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私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

金曜日の夜

2010-01-30 09:11:13 | Bの壺
金曜日は家族がそれぞれお稽古に出掛ける。家人は「交流館」で太極拳。交流館祭りも近いので練習に余念がない。愚息は近くの中学校へ空手の稽古。初級試験もあるので金曜日の夜は外せない。(時々ズル休みをする)
私はと言うと、陶芸教室。駅前銀座の「リビングハウスこまつ」に出掛ける。

駅前の工事が進んでいると聞いていたので清水駅前に来てみると「大和屋」がない。
壊してたのだから無くなるのは分かっていたけれど、実際に目で見ると「ああ~、こうなるのね」と見入ってしまう。こうして見ると「SEIYU」のネオンが眩しい。
「モモゾノ」もない。「あ~~あ」



バス停の整備も進み大和屋の裏に有ったバスターミナルが駅前に変わった。このバスターミナルに変わって清水駅から路線バスに乗った事が無いので、自分の近所を通る路線がどこから乗るのか分からない。清水駅くらいなら自転車で充分走って来れるのだ。(雨の日は除く)



駅前銀座を歩いていたら「大和屋」を見つけた。
ここが仮店舗なのだ。看板を見つけた時はちょっと嬉しかった。



柿の葉の菓子器。「柿の種」専用スイング皿(揺れる)

「リビングハウスこまつ」の一階が「まちカフェSHIMIZU」になりオープン日は大盛況だったそうだ。
そんな話から陶芸教室では講師の小割氏と野口さんが、作家さんの交流会を企画していた。こまつに出入りしている人たちの交流や町散策をやってみようとか。話し始めると止まらない。
人が集まっていると、どんどん集まってくる。そんな場所が提供されて、楽しくなりそうな予感がする。清水に出たら寄ってみたいですね。

町興しと言うよりも、自分が面白いと思う事をやってみようと、情熱が溢れ出る。蔵談義の復活もお願いしたいところです。(笑)



追記:2/13最速で完成。
釉薬の色合いも良く、思った以上の良い出来とご満悦。
後は、これに柿の種を入れて晩酌をするだけです。(笑)


植木鉢

2010-01-16 08:23:27 | Bの壺
陶芸教室に行く。土を触るとひどく冷たい。土を10回も叩くと手がかじかんでくる。部屋を暖房しているので土の渇きが早く、何とも素人にはやり難い季節だ。
今回は、植木鉢を制作。「山野草鉢」

陶芸教室には自転車で通うのだけれど、今夜は、今年一番の冷え込みで、老体には厳しい。
家に帰ってから、お酒で暖まろうと思い、(毎晩?)八千代橋近くのサークルKで乾き物のおつまみを買う。

レジのご婦人に「寒いね~」と話しかけて見た。ここは常套手段。答えがどう来るのか、特に期待しない。
「寒いですね」一息開いて「でも、ビール好きはこんな日でも冷たいビールを飲むらしいですよ」と当りが有った。
「いや~、こんな寒い日はビールはダメですね。最近は日本酒です。」と浮きを動かしてみる。
「熱燗ですか?」「ぬる燗ですね。どちらかと言うと常温ですね」と更に動かす。
「入江岡の、篠田酒店に良い日本酒が有りますね」と完全に乗ってきた。
そこから先は酒の銘柄の話になり、ちょっと温まる時間を過ごせた。

最近お気に入りの「喜久酔」を勧めると「八海山」を紹介され、彼女も日本酒好きと見た。


ちょっと得した気分でペダルを踏み、意外と早く家に帰れた様な気がする。
気持ちがすっかり酒宴になっていた。

* - * + * - *
Bの壺の完成品を、追加掲載しました。







追記:2/13太陽の顔の付いた植木鉢は、釜焼きの途中で二回転倒したそうで、二回目は落下が伴い粉々になってしまったそうだ。太陽の顔は直ぐに脱落し(取り付けが甘かった。予想通り)出来上がらなかった。残念。

おまけで作った太陽の目のぐい飲み。(写真右端に目が有る)



異変

2010-01-09 08:38:03 | Bの壺



手びねりで大まかに器を作り、外側を面取りして外形を作る。
少し乾燥させて、内側を削り取り厚さを調整する。
土を削り取る感覚が面白い。

昨年暮れ、十二月は仕事が忙しくて陶芸教室を休んでいた。
新年一回目の教室に行くと生徒さんが私一人しかいない。
一人は、東京に転勤になり、また一人は体調不良で夜の部から昼の部に移られたそうだ。もう一人の男性も仕事が忙しくらしく、殆ど出て来ないし、新婚さんの女性はご懐妊のため殆ど通えないそうだ。これは、教室存亡の危機だ。

でも、一対一で指導を受けられる教室もまず無いので、私的にはラッキーではある。



持ち手を付けてコーヒーカップにしても良かったかもしれないと
今頃思う。毎回、酒器ばかりを作っている。(笑)

3/27追記

出来上がり(3/27)

忘れた夜

2009-11-14 05:40:30 | Bの壺

夕刻、成果品の面白くない修正の連絡が有り、落胆していた。「なんでそうなるの」とつぶやきながら、ソファーに転がっていると家人が出掛ける支度をしている。
あれ~何処行くのと聞くと、太極拳と言う。ああ、金曜日の夜だからねと思っていると「あなたは、出掛けないの。陶芸教室」と言われ、完全に忘れていた事に気が付き慌てて出掛ける事にした。

夜は雨が来ると天気予報で言っていたので、車で出掛ける事にした。

構想も無く土に向かうと何を作ろうか迷う。残りの土の量から行って蓋物は出来ないし、土鍋用の土なので火に掛けられる物を作りたい。
そこで思い付いたのが「グラタン皿」

如何に下手くそに作るのかが「テーマ」でどうしても上手に出来てしまい面白くない。まあ、後は焼で決まるので、余り手を入れない事にした。どうでしょう?

先日出来上がった目玉焼き器が上手く出来た事を講師に伝えると、「へ~上手に出来るんだ」と違う意味で感心していた。作る前に出来る様な事を聞いたと思ったのだけど、それは、電子レンジで作る事が出来ると言う話で、玉子焼き器で上手に出来るって事ではなかったらしい。(笑)

上手に出来たなら、他の教室でも言って見ますと話すので、これから「小割哲也」氏の陶芸教室で、目玉焼き器を作る人が出てきたりしそうです。

小割哲也氏の個展が富士宮で開かれる。(12/2~12/7 江戸屋ギャラリー)初日と最終日以外はガラガラと聞くので、冷やかしに行ってみる事にしたい。



目玉焼

2009-11-11 11:39:43 | Bの壺
事務仕事の日の朝食に目玉焼きを作る事が有る。小さなフライパンが無いので四角の卵焼き機で焼いていたのだが、陶芸教室で電子レンジ用の目玉焼き機を作ったので今朝試してみた。

目玉焼きは玉子を二個焼く事を良しとしていたのだけれど、いきなり二個も失敗しても嫌なので、一個の玉子で我慢する。

黒い釉薬は陶芸教室(講師の好み)の指定なので何とも出来ないのだけれど、玉子の黄色が映えて良い感じだと思った。

受け皿の中心に向かってゆるい勾配が付いているので大体真ん中に行く計算で作った積りだけど、何となく思惑通りで嬉しくなってくる。



早速電子レンジに入れたのだが、600Wで何秒加熱するか分からない。時間を2分にセットし過熱を始める。50秒を過ぎたぐらいで一回目の破裂音。蓋が有るので気にしていなかったけれど、1分を過ぎた時に二回目の破裂音が有り直ぐに止めた。
これ以上加熱すると、黄身が破裂しそうなのだ。以前、実験的に加熱して酷い目に有った事が有る。(笑)

蓋をあけて見ると、想像以上の良い出来にびっくり。(本当は、どうせ上手く出来やしないと諦めていた)これは良い。次回2個玉子に挑戦予定。

出来たての目玉焼きを炊き立てご飯にのせて食べる。旨い。苦手な白身が固まっていて普通の玉子掛け御飯より美味しいと思う。黄身も半熟(生に近い)で丁度いい。いつもの調子で食べていると、玉子が一個だった事が悔やまれる。やっぱり玉子は二個です。

小学生時代、毎朝一個の玉子掛け御飯で学校に行っていたを思い出し、ちょっと懐かしく思う。あの頃は一個で充分だったし、二個食べるなんて思ってもみなかった。近所の農家で鶏を飼っていたので、そこから生みたてを買っていたのだった。
当時の味目では思い出せないけれど、きっと美味しかったと思う。


追記:中子さんからのリクエストもあり今朝も使って見る事にした。今度は二個の玉子を使う。



風味を出す様に皿にマーガリンを塗り洋風にしてみる。油を塗った方が皿にくっつかないので良い。



600Wの電子レンジで1分加熱。ここで皿の場所を変えて更に40秒加熱。
レンジの癖で加熱斑が起こり易いので、コツをつかむまでもう少し時間がかかる。



切ってみました。黄身がとろけ出て美味しそうです。
昨日の一個の時よりも少し硬めでしたが、上手く行った方です。
愚息に自慢げに見せたのだけれど、特に興味も無く
芽かぶを入れた味噌汁をすすっていた。