Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

《5軒目》 ダ アルフレード “Da Alfredo”(谷津)

2024年03月16日 23時59分59秒 | 千葉県北西部でおいしいアクアパッツァを頂けるお店を調査した結果

<なぜこんなことになったのか>

<オープンページはコチラ>


アクアパッツァ《5軒目》

ダ アルフレード “Da Alfredo”(谷津)


【食べログでのタイトル名】

とにかく陽気なご主人が展開するリアルイタリアンのお店


【はじめに】


公式ページには、アクアパッツアのメニューは登場しないが、各グルメサイトのクチコミにおいて、「アクアパッツァが美味しい」というコメント多数だったことから訪問を決めた。


なお、小さな個人店であるため、結構度胸が要りそうだと考えたが、これも実態調査のためだと勇気を振り絞り、リクエストのうえ予約した。



【アクセス】


京成本線谷津駅から徒歩1分、っていうか北口から出てすぐにあって、通りに出ればすぐにわかる場所だ。



【外観/内観】


オープンテラス付きの開放的な外観は、日本でいえばパン屋さんかのような様相も、近づいてみればまさにイタリアンのお店といえる。


店内は、イタリアの地図があるなどイタリアンそのものの空気感であり、わずかなカウンター席と4つほどのダイニングテーブルがあるだけなので、15名でパンパンになるだろう。


(谷津駅から、本当に近い場所にある。ガチイタリアンが谷津という場所にあるというのも、どこかいい。)



【雰囲気】


タイトルどおり、ご陽気なシェフが展開するお店であり、常に御主人から発する独り言、笑い声、スタッフさんや(常連)客への問答、BGMに沿うように歌いだすことなど、調理中であっても大人しい時間がないと思うほど(笑)


それでいて、大人しくなっていよいよ料理に集中しているのかと思いきや、突然「マンマミーア!」(イタリア語で“なんてこったい”という意味)等と、あらゆるワードが飛び出したりするので、とにかく静かな時間がないという店内が特徴だ。


なお、店内BGMは懐かしいヨーロッパ音楽や歌謡曲であり、日本の曲は流れない(笑)



(ランチメニューと前菜メニューの一部は、各テーブルにある。まあまあ・・・いいお値段よね。)



【メニュー/食事】


食べ物のメニューは各テーブルにあるものの、ドリンクメニューは、壁掛けの黒板にしか表記がないので注意。
なお、ワタクシはイタリアのビール「イクヌーサ」を発注、900円とのこと。


内容量は330mLでかなり割高感はあるのだけど、本来の定価は600円らしいので原価率が67%となる。
つまりお酒でもうけを取るつもりがないのか、商売っ気がないのか、実はお得な設定。



(この日のドリンクメニュー。種類はかなり絞っているみたい。まあどうあれ、まあまあいいお値段よねw)



そして日本のビールとは異なり、かなり口当たりの柔らかいビールだった。
次に前菜として「キノコのレモン風味(800円)」をオーダー。


冷製仕立てで、マッシュルームがメインとなっており、酸味も少ないバルサミコのソースが実に美味しい。
そして、後味に確かなレモン風味が通り抜けて前菜にピッタリだった。


(イタリアンビール「イクヌーサ」と前菜「キノコのレモン風味」は、何気にお願いした組み合わせだったが、相性も良くて美味しく頂けた。)



【アクアパッツァ】


本来はランチのメニューにないようなのだけど、リクエストしていたこともあってわざわざ用意してくれていたみたい。


そしてこちらが確認する前に、スープアフターを用いたオリジナルパスタの用意(+500円)があると紹介を受けたので、ノータイムでそちらも依頼。


また、メインは真鯛で25cm級超のもの。
トマトベースソースで、見た目以上に酸味や味は強くなく食べやすい。


彩りは、プチトマト、バジル、多めのケッパーであり、スープには少々のニンニクがあるように感じた。
スープも多めなので、自然と煮魚に味が加わっていき、大変食べやすいし、なにより美味しい。


なお、一般的には定番の貝類は一切混ざっておらず、これがナポリ流家庭料理のアクアパッツァなのだろうかと感動したほど。


この店は選択肢に入れておいてよかったなぁと振り返る。
しかし、半端ないボリュームだったことは、概ね覚悟していたが、さすがに前菜を食べてアクアパッツァを食べ終わる前に、満腹となってしまった。


(まあ見事な真鯛を使ったアクアパッツァ。お値段も見事だったけどねwww
こちらはナポリのシェフが使ったものであるから、ある意味リアルなアクアパッツァだということにもなる。これまでのジャパニーズアクアパッツァとは外観からして異なり、味も特徴的だった。)



ある程度、こうなることも想定して朝食も抜いて臨んでいたが、それでもモリモリだったなぁ。

もちろん、アフターパスタを含めて胃袋へ押し込んだが、少なくてもビールと前菜は(おひとり様だったら)不要だったなぁとチト後悔。


また、満腹中枢を刺激したもう一つ理由があり、それはアクアパッツァに含まれていた大量の鯛の鱗だ。
あまりに大量だったので、除去していることに時間がかかったことが要因。


加えて、アフターパスタにも鱗がまあまあ残っていて、下処理不足を感じてしまったことが残念だったこととなるかな。


参考までに、ガチのイタリアンなので割りばしの用意はなく、すべてフォークで頂くことになるのだけど、このことが食事時間を要した原因でもあり、満腹中枢を促していく理由にもつながるのだ。



(フォーク一本でここまで食べたら完璧でしょwwww でも超満腹よ。)



【アフターパスタ/食後】


ウロコの件は置いておくとしたら、スープを二次利用とするアサリが入ったボンゴレとして平打ち麺のパスタで提供された。


うっすらニンニクが後味に効いていて美味しかったのだけど・・・ね。

ちなみに、アクアパッツァ完食後に、イタリアのクラッカーみたいなものを、さらにはパスタ食後にアイスとコーヒーまで、オマケのサービスをしてくれて、本当にうれしかった。


一見なのに、ここまで色々してくれることに感謝だった。
だけど、ご主人はやはりお話し好きなのか、なかなか帰してくれなかったというのは余談まで(楽しかったけど)。



(こちらが、アクアパッツァの残スープで二次調理していただいたパスタはボンゴレ。+500というサービスは嬉しかったけれど・・・)



【コスパ】


まあまあサイズの真鯛を使ったアクアパッツァが4000円、前菜が800円、イタリアのビールが900円、アフターパスタが500円。


コスパに関しては、イタリア価格が乗っている分、良い方とは言えないよね。
だけど、ご主人の明るさとサービスを鑑みたら、結局のところ「適当」と評するほかないのかもしれない。



(アフターパスタは、平打ち麺のオリジナルだという。パスタ自体は美味しかったんだけどなぁ・・・)



【その他】


“店名”=ご主人のお名前であるのだけど、その彼は頂いた名刺によれば「ナポリ出身」であり、ナポリの家庭料理を提供するお店であることを謳っているので、それこそ本場のアクアパッツァを頂ける絶好の機会でもあることとなった。


また、イタリアには今行かなくていいと御主人から忠告あり。
(ここのお店で十分・・・とのこと。でもたしかに日本語が通じる日本人の客しか来ないイタリアだと思えば、イタリア感は味わえるのかもww)


加えて去年帰ったらユーロ高で大変だったということを聞かせてくれたのだけど、ユーロ高というよりは円安だし、そもそもワタクシは外国には行きません・・・とは当然言わずじまい。


(終盤におまけで頂いたバケット。このほかに、ランチセットを頼まないと付いてこない、ジェラートやコーヒーまで頂いてしまった。突然、アクアパッツァを用意してよ!っていう一見ヤローにサービスしてくれて感謝しかない。)




【気になったこと】


とにかくナポリ出身だという御陽気なご主人とイタリア語がわかる日本人女性の方がホールと厨房サポートを担当していた。


しかし、こちらが聞いてもいないのに、こちらの女性は奥様ではないと紹介してくれるご主人、拙い日本語でのやり取りが、本来使用されるべきでない使い方やニュアンスが飛び出してくるので色々ヒヤヒヤすることも請け合いかな。


他にもホールを担当してくれるバイトの女の子もいるらしいことを知ったことのほか、常連さんも多数いるようで、とにかくみんなが楽しそう。


ここの常連になったら、間違いなく下を向いて帰ることは一度もないだろう。



【おまけのおまけ】


お店側の立場としては、アクアパッツァのリクエストにひとまず答えるも、これだけ大きい魚だったら、普通ひとりで食べるならきっと食べられないよと危惧していたとのこと。


ご主人曰く、「入店してきた人物を確認した瞬間、これは大丈夫だと思ったよ」と大笑い。
こんなご主人のドでかいジョークが炸裂したものの、オレがデブ耐性のあるやつでよかったですねぇ。



【評価】


1. アクセス(95.7)
2. カジュアル度(95)
3. コスパ/価格設定(60)
4. アクアパッツァの評価(60)
5. その他料理やお酒の用意について(70)
6. 総合評価(70.0875)


この評価には、印象による係数など付されておらず、あくまでアクアパッツァを軸としたものになります。



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