港橋

静岡市清水区港橋。歩道境界の工事をしている事は知っていたけれど、どうやらガードレールを付けるらしい。何の工事なのか興味も無く通り過ぎていたけれど、写真を見たら、アンカーボルトが見える。赤い電球がクリスマスの電飾の様で綺麗だったので写して見たけれど、思った様に表現できなかった。ただ、肉眼では気が付かなかった物が見えて、記録としては「可」の出来だと思う。

ここにガードレールが付くと横断し難くなって不便になるなぁといつも信号を無視して渡っていただけに、有難迷惑なのだ。老朽化している橋を加工して大丈夫なんだろうかと、また心配になる。（以前、並走していた給水管が川に転落した。）

この忙しい時に忘年会もないもんだと、年寄りの様にぶつぶつ言いながら港橋のバス停まで歩く。外を歩くのは何日ぶりだろうか？(笑)
ＪＲで静岡に向かう。車内のたまたま空いた横長の座席に座ると尻下の暖房が暑い。この異常な暑さを思うと、席から立ち退きたくなるのだけれど、我慢できなくも無いので座っている。すると、うっすらと汗をかき始めた。
これじゃあみんな風邪をひくに違いない。立っている人用の暖房である事を再認識した。

久しぶりに、あかの他人を間近で見たので観察をしてみる。揃いも揃って耳にイヤーホーンを入れている。携帯電話を手に持っている人が3割くらいいるけれど、通話をしている人はいない。人はどうしてこう携帯電はを触りたがるのだろうか。



終電車に乗り遅れない様に当てにならなくなった海馬の代わりに写真を写しておく。これが役立って乗り遅れずに済んだ。

ところが、この時期としては意外と空いていたので座って仕舞った。これがまずかった。始めは尻暖房が暖かくて気持ち良かったのだけれど、静岡駅を出た後東静岡駅を過ぎた辺りから、燗をしている徳利の気分になり、「ちょっとまずい」と思い始めた。
そうなると「まずい」だけが頭の中で繰り返され増幅した。結局目的地の清水駅まで乗って居られず一つ手前の草薙駅で下車した。ここが寂いしい駅で、駅前にタクシーなどはいない。これが幸いして、熱燗状態が「ぬる燗」位になってきた。

10分ほど待つとタクシーが来た。行き先を告げ走り始めると、車内の暖房が又いけない。テンジンヤの角を曲がってあと五分ほどで着く辺りで、堪え切れずに降りた。結局、そこから歩いて家に帰る事になった。

背を丸めてせこせこ歩いていた時にふと、ふたご座流星群の事を思い出した。
そう思って真上を見上げながら歩いてみたが、結局、一つも見る事が出来なかった。
序でに見ようと思っても、そう簡単に見えるものじゃないのでした。
でも、散歩の途中で見たなどの情報を聞くと、見たい様な気もする。こんな時刻に歩く事が事前に分かっていたら、もっと詳しく下調べをしておくんだった。(笑)