私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

菊世界

2007-12-28 11:49:21 | ひとり独り言
内田 百けんの随筆の中で、煙草の話に触れ、今の小学生で喫煙している子が居るだろうかと考えてみた。近所の小学生には、そんな様子は少しも感じられないのだが、自分が小学5年生の時、同級生の歯の裏が、真っ黒だった事を覚えている。当時彼は、父親をなくし、その影響でぐれたらしいのだが、本当のところはよく分らなかった。その後、十数年前に会った時は、喫煙していなかった様だったけれど、どんなきっかけで辞めたかは、覚えていない。

宴会に出る機会が増え、当然のように喫煙者と同席になり、着ていた服や、髪の毛まで煙草の臭いが染み付いて、翌朝、部屋の中が異様な臭いに満たされている。そして異臭の素である服をベランダに出すしかなかった。毎回、これを繰り返すのだが、宴会は好きである。酒の勢いもあるけれど、人の本音が良く出てくるからだ。この時、酔っていない人が、一番分らない人間で、「正体を見せろ」と、叫びたくなる。(嘘)
結局は、自分も酔っ払って、言いたい事をぶつけて、嫌われたりしているので、私が嫌いな人は、向こうから居なくなっている事がある。最近、友達が減っていくような気がする。(笑)

保険会社のおばちゃんが、暮れの挨拶のついでに、カレンダーを持って来てくれたのだが、この方がまた、煙草臭い。彼女自身の息も臭いのだが、玄関に立っただけで、煙草の臭いが残り、早々にお帰り願うのだが、あれほど煙草臭いのに、当人は気が付かないのだから、困ってしまう。例によって、カレンダーもベランダ行きなのだ。




初めて吸った煙草は「チェリー」だった。チェリー色のパッケージが好きで、開けた時に、微かに甘い香りがした。暫く、いろいろな煙草を吸っていたけれど、2年くらいで、喫煙を辞めた。それは、服が臭くなってきた事と、食べ物の味がよく分らなくなった事と、何より、鼻毛が伸びたことだった。煙草をやめて20数年経つけれど、大分、食べ物の味には五月蠅くなってしまった。煙草の本を読んでいて、ふっと、吸ってみたくなったのだが、読んだだけで、吸ったような気分にもなっていた。
愛煙家の吸いたい気持ちもなんとなく分るし、嫌煙かも気持ちも分る。ただ、喫煙者の煙草の投げ捨ては、理解が出来ない。

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