masaring

自己チューの進行形日記でshow。

いとこ。故郷に帰る。

2008年05月19日 | masaringの内緒話

20080517_001

【ピンクの花の横で、赤いヤブウツギも咲き始めましたね。】

Hana2rin

中学生時代から、文通していた父方のいとこ。
結婚して大阪に来た。和歌山と大阪。近いようで遠い。

子どもが同い年と言うこともあって、子どもが幼い頃
我が家を訪ねてくれた。いとこのお宅に訪問したことも。

彼女の旦那さんも出身は熊本。大阪での勤務だった。
だから、社会に出てからは大阪で住まわれていたのだ。

でも先日。「旦那も定年したので、ふたりの故郷」である
熊本へ永住の地を決め帰ると言う電話をいただいた。

彼女のお母上も昨年、亡くなった。
私を我が子のように可愛がってくれた叔母だった。

彼女の子どものひとりは、我が長男と同じ職種だと言う。
徹夜、徹夜で大変な仕事だ。親の心配はどこも一緒だ。

 

Haihana

熊本へ帰る前に、彼女からすれば亡き伯父である、
私の父親の墓参りということで、我が家へ昨日、
日曜日に訪れてくれた。久々の再会だ。

でも、今度はほんとに住む場所は私の家からは、遠くなる。

何度も書くが、私の亡き父は、熊本出身なのだ。

戦後、シベリア抑留生活の後、最後の引き揚げ船で帰国。
縁あって、和歌山へ。縁あって、私が生まれた。

和歌山と熊本。地理的に昔は遥かに遠かった。
中学時代、彼女から手紙が初めて届いた時はビックリした。

でもとても嬉しかった。何か懐かしかった。

今のように、メールなんか無い時代。
何日もかかって届いた封書。

亡き父の兄妹の近況も手に取るように見えた。
こちらも、和歌山の様子を頻繁にお知らせした。

Haihana

時代は流れ、父の兄妹も1人だ。他4人はすでに他界。

生命のバトンタッチから言うと当然の事だが、
時代は川に例えられるようにほんとにあっと言う間に
流れていくのをまたもや実感したのだ。

仏壇に手を合わせ、お墓参りをして
いとこ夫婦は大阪へ帰った。そして明日、熊本に帰る。

我が家での滞在時間約2時間。
でも、会ってなかった空白の時間はすぐに埋まった。

Hana2rin

彼女達の乗った車を見送りながら

故郷の熊本で

幸せな第二の人生を送られることを祈った。

20080518_001

【イキイキ、はつらつ、感動いっぱい、いのちいっぱい。】

コメント (4)
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