お宿に着くと、そこは全てが、レトロだった。昭和がそこにあるような気がしたのだった。昔は、おそらく賑わったであろう町並みが、バイパス道路で寸断され、街が寂れて取り残された宿だった。
宿の駐車場に着いたのだが、宿泊先(看板にはビジネスと書いてあった)の建物に電気が着いていない。ちょっと焦りながら、建物周りを散策していると、奥まった所にある入口を見つけ、中に入る事が出来たのだった。石鹸やタオルは旅館にあるものと思っていたのは間違いで、1泊2食付で6,000円は破格の安さなのだから、付いていないのは当たり前なのらしい。それなら、先に言ってよと宿泊の手配をしてくれた人を横目で見ながら、コンビニにタオルと石鹸を買いに行ってもらった。
夕食前に、風呂に行くとタイル張りの洗面台に、アルマイトの洗面器があって、古き昭和の時代を髣髴させるのだった。ふと、そこにあったゴミ箱を見ると、真新しい「牛乳石鹸」の空箱が捨ててあり、洗い場にその石鹸が置かれてあった。宿の人が、急いで用意をしてくれたようだった。「牛乳石鹸」を見かけなくなっていたので、なんだか懐かしくなってしまった。
宿の駐車場に着いたのだが、宿泊先(看板にはビジネスと書いてあった)の建物に電気が着いていない。ちょっと焦りながら、建物周りを散策していると、奥まった所にある入口を見つけ、中に入る事が出来たのだった。石鹸やタオルは旅館にあるものと思っていたのは間違いで、1泊2食付で6,000円は破格の安さなのだから、付いていないのは当たり前なのらしい。それなら、先に言ってよと宿泊の手配をしてくれた人を横目で見ながら、コンビニにタオルと石鹸を買いに行ってもらった。
夕食前に、風呂に行くとタイル張りの洗面台に、アルマイトの洗面器があって、古き昭和の時代を髣髴させるのだった。ふと、そこにあったゴミ箱を見ると、真新しい「牛乳石鹸」の空箱が捨ててあり、洗い場にその石鹸が置かれてあった。宿の人が、急いで用意をしてくれたようだった。「牛乳石鹸」を見かけなくなっていたので、なんだか懐かしくなってしまった。
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