ひび割れの入った植木鉢。
織部焼に成るなら鉢底に穴を開けない鉢の方が良かったかも知れないけど、
そう思うほど、良い感じの植木鉢に成ったと言いたい。
そうなると、この鉢に植える植物は何が良いだろうか。
陶芸の楽しみの一つ、使う楽しみと見る楽しみに移行する。
作家的には、山野草の鉢なので…。
家人に頼まれた「タジンナベ」(そのつもり)
見栄えよりも調理器具として使えるかどうかの方が問題なので早速試してみる。キャベツ、玉ねぎ、人参を適当に切り鍋に入れて蓋をする。
野菜の量が少ないのでどうかと思っていると直ぐに焦げ臭くなった。
やっぱり。仕方がないので水を注ぐ。これで蒸し焼きに成るのか疑問。
まあ、玉ねぎは美味しく出来たけれど、キャベツと人参は思う味に成らなかった。キャベツは焦げて、人参は生煮え。
使い方を考えながら、仕分では使えるに分類された。(やれやれ)
家人が言うには、ワインカップを作るよりもまだ鍋だったら使い様が有るねと褒めている様な、けなされている様なコメントを頂戴した。
煮物鉢
陶芸教室の生徒さんからも「白く入った線がいいねえ」と小割氏の釉薬の掛け具合を褒められた。 こうして見ると高台がまだまだ甘い。最後の仕上げがきっちり出来ていないので、締まりの無いもになってしまった。
ジョイフru
動画はこちら
手間暇掛けただけあって、愛着がある。