私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

清水の七夕

2014-07-07 06:31:03 | 気儘に散策
前日雨が降ってしまったので七夕祭りが今日に集中する事は容易に想像がつくのだけれど行かない訳にはいかない。
港橋のバス停でバスを待つのだけれど定刻ならば3分程度待つだけのはずが15分も待っている。
15分あれば新清水のバス停(港橋-万世町-区役所前-新清水)まで歩いても行ける時間なのを知っている。

けれどもこの後の歩行距離を考えると少しでも体力を温存しておきたい処でもあります。




さて、何とか新清水に着き波止場の踏切まで来ると既に人で溢れている。
この道路は交通規制をしていないので自動車が普通に走るのだけれど、それは無理。清水の人なら此処は避けて通るのですが、中には無理に通りたがる輩が有りその都度交通整理員が大声を張り上げて人を掻き分けているのでした。



踏切を渡って直ぐの戸田書店(数年前に閉店したので通常はシャッターが降りている)が開いており「作家さんの展示」をして居ます、古本も有りますと店先のお兄ちゃんに言われ興味が湧いて来る。
店の灯がなんだか嬉しくて夏の虫の様に吸い込まれていく。



本棚に並んでいたのはジャムの瓶。
サラリと通り過ぎようと思ったら其処に「かもめ食堂」の古本が置いてありこのジャムは本に出て来るジャムなのかと聞いてみた。それは当然予想していた答えなんだけど「違います」と言う。


ジャムを見ただけで買うのは難しい事でまず買わない。そこで試食となんるのだけど此処は本屋なので飲食は禁止だそうで試食販売が出来ないと誠に残念そうに言う。いつもは「草薙マルシェ」(月に一度のイベント)に出店しているそうで其処では試食もしているのですがとイベントでの販売に苦戦している様に見える。これから店舗を構えるそうでがんばれと心で応援する。

梅ジャムも棚に並んでおり、数年前に作った小生の梅ジャムの失敗談をすると(裏漉しを何度も繰り返して滑らかにしても苦みが出て美味しく成らなかった)、

「其れならば梅ジュース(青梅を粗目に浸けたエキス)で伸ばせば梅の香りが増して美味しくなりますよ。特に数年たっているともっと美味しいです」と言う。

家に帰って試したのは言うまでもない。確かに滑らかさに梅の香りがまし美味しくなったと思い、これならヨーグルトの載せて食べようと思いを巡らせるのでした。

多分自分では作らない「プラムのジャム」を購入。「草薙マルシェ」のチラシも一緒に貰ってくる。次回の開催日に行けたらなと思うのでした。



くまもんかい。



ふなっしーじゃん。



そうそう清水はちびまる子ちゃん。

祭り前日に清水七夕祭りを取材した地元放送局の番組が有りガサツなレポーターが清水銀座を歩き回ったのでした。
毎年「ふとんの松永」と「紅屋」が金賞、銀賞を争っており今年は…って触込みで視聴者の興味を誘うのでした。



何と今年は二軒とも同じテーマで(ちびまる子ちゃんと家康400年)もろに被って優劣が付けにくい結果に成っているじゃありませんか。
松永が金で紅屋が銀でしたけど…。

一般人が楽しむには事前打ち合わせも必要ですね。

テレビが取材したお蔭で清水銀座のこんな奥まで人が来ているし、テレビが取材した和菓子屋にもお客が入っているじゃありませんか。テレビの力は恐ろしい。(取材していた「甘味処 富士」は今も怖くて入れません)



平野屋(陶器店)の店先で今年も動物を売っているので覗いてみると「あ!覚えています」と彼女が言う。
そうそう、昨年はマレーバクとひとこぶラクダを購入したのでした。

家人は若い子が好きだねとそっと言う。(笑)

今年の新作と言うのでアリクイを購入。顔を覚えられるほど印象深かったのでしょうか。
来年も逢えたらまた買う事を約束して歩き出す。



中央銀座の「タケダフルーツ」の生ジュースの列に並ぶとそれは「高田ソフト」の店先まで伸びお客はジュースの列かソフトの列か確認を要する。

驚いたのはソフトの大きさと形。小生の知っているソフトはエッジが立っていてのだけどそれが無い上に、驚くほど小さい。今となってはこれくらいの大きさがちょうどいい。

生ジュースは七夕価格の200円。先週まで180円だった事は調査済み此れもお祭りですから。地元の苺を使っている事を信じて苺ジュースにする。家人は一番人気のメロンジュース。



清水橋の下の魚屋で「煮つぼ」を買いたかったのだけど人の多さに圧倒されて買いそびれてしまった。

「菓子処 見城」で「塩あじろ」と桜海老の入ったあられ(名前は忘れました)を選び店内で清算しようとしていると「いい所どり」って色々混ざった菓子を家人が見つけそれも買う事にしたのだけど、

女将が「此処は京都のお菓子も有りますよ」の一言で若い職人が考案した最中の様な羊羹の様な細長い和菓子を購入。店内に入り雪だるま式に買い物が増えて(いつもの事)気分が高揚するのでした。
最後にレジの横に置いてある「珈琲に小豆が入った飲み物」を勧められたのだけど珈琲の領域はちょっと譲れない。

帰宅後桜海老のあられでビールを飲み今日の反省をしながらアリクイを眺めるのでした。(笑)



閉店していた「リビングこまつ」が看板其の儘で誰かがバッグを売っている。



「地下道入口の上屋(屋根)柱を点検したところ、安全対策実施が必要である事が確認されました。
このため、安全対策が完了するまでの間、歩行者の安全を確保するため、横断地下道の使用を停止します。(以下省略)」
「(前略)7月中の完了を目指しています。(後略)」

などと張り紙がしてあり地下道が地震で壊れるなどと言った噂はウソでした。(笑)
この地下道を使うのは西友に行くときだけなので滅多に使わないので良く知らなかったけれど、歩車分離の信号機の方が使い勝手が良い事が良く分かる。

歩行者の為なら此のままの方が良いと思うのだけど、交通渋滞を考えると地下道は必要に成りますね。
あなたは車側の人ですか?
コメント (4)
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