沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩615 沖縄の独立 3

2016年07月04日 13時32分33秒 | 政治論

 台風1号(統計がある1951年以降では過去2番目の遅さで発生)は7月4日午前6時50分現在マリアナ諸島付近にあって毎時15kmで北北西に進んでいる。中心付近の気圧は996hp、中心付近の風速は20m/sとなっている。7月7日午前9時頃に沖縄先島諸島に最接近するという予想だが、このままのコースを辿るとは限らず、7日午前3時ころの沖縄南方海上到達時には955hpの強い台風に発達しているとみられる。当然本島地方にも海上中心に影響が出るだろう。琉球人にあってはいつも事前に台風対策がしっかりなされるのだが、それでも万全を期し抜かりなく周辺に気配りしなければならない。現在沖縄本島地方は抜けるような青空で早朝から30度を超える勢いで熱せられている。

 筆者は既に先月末に期日前投票を済ませているが、この選挙の(争点でなく)焦点は明らかに安倍政権不信任の1点で考えるべきであり、戦争法制、戦争への片道切符、一億玉砕軍国主義、といった一連の戦前回帰、大日本帝国礼賛政治を数の論理においてもストップさせるのが現今日本国民の最大の最終的な義務となろう。安倍晋三政権は間違いなく誤った国政誘導で世界的にも通用しない国体を誇示しようとしている。ヒトラーの野望は彼個人ただ一人の脳髄に去来した彼だけに通用する世界観によって始まった、ゲルマン民族優生遺伝システムによる第三帝国構築にあったが、その手法はこの安倍政権のやり方に酷似している。しかも国民の目から巧みにカモフラージュする欺瞞的陰謀によって速やかに事を進めている感がある。

 ドイツ国民は大方「(ナチスヒトラーに)やらせてみるか」程度の軽薄さで重大な選択ミスを犯した。そして戦後、自ら虐殺収容所の惨状を目の当たりにして漸くおのれらの、おぞましいほどの愚かしさに気づかされた。そうなってからではもう遅い。既に安倍晋三の「戦争国家への途」世界宣言によって、世界に駆ける平和活動従事者が身の危険に晒されていることが現実に示された。今後日本人渡航者にとって同様の地雷地帯が世界中に拡大するであろう。勿論国内にも安全地帯はなくなっていく。筆者にはこの安倍晋三の悪手が、多くの点で賢明さに欠け、亡国的な歩みを頑なに続けている、としか見えない。「辺野古唯一」の狂信ぶりを見るがいい。何の意味も戦略的効用もない押しつけ植民地手法で沖縄に基地公害を集中的にばら撒こうという犯罪だ。許しがたい。意図的に矛盾を見逃し、意図的に人命を危機に陥れ、故意に琉球人を軍隊による殺戮と基地あるが故の殺人的ストレスの渦中に置き去りにする、明らかな人道的犯罪だ。

 沖縄県民にとっても日本国民にとっても、このような為政者の手に全権をゆだねるようなことがあってはならない。おそらくそれは、向後数十年にわたって後悔するようなことを予定している。(つづく)

 

 

 


詩596 沖縄タイムス記事 米軍曹が酒気帯び運転 沖縄・嘉手納基地所属 規制緩和後で初の逮捕

2016年07月04日 11時12分49秒 | マスコミジャーナリズム

米軍曹が酒気帯び運転 沖縄・嘉手納基地所属 規制緩和後で初の逮捕

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=176565

米軍属の範囲、狭めることで大筋合意 あす5日発表

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=176568

ぶざまだねえ。上記2つの記事の頭の悪さがにじみ出ているねえ。日米両政府関係者のふざけきった在り様が、この日米安保の愚昧さを表している。こんな日本に誰がした?


詩596 日刊ゲンダイ記事 元外交官・浅井基文氏 オバマ広島訪問「安倍政権が演出」

2016年07月04日 08時19分00秒 | マスコミジャーナリズム

元外交官・浅井基文氏 オバマ広島訪問「安倍政権が演出」

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184688

外務省出身の元広島平和研究所所長・浅井基文氏は、オバマ広島訪問を「単なるセレモニー」とバッサリ斬り捨てた。

核廃絶の実績は何もないため、広島演説はプラハ演説より“退化”せざるを得ませんでした。だから、内容は極めて抽象的で、過去の追憶と理念を17分間話しただけです。あの演説のどこが格調高い優れたものなのか。私には分かりません

1947年当時は「理想の産物」だったかもしれないが、今は世界を導くもっとも現実的な指針です。この憲法に基づき、日本が率先して軍事力を廃止しようと 声を上げるべきです。日米軍事同盟を終了すれば、中国の対日姿勢もやわらぐでしょう。日本が率先して非軍事化の声を上げることで世界はガラリと変わってい くと確信しています。

(以上抜粋)

オバマのプラハは二枚舌そのものだった。オバマに黒人初の米国大統領という事実の意味がわかってない。世間はこうした彼自身の仮面に踊らされ美辞麗句に賞賛の声をあげ、現実のことは全く看過して止まなかった。この点では、沖縄の反戦、非戦、避戦の市民活動が示すところはまさに肉声のそれであり、理想と現実の乖離をどこまでも克服しようという理念性に満ちている。踊らされる日本の愚かしい大衆的心理に同情はするが、戦争への道をひた走る安倍晋三の思惑通りに牛耳られている危険な迎合主義には断固としてその愚を警告しておかなければならない。彼らのしていることは安倍晋三以下右翼系集団の軍国化に利することにしかならない。



詩596 琉球新報記事 辺野古 大量の土砂に外来種侵入の恐れ 自然保護6団体、IUCNに勧告案

2016年07月04日 07時07分36秒 | マスコミジャーナリズム

辺野古 大量の土砂に外来種侵入の恐れ 自然保護6団体、IUCNに勧告案

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-309672.html

船上に母の血、沈む兄‥ 家族6人失った宮城さん 尖閣戦時遭難慰霊祭に参列

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-310002.html