私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

興津鯛焼き

2014-01-10 17:57:06 | ご飯ですね
沼津からの現場仕事の帰り道。興津辺りで国道一号線の旧道(旧東海道)に入り街道沿いに有る鯛焼き屋を目指す。

此処の鯛焼きは古い窯を使っていて表面が少し焦げ気味でパリッとしていて美味しい。
興津の町は餡子を作る機械の発祥の地で餡子とは深い関わりがあり、この鯛焼きもその一つと言える。

店の隣に有る駐車場は既に先客が有り満車(一台しか停めれない)
仕方なく道路に駐車して店に入ると先客は鯛焼きの写真撮影をしていた。
テレビの人?と聞くと「テレビ静岡です」と言い番組名を名乗った。

お笑い芸人が来たそうで今日はその写真撮りに来ているそうだ。

ふと鯛焼を見たら右を向いている。
向きが反対の様な気がすると呟くと
「鯛焼きはこちらの面が綺麗なので右向きにするそうだ。焼魚とは反対に成る」そうで為に成りました。



焼き場で楽しそうに鯛焼きを作っているご婦人たちの手元の鯛焼きも…




右向きに並べられていてしかも蒸れない様に簾が下に敷いてあり、保温箱に居れたりする何処かの大判焼き屋とはお客に対する向き合い方が大違いだ。(何回も言っちゃうけど…)




お持ち帰りの鯛焼きも蒸れない様に経木に包まれていて美味しく食べるための心使いに鯛焼きの温かさ以上に体が温まる思いがします。然もかしら右。(笑)

清水区庵原在住の義母にもこの鯛焼きを届ける。以前興津に住んでいた義母は餡子好きなのだが話が長い。まあ、これも成り行きだからしょうがない。相槌を打っていると突然「換気扇の紐を引っ張っても回らなくなったんだけどどうしてかね」と聞いて来た。

小生を便利屋と思っている気もするけれど、そこは丁寧に壊れたんじゃないですかとお答えしておくと「そうかね」と妙にあっさり納得されてしまった。これで気が澄んだなら良しとしよう。

「今年で86歳に成るのさ~」と聞いて思わずやっと平均寿命ですねと言ってしまった。
あっと思ったのだが後の祭り。こんな話をするともう寿命が無いと思ってしまう年寄りが多いと聞いていたので、フォローしようとするのだが上手く行かない。元気だから大丈夫ですと付け加えたのだった。(汗)
コメント (2)
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