福井のお菓子教室 Petite Maison Blanche(プティメゾンブランシュ)

福井市内の自宅にて、お菓子教室をしています。
お菓子教室のご案内、薔薇の庭など日々の事まで綴っています。

講習会へ参加

2006-06-21 | 日々の日記

今日は朝から講習会に参加してきました。
講師は、東京の「パティスリー プラネッツ」の山本シェフです。
以前、本で見た事はあって名前は聞いた事があったので、ドキドキです
この講習会は、トルコ産ヘーゼルナッツ協会主催のパティシエ用の講習会でした。
こんな有名な人の講習会に来る事が出来るなんて、やっぱりお店で働いていて良かったあ~。
定員は50名だったので、一番前の席をとるために、30分前には会場に着きました。それでも10名くらいはすでに来ていましたが、一番前の席をとることが出来ました。

シェフが現れました。かなり大きい方で、ちょっとびっくりでした。

   

講習会は10時~16時までの予定で、5品のデモンストレーションです。
ヘーゼルナッツを使ったお菓子なので、チョコレートなど濃厚なメニューでした。
作って頂いたのは、

   
「 プラリネ・オ・ポンム 」
 ヘーゼルナッツをたっぷり使ったビスキュイに、ヘーゼルナッツペーストとチョコとフィヤンティーヌを混ぜ合わせ冷やし固めたクリスティオン・ノワゼット、リンゴのソテー、ヘーゼルナッツペーストを使ったクレムーを重ねた濃厚なアントルメ。

   
「 ドーム・ノワゼット 」
 ナッツをたっぷり使ったビスキュイ、チョコレートのムース、ヘーゼルナッツと砂糖をキャラメルになるまで火を通して砕いたヌガーを加えたヘーゼルナッツのムース、アプリコットのペースト、を重ねたお菓子。

   
「 キャラメル・ノワゼット 」
 ナッツを使ったパン・ド・ジェンヌ・ノワゼット生地をサヴァラン型で焼き、ナッツ類にキャラメルを絡めたものをのせた焼き菓子。

   
「 ヴィエヌ 」
 ヘーゼルナッツを使ったダクワーズ生地をトヨ型に流し、中央に発酵バターにアーモンドパウダー、粉糖、卵などを混ぜ込み、コーヒー風味にした生クリームを加えた生地を絞り、焼成し、グラサージュをかけた焼き菓子。しっとりしていていました。

   
「 タルト・オ・ショコラ・ノワゼット 」
 パート・シュクレ生地にヘーゼルナッツペーストにキャラメルなどを加え、最後にチョコレートを混ぜた生地に、ナッツとグラニュー糖をキャラメルになるまで火を通したヌガーを砕いて加えたものをシュクレ生地に流し固めた濃厚なチョコレートタルト。

どれもこれもかなり濃厚でしたが、とっても美味しかったです!!
作業のペースもかなり早くてあっという間にシェフは、5品仕上げてしまいました。
16時までの予定が、14時で終わってしまいました。
こういう講習会で勉強出来た事は、本当に良かったです。初めてこういう有名なシェフの講習会に参加しましたが、とってもいい勉強になりましたまたこれからも行かせてもらえるそうなので楽しみです。
福井のお菓子は、どちらかというと東京のようにお洒落で濃厚なお菓子ではないような気がするので、すごくいい刺激になりましたやっぱり私はこういう濃厚なものが大好きです。
材料さえ揃えれば、どれも出来るものなので、さっそく家でも作って復習してみようっと。


帰り道に、コーヒー豆を買いに行こうと、専門店へ寄ったのですが、久しぶりに行ったので忘れていたけれど、このお店は、いつも試飲の本日のコーヒーが頂けるのです。しかも席に座ってゆっくり飲む事が出来るのです。そんな事すっかり忘れて行ったので、なんだか得したようで嬉しかったですやっぱり自分でいれるのと違って美味しかったです。いい休憩だった~