びた幻想的強者による覇権主義者であり、ナチスヒトラー直伝、優性遺伝子保存のための完全排外主義者であり、別次元の国家を立ち上げて軍国化を図り米国に付き従って世界中を砲弾の火中に巻き込もうという気違い集団である(彼らの意図に関わらず現実はそのようにしか推移しない。持たざる国は軍備も持ってはならないようにできている)。

 今、沖縄県本島北部、プロゴルファー宮里藍の出身地である東村にある高江という地区で起こっていること、国がアメリカと共謀してやろうとしていることは、全国各地から県警機動隊、警視庁機動隊を数百人数千人かき集めて、抗議しオスプレイに憤るわずか数十人程度の住民、県民、有志を強権的に排除し住民の生活維持活動を妨害し、児童の教育環境を破壊することだ。

 米軍北部訓練場として沖縄県本島北端の亜熱帯樹林帯のジャングル(国頭郡の東村、国頭村にまたがる総面積78.33km²の広大な土地)を兵士訓練用に使役していた米国政府は、ほぼ国有地で占められた同地の半分を返還する代わりに、6基のヘリパッド(主にオスプレイ用)を新たに造るべく、普天間移設など含めSACO合意として日本政府と取り決めた。つまり、辺野古も高江も同じ意味の新基地建設を移設先という欺瞞言辞でごまかしたのである。それが通用すると考えるところにこの国の「沖縄差別」の醜い本質が厳然と横たわっている。沖縄県民が甘んじてこれを受け入れるはずもない。

 何故沖縄県は他府県と違ってここまで郷土におけるあらゆる国家的軍事的展開を拒むか、と言えば、大きな要因は「沖縄戦」体験にある。沖縄の歴史においてこれほど陰残な、これほど悲劇的な、永久に語り継がねばならない過酷な体験はなかったと言えるだろう。その戦史戦記体験記又は体験者の語りの一端に触れただけで、多くの人は涙なしにいられまい。県民の4人に1人が亡くなり、一家掃滅の憂き目にあった家族も数知れない。戦闘要員に駆り出された学徒青少年の惨たらしい結末は未だに癒えない深い傷跡を県民の記憶の中に残している。

 筆者は10年前にここに移住してからこうしたものにふれるにつれ、いよ増しに反戦、避戦、厭戦意識に誘われた。そして同時に国が沖縄県に対して示している姿勢が余りに情けないものに思え、知らず怒りが膨れ上がって止まなかった。どこまでも国と沖縄は交じり合わない。何故、力関係で上のはずの国がそれでなくともむしろ哀情を誘う存在の沖縄いじめに躍起になっているのか、到底理解できるものではなかった。

 ヤマトゥの日本人よ、移住者の筆者から見ても、あなた方は総じて沖縄に対し冷淡である。否、もしかするとあなたがたはその他の多くの方面で冷酷かもしれない。筆者はそれをあなた方のエゴイズムと思っている。個人主義でなく利己主義というもの、それはしばしば他人の不幸を喜んでいるようなそういうもの。そしてそれは現代人である多くの人間に共通してあるものかもしれない。自分を許してはならない、と思う。自分の中の残酷な未必の故意的犯罪加担者である自分をこそ許してはならない。それは等しく現代人の倫理的な重大な差し迫ったものとして突きつけられているのではないかと。(つづく)

 


詩596 沖縄タイムス ツイート 辺野古、高江現在

2016年07月20日 13時41分19秒 | マスコミジャーナリズム
 

詩596 琉球新報記事 高江の検問 識者はこう見る「要件満たさず違法」 小口幸人氏(弁護士)

2016年07月20日 13時36分29秒 | マスコミジャーナリズム

高江の検問 識者はこう見る「要件満たさず違法」 小口幸人氏(弁護士)

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-319713.html

 検問の目的は「高江に行くと検問される」と表現の自由を萎縮させ、座り込みに来る人数を減らしにきたとしか思えない。県警がみだりに個人情報を集めるのは自己情報をコントロールする権利を侵害し、違法だ。「ここまでやるか」という思いだ。(抜粋)

沖縄・高江の検問 「生活影響」「説明を」 警察に抗議、もみ合い

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-319712.html

こいつら(警察)、国の回し者の言い分などに正当性など最初からなく、法だ何だと言って彼らがこれを守ったことなどありはしないのだ。従って、この国は少なくとも沖縄では警察はあってなきがごとく市民を守ることをせず却って住民のためにならないことを平然と実行する不届き者の集合である。




詩596 三上智恵氏 ツイート

2016年07月20日 07時54分27秒 | マスコミジャーナリズム

https://twitter.com/chiemikami

7月17日

「標的の村」ファンの皆さん、出番です。高江工事強行です。東京、福岡、神奈川、全国から機動隊千人がが続々沖縄入り。地域の安全を守る警察官の皆さんに沖縄を弾圧に行かないで欲しいと地元でぜひ伝えてください。若者たちを国の傭兵として沖縄制圧の暴力に使わせないで下さい。彼らを守って下さい!


詩596 高江の現状 『オスプレイ・パッド建設阻止緊急集会』のお知らせ

2016年07月20日 07時48分42秒 | マスコミジャーナリズム

『オスプレイ・パッド建設阻止緊急集会』のお知らせ

高江の現場で、緊急抗議集会を開催します。
御参加よろしくお願いします。

集会名称 『オスプレイ・パッド建設阻止緊急集会』
日時 2016年7月21日(木)午後2時~3時
場所 オスプレイパッド工事予定現場N1前
主催 基地の県内移設に反対する県民会議  「ヘリパッドいらない」住民の会
高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会 

(全文コピー)


詩596 沖縄タイムス記事 <高江ヘリパッド>「いつまで続く」防衛局職員の過酷な警備

2016年07月20日 07時41分41秒 | マスコミジャーナリズム

<高江ヘリパッド>「いつまで続く」防衛局職員の過酷な警備

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179158

防衛局職員よ。あなた方(高江に動員されているすべての公務員)がやっていることに実際は何の正当性もないのだよ。だから全員でサボタージュするのがあなた方の最良の人間的行為だ。あなたがたが今感じていることがこの事態に対する普通の市民のあたりまえな普通の答えだ。組織の名のもとに命令一下必ず従わせる仕組みになっているため、あなた方は人間的意思さえ剥奪された機械、歯車、ロボット、と化して、同じ日本人同じ市民同じ人間である住民のあらゆる生存権生活権等人権を根こそぎ奪い去ろうとしている。それを意思を持たない組織人の犯罪加担行為という。先の大戦でナチスの犯罪が恐ろしいホロコーストを推進し得たのは、まさにナチス配下の普通の職業人が職務として実行していったその先に絶滅収容所があったからだ。あなた方は、高江の人々延いてはその周辺住民、あるいは広く沖縄県民の生活環境を破壊し、やんばるの森の貴重な自然環境を回復不能な世界に引きずり込み、世界の戦争のためだけにある米軍基地建設に勤しんでいる日本国家の一員として、今、ここにいる。戦争が合法的な人殺し行為だということは、いかにも公に許された殺人のように誤解されるが、現実は違う、イラクアフガンベトナムなどから帰還した兵士の多くがPTSDにさいなまれ、戦場神経症を患い、殆ど廃人のようになってしまうのだ。何人もの帰還兵が自殺に追い込まれる事例がある。何故なのか?本来、大部分の人は戦争とは言えこうした同じ人間を殺すことには精神的に持ちこたえられない真実を告げている。


詩596 琉球新報社説 <社説>知事の馬毛島視察 普天間問題考える契機に

2016年07月20日 07時12分24秒 | マスコミジャーナリズム

<社説>知事の馬毛島視察 普天間問題考える契機に

http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-319544.html

政府が「唯一の解決策」とする名護市辺野古以外にも、移設候補地は国内にあるとの問題提起である。辺野古が「唯一」ではないことを政府に突き付け、撤回させる手段の一つとみるべきだ。

翁長知事の視察への反発によって、米軍基地は国内のどこでも歓迎されない迷惑施設であることが改めてはっきりした。(抜粋)

結局、結論は軍隊、軍拡行為など全てその地域の住民を守るどころか必ず反発を招き反対運動が起きるということであり、何だかんだ理屈を並べて何となく押し付けようという国家の不埒千万な業務怠慢な姿勢がはっきりと見える。安倍晋三などはこうしたことを平然と居丈高に公言強行して止まない、とんでもない強権主義者、野蛮なドラ息子にすぎない。



詩596 琉球新報記事 辺野古陸上工事は移設関連 米、07年に工程表明記 政府説明と矛盾

2016年07月20日 07時03分36秒 | マスコミジャーナリズム

辺野古陸上工事は移設関連 米、07年に工程表明記 政府説明と矛盾

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-319556.html

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事の工程が記載され、「基地内(米軍キャンプ・シュワブ)の空いている敷地」に、埋め立てに先立ち隊舎や映画館などを整備していく計画が明記(抜粋)

歴史的事実の改竄さえためらいもなく実行する日本国だ、この程度の捩子曲げは屁とも思わないだろう。汚らわしい連中だ。犯罪国家そのもの、ならず者国家としかいいようもない。ここ沖縄ではこういうことが平然と繰り返されているし、今は高江でコソ泥どもが全国規模で悪事を働いている。警察などあってないようなもの、いや、その警察が市民を攻撃して止まない。とんでもない国だ。

高江、6月の夜間騒音24倍、383回に 1日当たりも8倍

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-319557.html

東村高江の米軍北部訓練場内にある「N4地区」のヘリパッド周辺(牛道)で、6月の夜間(午後7時~翌午前7時)の騒音発生回数が383回に上り、14年 度の月平均16・2回と比較して約24倍に上ることが分かった。同地区では昨年2月の供用開始以来、オスプレイの飛行訓練が実施されている。今年6月に東 村役場に寄せられた騒音に対する苦情件数は60件に上った。

日米でこの殺人的蛮行を高江で繰り返しているし、世界中がこれに抗議しない理由もわからない。人間的尊厳もへったくれもない。下卑た連中だ。反吐が出る。人間じゃあない。こんなやつらに一体この先何をされるか知れたものじゃあない。気違いに刃物とはよく言ったものだ。(因みに、こういう罵詈雑言をここに住む人たちは厳に慎んでいる、というか一切口にしない。ヤマトゥから移住したドマグレがたまらずわめいているのさ、本音を)

 

高江向け県道で検問 識者批判「警察権を乱用」

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-319561.html

背後には基地建設に向けた国家意思がある。県民の生活権、人権を侵害する国家の無謀な行為だ。大きな問題をはらんでおり、全国民に認識してもらわなければならない(抜粋)

官憲の違法行為、戦前の特高並だ。