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携帯電話

2007年01月02日 | アメリカ生活

あけましておめでとうございます。
新年の年明けは携帯電話がつながりにくくなります、とニュースでやっていました。最近は年賀状を出す人が減ってきて、メールや電話で新年のご挨拶をすることが多くなりましたね。

1999年、私がアメリカに発つ前、日本では今ほど携帯電話は普及していませんでした。わたしももっていませんでした。アメリカに行ったときも、ですから、すぐ携帯電話を買おうと思ってはいませんでした。でも、子どものエマージェンシーで学校などから日中電話がかかってくることがあるため、ある時携帯電話を買おうと決心しました。でも、アメリカの携帯電話は日本のように簡単には買えないんです。今はもう少しましかもしれませんが、まず、クレジットヒストリーがない外国人はデポジットをいれないと普通は買えません。クレジットヒストリーというのは、アメリカではとても重要です。公共料金を遅滞なく払っている、そして、クレジットカードを持つことができており、それを使って買い物をしており、その支払いが遅滞ない、ということが自分の身分証明みたいになるんです。デポジットというのは、保証金です。私の場合は150ドルくらい払いました。これは1年その電話を使っていると返金されました。でも、私の周囲には500ドル要求されたとか、750ドル払ったとか、そういう話がよくありました。

また、携帯電話の契約は基本的に1年以上になっており、短期留学だから半年だけ、、、などというと非常に購入がむずかしくなります。私の場合は、携帯電話を購入した時点で、あとどれだけアメリカに滞在するかわからなかったため、この点が非常にネックになりました。1年たったあとも、2年契約にしてくれとか、キャンペーンで特典があるが、それを受けるには再度1年契約を結ぶ必要があるとか、しょっちゅう電話がかかってきます。前にも書きましたが、アメリカで電話会社を選ぶのはけっこう重要で、複雑で、面倒な作業なんです。日本人にはただひたすら面倒と感じられると思います。うっかり契約するとキャンセルするのに大変な目に遭います。その話はまた別の機会に。

まあそういうわけでやっと購入した携帯電話も、セットアップが大変で、本当に泣きそうでした。日本だとショップで全部やってくれますが、アメリカではそんなに面倒見がいい店は数少ない直営店くらいでは、、、。普通は買ってきて、指示された電話番号にかけてセットアップしますが、電話のたらい回しは当たり前、アクセントの強い英語で全然ききとれないのも当たり前。

こうやって書くと「日本でいろいろセットアップしてくれる業者もあるし、おまかせがやっぱり安心だな」と日本人はつい思ってしまいますが、この苦行がすべて自分の身となり力となる過程なのです。と、今では思えます。とにかく苦労はしたものの、携帯電話のセットアップは無事完了したのであります。

コメント (2)
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