goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うネーミングの意義

2017-12-25 22:10:33 | 日記
 通常ポンプ・システムというのはリーボックの十八番、と考えがちですが、1990年代にはLAギアも空気注入システムを持っていました。

 今もLAギア自体は存在するようですが、1990年代の彼らはユタ・ジャズ所属のカール・マローンというビッグネームと契約し、全米規模でコンバース、ナイキ、リーボックと市場をあらそっていたのです。

 LAギアが生み出したバッシュの代名詞が「カタパルト」と言います。

 カタパルトは空気注入技術だけでなく、ジャンプして着地した際に踵が光る、というある種画期的な技術も搭載していまして、ブリティッシュ・ナイト。ザンザス、SPXなどとは異なる異彩を放っていたものです。

 僕が思うのは技術ではなくネーミングについてです。

 エアー・ジョーダンのような選手の特徴をうまく具現化した商品は改めて素晴らしいと思いますし、リーボックがアレン・アイバーソンと契約した際

 1996年の初代バッシュ 「クエスチョン」 問題児と囁かれる君が、NBAで活躍できるのか
 1997年の2代目バッシュ 「アンサー」 新人王に輝いたね。見事評判を覆し「アンサー(結果)」を残したね

 という上手いネーミングを施しました。

 アディダスがサッカー・スパイクでプレデター(捕獲者)を再発しました。

 カタパルトやプレデダーのように、どこか戦争や威嚇を思わせるネーミング、これを聞いて悲しむ方がいなければいいなあと思います。

 名前というのは人名に限らず、そこに願いが込められていますから。

 サッカー・スパイクも短期で新作が出るようになり、ネーミングを考えることさえ一苦労でしょう。

 それでもどこかで配慮が必要な名前が出てこないことを期待したいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本でも「アノ」論争は起きるだろうか

2017-12-25 17:23:26 | 日記
 2002年の韓日ワールドカップの際、イタリア国内で紛糾した議論があります。

 それはロベルト・バッジョを招集すべきかというもので、結果的には落選の形でした。

 バッジョが先発にこだわらず、23名に選出されれば本望という形でしたが、攻撃陣はトッティ、ヴォエリ。デルピエロにインザギと駒が多く、指揮官トラパットーニが最後の23名に示したのは、ベテランのアンジェロ・ディ・リービオでした。

 トラップらしい「手堅い」指名と言えました。

 一方でファンの声には
 
 「バッジョは日本で大人気だからさ、日本はイタリアを応援してくれるはずさ」

 というものがありました。

 バッジョが仏教(創価学会)を信仰していること、1993年のユヴェントス、1999年のジョモカップで来日の際、物凄い声援を浴びてファンの熱意を身を持って感じていた、この点をトラップは考慮せず、ファンが期待したというものです。

 先ほど、同様の意見がある事を知りました。

 「本田をハリルホジッチが招集すれば、ロシアファンが日本をウ応援する」

 というもので、なるほどチャンピオンズ・リーグ対セビージャ戦で美しいフリーキックを炸裂させたことは有名です。

 通常本田と言えば

 「マクラーレン時代のF1」
 「本田宗一郎と車、バイクの先駆者」

 というものでしたが、今の世代はむしろ本田圭祐を連想する気がします。

 本田の招集で勝ち点3が転がりこむというのはダイダンですが、発案としては悪くない、そんな印象を受けます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文春新書「新・戦争論」より

2017-12-25 14:21:23 | 日記
 文春新書から刊行されている佐藤勝、池上彰両氏の対談集である「新・戦争論」

 この73ページにおいて

 「マルクス主義では本来、国家は死滅すべきものだとなっているのに、どうしてソビエト国家ができたのか」
 「レーニンは、これは国家だはなく半国家であると言いました」

 という記述があります。

 僕はドストエフスキー、チェホフ、トルストイ、そしてツルゲーネフなど来夏のワールドカップに向けて、ロシアを代表する作家の本を読みたいなと思うだけで、まだ実行に移せてません。

 その一方でこの一文を読むだけで

 「世界最も権威を主張する国が、今現在は国家の体があるのだろうか」
 「国家は死滅すべきと思う人物が過去にいた国で、国家間で最高の舞台であるワールドカップが開催されるとは」

 という思いを抱いたわけです。

 ロシアは代表選手がロシア・リーグでプレイし、2010年の南アフリカのように開催国でありながら16強進出は相当難しいと指摘されています。

 レーニンはつまり

 「国家は廃棄されるべき」

 と語ったと佐藤氏は述べていますが、ロシア代表がファースト・ラウンドで敗退すれば、ある意味国家はその誇りを失うのか、というテーゼが生じる気がします。

 ウクライナはロシア語で片田舎を指すそうですが、ウクライナ代表も2012年欧州選手権以降、政治的体制が尾を引く形で難しい状態に追い込まれています。

 イタリア語ではプロビンチャ
 フランス語ではプロヴァンス

 が地方を意味しますが、この優雅な響きとは異なり、ウクライナの片田舎という響きは哀愁が感じられます。

 果たしてクリミア、南オセチア、ジョージア、そしてウクライナと周辺諸国の政治状況をどう顧みながら、来夏のワールドカップを開くのか、ロシアは進路が難しいように思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川崎フロンターレ、再度大久保が加入するのか

2017-12-25 13:26:56 | 日記
 川崎フロンターレからFC東京へ
 FC東京から再度川崎フロンターレへ

 FC東京FW大久保が、1年で再び川崎フロンターレへ加入と囁かれています。

 それだけフロンターレには良質のパスの出し手がいるだけでなく、戦力補強や指揮官の任命がFC東京より勝っているという感じているのでしょう。

 鬼木体制は風間体制で培われたマイボールの大切さに加えて、逞しさ、精悍さが感じられるようになりましたからね。

 フロンターレからすれば

 1・チャンピオンズ・リーグとの掛け持ち
 2・大久保自身がフロンターレ在籍時、リーグ3度の得点王を獲得
 3・小林、大島、車屋など日本代表候補が多い中で、ワールドカップ終了後の欧州移籍を見据えての戦力補強

 という面があると思います。

 僕がフロンターレのファンならば

 「なあんだ、1年で戻るくらいならば移籍しなければよいのに」

 と苦笑いするでしょうが、リーグ王者を防衛するには適切な補強は最優先です。

 FC東京は前田、大久保、ピーター・ウタカと前線ン戦力が充実しているほかに、五輪代表経験選手も含めて日本代表ジャージを先発皆が纏った経験があると大きな期待がよせられましたがm監督交代と攻撃の糸口が見いだせない。

 と、思うような形でシーズンを終えることはできませんでした。

 グランパスエイトがジョーの移籍がほぼ既定路線となり、神戸はシーズン開幕からポドルスキが使えるなど、各クラブはサッカーの基本である

 「勝ち点3を得るために攻撃を活性化」
 「ファンがまた来場したいと思えるサッカー」

 を見据えています。

 果たして来季、両クラブはどのような展開を見せるでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする