沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩596 LITERA記事 明仁天皇の「生前退位の意志表明」は

2016年07月14日 16時59分25秒 | マスコミジャーナリズム

明仁天皇の「生前退位の意志表明」は安倍政権と日本会議の改憲=戦前回帰に対する最後の抵抗だった!

http://lite-ra.com/2016/07/post-2416.html

実は、生前退位というのは江戸時代後期までの皇室で はしばしば行われていた。ところが、明治になって、国家神道を国家支配のイデオロギーと位置づけ、天皇を現人神に仕立てた明治政府は、大日本帝国憲法と皇 室典範によって、この生前退位を否定、天皇を終身制にした。「万世一系」の男性血統を国家の基軸に据え、天皇を現人神と位置づける以上、途中で降りるなど ということを許すわけにはいかない。終身制であることは不可欠だったのだ。

天皇と皇后がこの数年、安倍政権の改憲、右傾化の動きに危機感をもっていることは、宮内庁関係者の間では、常識となっていた。

いずれにしても、安倍の頭の中にあるのは天皇を政治利用することだけ。こういうのをきっと連中の用語では「君側の奸」というのだろう。

(以上抜粋)

いつか若き皇太子(明仁天皇)は自分の代には天皇制もなくなるだろうとも言っていた。天皇制を前面に押し立てて憲法を変えようという時代錯誤の安倍晋三の心臓を抉る事実だ。



詩596 沖縄タイムス ツイート 高江現在

2016年07月14日 16時41分05秒 | マスコミジャーナリズム
 

詩596 沖縄タイムス ツイート 辺野古現在

2016年07月14日 12時41分51秒 | マスコミジャーナリズム
    1. 7月14日午前8時28分、北部訓練場ゲート前で市民約10人が日除けをつくろうと広げたブルーシートを機動隊約40人が奪い、その後返しました。市民は「泥棒」「シートが破れた」と訴えています。

    1. 7月14日午前5時50分、東村高江の北部訓練場メインゲートからプレハブ資材を積んだトラックなどヘリパッド建設工事の関係車両約30台が入りました。参院選翌日から4日連続です。

 

詩596 琉球新報記事 ヘリパッド建設強行 県知事揺さぶりの意図も

2016年07月14日 12時09分07秒 | マスコミジャーナリズム

ヘリパッド建設強行 県知事揺さぶりの意図も

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-316440.html

沖縄県を、県民を、県知事を、県政をなめきっている安倍晋三政権がやりそうなことだ。というより従来通りヤマトゥ本土政府が仕掛けそうなことだ。汚らわしい。下卑た人間どもが寄り集まっている。司法の「和解勧告」が意味するところをこの政権は全く理解してないか、理解する脳力に欠けるか、あるいはこの政権が人道的に欠陥人間で占められている、ということだ。世界はどうして黙っているんだろう。日本人は何故こうした沖縄差別に口を継ぐんでやり過ごそうとするのだろう。それが自分らの人間的な尊厳さえ傷つけるということに気が付かないのだろうか。


詩617 高江と辺野古 国家が沖縄虐待に勤しんでいる アメリカのために

2016年07月14日 09時05分50秒 | マスコミジャーナリズム

 辺野古訴訟、高裁和解勧告後沖縄は、米軍属による惨たらしい事件以外はこの参議院選まで一種のナカユクイ(休息)状態に置かれたのかもしれない。しかしその間も、特に事件前後にわたり辺野古、嘉手納、普天間、読谷等ではずっと市民の監視抗議行動が続けられてきた。

 勿論この参議院選もある意味激しい市民運動の一環であり、「辺野古ノー」の意思を反映させるための県民規模の大抗議活動であった。結果は辺野古阻止の伊波氏が数年前に移設容認に転じた島尻現役大臣(この沖縄選出の政治家を担当大臣に配置した理由は全く分からないし当面継続させるという意味もわからない...つまりは政権が敗北を認められないのだろう)に圧勝し、当然すぎる県民の答えをはじき出したということになる。

 ところが安倍晋三に言わせれば辺野古和解は「迂回策」だそうだ。ひと馬鹿にした話だが、客観的に見るとこの男の脳程度がこの程度かと思える言辞であろう。そういう宰相の采配で今度は高江が危機に瀕しているが、辺野古と高江はその質に於いて全く同じものなのに、参議院選明けには直ちに工事着手へ準備が始まった、という、司法による和解勧告を当の国がごみのように捨てる奇怪な展開となっている。

 ここでもまた同じような国家権力と市民のせめぎあいが繰り広げられる(県民の誰一人こんな展開は望んでいないはずだが。国だけが勝手に強硬策をとって無用な人民闘争を喚起している)。翁長知事が高江ヘリパッド工事阻止の意思を明確にしない限りこの国家犯罪はゆくりなく進行する。沖縄県警など当然信用できない。全国規模で徴集される機動隊は500人規模と言われる。つまり、沖縄以外の日本全国46都道府県寄ってたかって沖縄を力づくで攻略しようという、前代未聞の野蛮な話が今この国では起きている、ということだ。

 最早、堪忍袋の緒が切れたはずだ、あの米軍属による沖縄女性暴行殺害死体遺棄事件で。明治の併合以来、琉球沖縄は未だに繰り返し「琉球処分」的処遇を受け続けている。武力による威嚇で琉球王府を瓦解させた野蛮な明治新政府以来、近代化に最終的に失敗した大日本帝国は、先の大戦で沖縄を捨石に多大の残忍な犠牲を強いたくせに結局本土決戦、一億玉砕の闘いさえすることもなくぶざまに無条件降伏し、米国の軍門に下った。しかもその影響を7割方沖縄に集中させることで国民の目から安保被害の実態を覆い隠して、戦後はエコノミックアニマルなる獣的な非人間的な歓楽を謳歌しバブルがはじけ陥没し、そして今や中国に追い抜かれて三等国以下の地位をかこつことになる。当然中国は敵視する好材料となった。あの日中戦争並みに。あれは侵略だったが、今度はそびえたつアジアの脅威として敵視するのだ。

 この対中脅威こそ安倍晋三の戦前復活、軍国化、憲法改悪の核となるものだ。しかも世界の大勢は安倍晋三の頭の中のえずらとは真逆の様相を呈している。今や戦争はミサイル戦争であり、沖縄の海兵隊など屁の役にも立たないばかりか、彼らがここにいるせいで沖縄島嶼がミサイル攻撃のまさに標的となる。沖縄県民は万が一局地戦からミサイル戦争に至ったなら直ちにここを脱出しなければならないが、これも恐らく事実上不可能だ(ミサイルは逃げ出す間もなく頭上に飛来する)。何万人もの人が再び殺される。こんな国の為に。

 高江工事着手と同時に琉球分離独立宣言を発出すること。そうでなければ、命がけで抗議活動をする。しかも機動隊は数を恃んで排除に勤しむが、市民は何も無抵抗に引きずり回されることはない。ガンジーは「臆病よりも暴力を勧める」と言った。彼は知っているのだ。官憲の暴力には正当性がなく、ただ「公務執行妨害」という一事に縋っているだけだ。元々彼らの行為の根拠は薄い。命令通りやっているだけで、彼ら自身の中に現生活維持程度の意識以外は動機として何もない。動機のない行動に本当の力はない。これを怖れることはない。だから、数に恃んだ国家権力は張子の虎である。萎える必要はない。中身のない機械的な暴力装置が稼働しているだけだ。

 わたしの信念によると、もし、臆病と暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、わたしはむしろ暴力をすすめるだろう。インドがいくじなしで、は ずかしめに甘んじて、その名誉ある伝統を捨てるよりも、わたしはインドが武器をとってでも自分の名誉を守ることを望んでいる。しかし、わたしは非暴力は暴 力よりもすぐれており、許しは罰よりも、さらに雄雄しい勇気と力がいることを知っている。しかし、許しはすべてにまさるとはいえ、罰をさしひかえ、許しを 与えることは、罰する力がある人だけに許されたことではないだろうか。(マハトマ・ガンジー)

 コザ騒動がこの意見の正しさを証明している。その後の法的扱いは実に軽微なものだった。この騒動の原点は「堪忍袋の緒が切れた」ことによる。つまり、無力な市民(罰する力がない市民)が一種の暴力行使によってその意をアピールしたということ。

 高江の理不尽は辺野古同然の意味にある。あれが「和解」的中断を導いたのは官憲が質に於いて市民を排除しきれなかったということだ。勿論どんどん増えていった県民の総力でもある。高江でそれができないはずはない。実際以前の闘いでここ2年近く工事はストップしていたのだ。しかし、安倍晋三によればこれも「迂回策」なのだろう。チルダイしてはならない。解決策、打開策は必ずある。沖縄だけがそれを可能にする。張子の虎に威しすかされていることはない。(つづく)


詩596 琉球新報記事 ヘリパッド、下旬に着工へ 沖縄米軍訓練場で政府調整

2016年07月14日 07時10分32秒 | マスコミジャーナリズム

ヘリパッド、下旬に着工へ 沖縄米軍訓練場で政府調整

http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-316293.html

住民の抵抗運動は当然であり、工事を水際で食い止めるべくあらゆる非暴力の不服従運動を展開すべきだ。しかし、よくよく考えると、こういう明らかな自然破壊行為、あるいは強制的国家施策というもの、又、大して意味もない沖縄への海兵隊の為の訓練場建設という矛盾性、など、馬鹿馬鹿しいほど間違った軍拡行為を見逃している日本国民、米国国民、世界のそれなりの識者、心ある人が存在しているという21世紀の人類的堕落は何としたものか。このような世界に生きなければならない、あるいは死ぬまでは生きなければならない我々人間は、何という精神的の不幸を背負わされていることか。

嘉手納F15照明弾誤射 基地上空で3発 「操縦士の不注意」

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-316312.html

資材搬入、高まる警戒 高江・ヘリ着陸帯 県警が抗議の市民排除

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-316315.html