おもてなしの心は埃まで。

2007年10月09日 | 家事のこと
 NHKの連続ドラマ「どんと晴れ」を見ていて、私は自分の掃除の仕方がいかにずさんであったかと心中恥じた。かって埃をとるための「はたき」は日本の主婦の朝の日課だった。

 母の年代には、朝早くの障子の桟をパタパタするのはご近所への早起きのアピールでもあったらしい。箒が掃除機に雑巾がダスキンに変わった頃から、掃除の仕方が変わっていた。・・・我が家の場合。

 桟の埃に目覚めた私は、固く絞った雑巾でふきはじめたが、結露一杯の我が家の障子の桟は黒いカビのシミがついていた。思い付いて漂白剤をつけて拭いてみた。
水分で障子紙が破けてしまうが結構いける。障子張りの時、桟の掃除をすれば完璧と今から期待している。実行なされるのなら少し試されてから自己責任で。

 私は掃除によく漂白剤を使う。先日そんな話をしたら、1枚上手の方がいらっしゃつた。その方は「入れ歯」の消毒と消臭に使うのだという。市販の物は1晩漬け置きでないと効果がでないらしい。毎晩外せないので、いざという時に使ったら劇的だったとのこと。ただし自分で試されてみてから、すすぎは十分に。少しでも残っていると舌が分るとのこと。これも試されるなら・・・・あくまで自己責任で。

 先日の同窓会の食事会は同窓生が女将の割烹だった。テレビづいている私は建具の桟に指を押し付けてしまった。こんな場面テレビでみたことがあったなーと思いつつ。しかしちゃんと磨かれていた。えらい・・・。ダメ主婦としては感心することばかりだ。
 いっ行っても、季節の花にお軸や飾り物などおもてなしの心がいっぱいだ。
もちろんお料理は最高。その割烹は小諸の音羽さんだ。

 でも「どんと晴れ」は全国の女将さんにとっては脅威でしょうね。近所姑ならぬお客様が人指し指で・・・・・の世界ですからね。

                          美恵子
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