私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

宿題

2010-10-18 05:57:44 | ひとり独り言
朝市の帰り道、美濃輪町商店街の魚屋で魚の開き方の話になり、簡単なレクチャーを受ける。まあ、文化包丁で上手く開ける訳も無く、小出刃庖丁でも買わなければと話したのだったが、店主は、「じゃあ、練習」と言いながら太刀魚を出して来たのだった。
家に帰って、開いて見てって事なのだ。

開いた後は、軽く醤油又は塩を振り干して食べると美味いと言う。
折角の御好意なので、取りあえず、三枚下ろしに挑戦してみる。



腹を開いた後、中身を取り出し魚に包丁を入れる。骨がプチプチ当り骨に沿って切れ込みを入れる。上手く行ったと思ったら、骨に肉が沢山付いている。やっぱりね。
中骨を取り腹骨も切り落とし、骨と言う骨は全部切り落としたら、随分薄い切り身が出来た。まあ、こんなもんさ。

軽く塩を振り、笊に並べ、もう一つ蝿除けに笊を被せる。これで完璧。
半日も干せば、美味しくなるはず。家人が晩御飯のおかずするというのだが、主皿じゃないよね。(グスグスの開きが)



自分で開いた魚の骨が愛おしく、このまま捨てるなんて考えられない。
低温の油でゆっくり素揚げにして、ビールのつまみを作った。

旨い。本当に作りたかった一品かもしれない。
コメント
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