ストレス社会を生きる二人と同室で、8帖間と6帖間の続部屋(計14帖)に3人寝るのは、ちょっと狭い様でもあり、テーブル、ガスストーブが巾を利かせていた。
ノートパソコンで仕事を始める人を他所に、一人は就寝、もう一人はテレビ観賞(私)をしていると、何やら聞こえてきた。
その音は、テレビドラマの「医龍」を見ている時に、手術シーンと重なって、臨場感が増してきた。その音とは、歯軋りだった。締め上げられるような歯(骨)のこすれる音は、妙に気になって、今夜のことを思うと、ちょっとため息が出た。
明日の仕事を考えて、早めに就寝。
明け方近くになって、大鼾(おおいびき)で目が覚めた。鼾のおかげで、歯軋りも停まっていた。その鼾は無呼吸症候群が重なっていて、30秒ほど停まった呼吸の後、苦しそうに息をするのだった。それはまるで、トドが海中から出てきて息をしているようで、ちょっと笑えるのだった。それでも暫く、うとうとしていると朝6時になった頃に、懐中電灯を持った宿主が部屋に入ってきて、ガスストーブのコックを確認して行った。これでガスの供給が始まるので、唯一の暖房器具が機能し、やっと部屋が温められ、活動開始となるのだった。
7時からの朝食に食堂に行くと、朝飯が並んでいた。
食堂の窓からは、朝日が丁度昇り始める時で、今日一日の活力を放出している様で、射抜かれた体が再生していくような気がした。
「よ~し。今日もがんばるぞ~」と一人ハイテンションになっていたのは、電気保温ジャー(炊飯機能なし)にたっぷり入ったご飯を見たせいだろうか。
ノートパソコンで仕事を始める人を他所に、一人は就寝、もう一人はテレビ観賞(私)をしていると、何やら聞こえてきた。
その音は、テレビドラマの「医龍」を見ている時に、手術シーンと重なって、臨場感が増してきた。その音とは、歯軋りだった。締め上げられるような歯(骨)のこすれる音は、妙に気になって、今夜のことを思うと、ちょっとため息が出た。
明日の仕事を考えて、早めに就寝。
明け方近くになって、大鼾(おおいびき)で目が覚めた。鼾のおかげで、歯軋りも停まっていた。その鼾は無呼吸症候群が重なっていて、30秒ほど停まった呼吸の後、苦しそうに息をするのだった。それはまるで、トドが海中から出てきて息をしているようで、ちょっと笑えるのだった。それでも暫く、うとうとしていると朝6時になった頃に、懐中電灯を持った宿主が部屋に入ってきて、ガスストーブのコックを確認して行った。これでガスの供給が始まるので、唯一の暖房器具が機能し、やっと部屋が温められ、活動開始となるのだった。
7時からの朝食に食堂に行くと、朝飯が並んでいた。
食堂の窓からは、朝日が丁度昇り始める時で、今日一日の活力を放出している様で、射抜かれた体が再生していくような気がした。
「よ~し。今日もがんばるぞ~」と一人ハイテンションになっていたのは、電気保温ジャー(炊飯機能なし)にたっぷり入ったご飯を見たせいだろうか。
しみじみ「おいしそうだな」と眺めていましたが、おそらく目玉焼きには塩味がついているのでしょうから、味付けのりをさらにしょっぱくしようとお醤油を用意したのならちょっと余分かもしれませんね←毒きのこ
冷たくなった目玉焼きをご飯の上にのせ、半熟の黄身を崩しながら、添付された醤油をかけ、擬似玉子かけご飯にしました。「梅はその日の難逃れ」と、呪文を唱え美味しく頂きました。
翌日は、魚が昆布の佃煮になり、目玉焼きが玉子焼き(微妙に甘い)に変わりました。味付け海苔と醤油は同じでした。(笑)
うーむ、見事。←あっぱれ
うまいんだなあ~。これが。
ぼくは、これが大好きなんだなあ~。(ホント?)
でも、目玉焼きが半熟の時にしか出来ません。(笑)
今夜のおかずは、(八)さん推薦の、鰈を母に煮付けてもらいます。
家族揃って、美味しく頂きました。息子が残した分まで食べて、ほぼ一匹完食。幸せなひと時でした。