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大学院に進むかどうかということ

2007年01月28日 | 大学でのひとこま
私が大学生のときは、獣医師の国家試験を受けるためには大学4年に修士2年の積み上げが必要だったので、クラス全員が大学院の博士前期課程(修士)に進みました。4年の夏に大学院の入試があり、専門と英語の試験を受けました。となりの農芸化学も、大学院に進む人が半分以上いたような気がします。いやもっと多かったかな。が、博士後期過程まで進んだ人はクラスに一人とか二人。別の大学の博士課程に進んだ人もいたかもしれませんが、とにかくほとんどのクラスメイトがそのまま就職しました。研究職に進んだ人の多くは、就職してから博士の学位をとりました。わたしもその一人ですが、とにかく、修士が終わった段階では、それ以上大学に残るなんてことは考えませんでした。私の友人の一人は、製薬会社の研究職に就職しましたが、面接で「博士の学位をとらされるというようなことはないでしょうか、私はその意思はありません。」と言ったと言ってましたし、わたしも「博士をとるような人は本当に能力のある人だ」と思っていて、自分がそれにあてはまるなどということはまったく考えませんでした。

が、修士はどうでしょうね。
少しでも専門を生かした仕事をしようと思ったら、修士は持っていてもいいかもしれません。就職するか、進学するか。悩むところですが、10年先、20年先の自分はどうありたいか、を考えてみると答えが出るかもしれません。また、アメリカでは、いったん仕事についた人が大学院に帰ってくることは当たり前です。一度社会に出てからでも、もし必要だと思ったら、大学院に進むことを考えてみてください。
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