日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

円高!株価が今年の最安値。内需が支えないから株価は下がる。

2010年06月30日 | 経済
 円高が進み、1ドル=88円、1ユーロ=107円台になった。それと共に株価が下がり9300円台になった。これほど円高で株価が下がるのはなぜか。円高になれば多くの輸入物資が下がり、助かる個人、企業も多い。なぜ円高により株価はかくも急速に下がるのか。
 この現象は日本経済が外需に支えられ、内需が極端に抑えられていることを示す。ここ15年に上る歳出削減、公務員削減、公共事業の圧縮により、内需が限界まで抑えられていることを表している。唯一の希望であった外需が円高になれば調子がおかしくなる。そうすれば下がらざるを得ない。内需は限界まで押さえられて地価はー3%で、物価はー1%で下がり続けている。こういう状況で株価を支える主は内需になるが内需は15年間のデフレ政策で青息吐息である。その内需を反映した株価にならざるを得ない。内需が活発に活動していれば、円高のプラス効果で内需がさらに元気になり、株価押し上げの原因にもなる。通常なら円高は日本経済の強さを表すから株価は上昇するのが普通である。
 日本経済の現況を考えると大幅な財政出動と減税により内需を盛り上げることが日本経済を立ち直らせる唯一の方法である。この処方箋は10年以上前から同じである。日本政府はこれと正反対の政策を続けてこれまで経済を悪化させてきた。
 円高はプラス要因、株価は上がらなければ本当ではない。日本はデフレ病の重症患者で日本政府の誤った経済政策で次第に重症度が増している。消費税増税ではなく減税、事業仕分けではなく、大幅な財政出動が必要である。
 年間120兆円の予算を組んで5年間景気刺激を行えば円高により、株価が上がるような本格的な健康体の日本経済が出現する。
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サッカーW杯の敗因

2010年06月30日 | スポーツ
 先ほどパラグアイ戦が終わった。PK戦で敗退と言う残念な結果であった。デンマーク戦に比較して日本の出来は悪かった。なかでも川島ののゴールキックが単調で気になった。明日の新聞にはスーパーセーブの連発として大きく報道するのであろうがそうは見えない。川島のゴールキックは遠く高く蹴る(ロングパスを選択する)ことが多く、仲間に渡る確率は半分以下である。遠くけらずに確実に仲間に渡るところに蹴れば大きくその後の展開は変わって来るであろう。相手にボールが渡ればすぐ対応しなければならないし不要な消耗も強いられる。
 さらに敵陣に押し込んで相手のスローインになると日本はポジションを明け渡して自陣に引き上げる傾向があるがパラグアイは引き上げずにスローインのしにくい形を維持して、敵陣でがんばるのが印象に残った。
 ゴールキックの際に容易に相手側にボールを渡してしまうこと、或いは相手にボールが渡った場合に容易にポジションを明け渡して自陣に引き上げること。この二つの欠点が終始パラグアイに押され続けた原因ではなかろうか。
この欠点がなければもっと日本の攻撃の機会が多くなり90分以内で得点することが可能であったと思われる。 
  その後の発表されたデータに寄ればゴールキーパー川島のロングパス選択率は80%でパス成功率は36%と出ていた。32チーム中最低であった。これほど低いパス成功率で80%(32チーム中最高)もロングパスを選択するとは何も考えていないことを示している。
  ちなみにスペインのゴールキーパーカシリアスのロングパス成功率は61%もあるがパス選択率は38%に過ぎない。その結果全体のパス成功率はカシリアス82%に対して川島は42%となっている。この違いは大きい。ゴールキーパーは相手のマークを受けない。フリーである。最低でもパス成功率は60%は欲しい。パス成功率が42%とは敵側に内通していると考えられても仕方のない数字である。
  こういう初歩的な欠点は外国に行かずとも日本に居る間に直しておくべきである。
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