戦前の小箪笥・・・・いただきました。

2009年03月31日 | 日々のこと
会社の応接に古い小箪笥が持ち込まれた。社長である。先日解体されたお客様からいただいたのである。「なんでまたー」と思った。社長曰く「こういう技術がなくなってきているからさ」と。

 建替えのお客様の解体に立ち会う時に、見かけなくなって来たものがあるのだという、だから今保存しなければと、会社の倉庫に昔懐かしい「銅釜」が鎮座していた。もちろん修理しなければ使えない。

 「今度のブルーベリーを植えるイベントの時、あれー使ってさ」・・・・・やめてください、誰がブルーベリーを植えないで火の番するんですか。

 その「銅釜」の横に、またまた木製の農機具が・・・・この頃無くなったよねーと、まだまだあるわよ・・我が家の小屋にもしっかり鎮座しているし。

 どちらにしても、戦前までの品々が旧家や農家に残っていたが、建替時にほぼ処分されている。社長の感慨も無理なからぬものがある。

 応接に鎮座した小箪笥、書類入れに使われていたのだろう。戸はケヤキ、中は地松だ。古いのに、昔の小学校のイメージの我が社の応接に違和感なく溶け込んだ。

 これで一つ・・・・文化が残ったかな。
依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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