あなたもお料理入門しませんか。

2007年10月02日 | 料理
 昨夕、会社にお客様からたくさんの「さつまいも」と「栗」が届きました。春にはたけのこ・しいたけ・アブラナなど、夏にはじゃがいもそして冬には大根からねぎまで季節折々のものを社員一同に届けてくださいます。そのお心遣いにいつも感謝しています。

 速い者勝ちで人気のあるものは私が帰る頃には無くなってしまうほどですが、栗は手がかかるので男性人はしり込みです。

 そんな訳で私は今朝は栗ご飯になりました。やっぱりおいしい。さすがに季節のものですね。

 栗にしり込みしなくなったのは、栗むきの道具を買ってからです。それまでの包丁で剥いていた頃に比較すれば嘘のようです。やつぱり道具ですね。
もっと楽になったのは、夫の参加です。本当のことを言えばこちらの参加の方が軽減効果ありかも。

 母が台所から少しづつ手を引いてきた分、夫の手が入ってきました。これってすごい進歩です。
 先輩たちに教えてもらいました。女性の自立の前に男性の家庭内の自立があると。夫が妻の留守の間、自分で食事が出来るようにすること。それは料理をすることだけではなく、外食でもコンビニのお弁当でも何でもいいからとのこと。
 退職して家庭人になった夫が、妻の良きパートナーになるか濡れ落ち葉になるかは、ここにかかっているといいます。

 友人を誘っても、この夫の存在で断られることがでてきました。
我が夫、料理以外は何でもしてくれるけど、料理だけは手をださないのです。
そろそろ「楽しい料理」を伝授したいものです。

 昨日80歳半ばのОBのお客様が見えて、「この頃の時期は何を作っているか」と唐突に尋ねられた。奥様を亡くされて自炊なされている。てまめの奥様のもと、座っていれば目の前に食事がだされるのが当然の月日を送られてきた。
ごはんとお味噌汁は見よう見まねで出来たが、煮物ができないとのこと。
それでもテキスト片手に頑張っているようだ。
初めて料理を始める人向けの料理の本をお届けしますね、と約束する。
妻より先に逝くと思っている方、そんなうまいこといく訳がないこと十分にありますからね。あなたもお料理入門しませんか。
                           美恵子
 
コメント
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