「あなたのお宝大募集」顛末記その1

2007年10月03日 | 日々のこと
「あなたのお宝大募集」の締め切りが5日に迫っている。我が家の夕食の会話の第一声は幾つ応募があったかの確認だ。お宝をお持の方は大勢おられるが、皆さん奥ゆかしい。テレビに出るのが恥ずかしいとのこと。いや大丈夫なんです。舞台に乗れる方は応募者の中から10人足らず、その中から本当にテレビで登場の方は5~6人というところでしょうか。ほとんどは書類審査の段階でボッになるようです。

 それなのにテレビ局は100程度は必要とのこと。まあその位集まると中から話題性のあるものが飛び出すのでしょうね。

 そんな訳で先週から友人・知人に親類縁者に声をかけている。お宅にお伺いしてお宝の写真を撮らせていただいたりしているが、まだ少し足りないようだ。
そうなると、私はその3000円コースのターゲットの筆頭だ。お宝よりもエピソードで登壇なんてことないよね、と念を押しつつこれも内助の功の一つと観念している。

 何かないかと聞かれても、15歳の時火災に遭って以来、物に執着しなくなったから当然高価な物など持ち合わせ無い。でも散々考えたら絵が2枚あった。

 1枚は15年ほど前に仕事の付き合いのある方から、ご指名でいただいた「かやぶき屋根の家の秋の風景」箱の隅から覗いたら立派な額が見えた。額の方が高価みたいという程度の印象だったからいただいたが、後日それが50万円もするものだと聞いて驚いてしまった。バブルの頃の話だ。

 もう1枚は友人の企画の「1枚の絵」の展覧会で画家とのパーティが始まる15分前急遽電話で、さくらで来てと言われてノコノコ出かけていった。どう考えても買わないで帰れない状況に陥ってしまった。お義理で当日見えていた画家の小作品を購入した。ところがである・・・・・バリ島旅行が当たってしまったのだ。

 このお金は誰が出してくれるのかを確認したら「1枚の絵」の会社だという。
そういう企画のもとに絵の販売をしていたのだという。さくらで駆けつけた身では当然知る由も無い。・・・・結局旅行は断りきれず・・・・結局小作品とはいかず
3倍以上高いものを購入した。よく考えてみれば、あの絵1枚でバリ旅行は3回はできただろうと。しかしあれは当てるべくして当ててもらったと分るから・・・・
・・・結局バリを楽しんじゃいました。

 どちらの絵も作者の名は覚えていない。「秋の風景」は我が家の玄関の秋の定番であるが、「ラベンダーの花咲く丘」の絵は我が家のどこにも似合う場所がなく
まだ日の目をみていない。・・・・これじゃあ応募はできない。

                            美恵子
 
 
コメント
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