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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本サッカーが戦えないと指摘される背景を想像する

2017-12-17 21:50:03 | 日記
 日本の中学、高校では時に誰もが不思議に思うわけのわからない「校則」があります。

 万引きや買い食いをしてはならないなどはわかりますが、

 「使用するトイレットペーパーは30センチまで」

 というように、備品の大切さは重要ですが如何ともしがたいと感じますよね。

 かつてトルシエが日本人は赤信号で車が通る気配すらないのに渡ろうとしないと、秩序ではなく秩序「すぎる」点を揶揄していましたが、それはそうでしょうね。

 だって僕たちは幼少時から

 「これをしてはいけません」
 「何でこんなことをしたの」
 「俺の言うことだけを聞いていればいい」

 と自主性を尊重しなければという風潮とは、あべこべの教育を受けてきており、自主的に動く、想像力を高めようとすればそれだけで叱責されるわけですから、怒られてまで動くわけないじゃありませんか。

 日本は法治国家なのですから、どんなに悪質は犯罪でも弁護人がついて、情状酌量を求めますが、一般社会では

 「私はこのような考えで動きました」
 「あの時はあの動作が最適と思えたのです」

 と、叱責の場で自分の気持ち、思想を伝える機会すらありません。

 法廷ならば執行猶予さえつかない有罪判決と同様、つまり自分の株だけが下がる、というわけです。

 韓国戦、日本代表が無様な戦いをしたことは事実でしょうが、戦える選手が存在と言う前に、まず日本には

 「戦えるだけの価値観を養える教育がそもそも存在しない」
 「日本人は常に自分に寛容であり、同時に人のミスに神経を尖らせている」

 ことを忘れてはいけないと思います。

 そうでなければ、自分と自分の子供の都合だけを最優先するモンスター・ペアレントは生まれないと思うのです。
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若し僕が日本代表監督を決めることができるなら

2017-12-17 13:58:06 | 日記
 長谷川建太 ガンバ大阪からFC東京
 城福浩 サンフレッチェ広島
 ミシャ・ペトロビッチ 北海道コンサドーレ札幌

 というように、契約を終えた指揮官、あるいは休養期間を終え、新しい契約先が見つかった指揮官の顔ぶれを見ると、J1で優勝経験を持つ、もしくは明確は方法論を持つ指揮官を、仮にハリルホジッチ監督を更迭した際の後釜には据えられません。

 様々な考えがよぎりましたが、一番現実的なのは当然ですが現体制でロシア・ワールドカップを戦うことです。

 その前に西野技術委員長が監督交代を考えているとも思えませんしね。

 もしですよ、仮に交代の機運が高まるならば、方法は2つあると思います。

 1・森保五輪代表監督をA代表との兼任にする
 2・ボステコグルー元オーストラリア代表監督を招く

 という案がそうです。

 両者が3-4-2-1という布陣で戦うこと、そして日本人選手が近年培ってきたマイボールを大切にする、という根幹はいずれも変わらないと思います。

 森保監督の強みは

 通訳を雇う必要が無い事
 J1で3度の優勝という誰もが認める実績
 布陣はあくまで3-4-2-1がベースだが、選手の特性を最大限に活用できる

 というものです。

 一方ポステコグルー監督の場合は通訳が必要ですが、アジアカップ2015の優勝、2017年コンフェデレーションズ・カップの出場はもちろん、2014年ワールドカップを経験という、日本を軸にした森保さんよりも、

 「場数の多さと規模」

 で優れている印象を受けます。

 オーストラリアに速さとマイボールという二つの戦術を取り込み、一段階他界レベルを目指した功績を考えると、ポステコグルー監督がフリーであることは魅力的のように感じます。
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日本代表、韓国代表に1-4で敗戦

2017-12-17 13:38:47 | 日記
 中東ではガルフカップが大きな意味合いを持ちますが、カタールとの国交問題で開催が危ぶまれています。

 ガルフカップで優勝することは中東諸国最大の名誉と言え、敗れた国は簡単に監督をクビにします。

 ガルフカップでなくとも湾岸諸国は監督交代を頻繁に行い、サウジアラビアもファン・マルバイクが2006年大会以来のワールドカップに導くも、簡単に袂を別つ形になりました。

 サウジの監督交代の多さは異例ですが、サウジは過去

 「サウジ家の私有財産で国民全体を養う」

 という国家であって国家でない体裁でしたから、サッカーで敗れること、不出来な勝利はサウジ家の面子がたたない、と感じるのかもしれません。

 さて、翻って日本です。

 極東4か国の争いで優勝できなかった男女ですが、僕が思ったことは

 「これがアルゼンチンやブラジルならば、監督交代に言及するだろうか」
 「小さいながらも優勝が懸かる大会だっったはずだ」
 「ヒステリックに交代を叫ぶのは得策か」

 という、様々な考えでした。

 一般論ですが男子の場合、ザッケローニ、アギレ政権で長所とされていたマイボールの大切とパスワークが影を潜めているというものです。

 縦にボールを動かし、ワン・オン・ワンで競り負けない、というハリルホジッチ監督の方法論が、日本人選手が持つ長所とかみ合っていないという意見が根強い。

 仮にマイボールとこれらの戦術の折り合いがつかないならば、監督交代はあるでしょうか。

 サッカーは短期で監督が交代するスポーツで、実際アジアカップやワールドカップでも期間中の監督交代はあります。

 日本も1997年、加茂体制から岡田体制に変更したわけですが、監督交代のリスクを背負うべきか現状維持か、皆で考える必要があると感じます。

 一方で井手口、倉田に代表される選手たちを招集、起用している事と予選突破など、現体制の評価も忘れてはいけませんが。
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S1、キングのグアムキャンプをレポートする

2017-12-17 01:44:38 | 日記
 キングカズのグアム島キャンプの様子を、松井大輔をゲストに迎えた「S1」が放送しました。

 カズは先日、モスクワで行われたワールドカップ抽選に参加し、その際にロナウド、ロナウジーニョ、プジョルなど各国代表として一時代を築いた選手たちと対面しています。

 カズが日本経済新聞にコラムを持っていることは有名ですが、その中でトレーニングジムでフランス代表監督を務めったロラン・ブランからその練習量の多さを指摘され

 「欧州から見ても、僕は練習のしすぎみたい」

 とケロリと語っている姿に、現役を全うしたいという気持ちがにじみ出ています。

 ちなみにロナウジーニョに対して

 「日本でプレイしたらよいじゃないか」

 と語りかけたそうですが、もう彼にプレイする熱意はあまり残っていないようです。

 バロンドールの受賞
 2002年ワールドカップ優勝
 2006年チャンピオンズ・リーグ優勝

 というように、多くのトロフィーを抱擁できたことが、彼にとって満足のいく結果なのでしょう。

 一方でパリに移籍する際、そしてブラジルに復帰する際の2度、ロナウジーニョと代理人であり実兄であるアシスからひどい目にあわされたT感じているグレミオのファンとは、もう和解は難しいと思います。

 ロナウジーニョが心残りがあるとすれば、2000年シドニー五輪で金メダルを獲得できなかったことよりも

 グレミオでコパ・リベルタドーレスを優勝する
 トヨタカップで欧州王者と対戦

 という形が実現しなかった事と思います。

 グレミオがレアルに勝利すれば、ロナウジーニョが居心地の悪い気分になるかもしれません。

 キングは1月にもグアムキャンプを行うそうで、彼が練習の虫をやめる気配は全くありませんね。
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雑誌にみる新しい提案の形

2017-12-17 01:28:21 | 日記
 少年ジャンプならばヤングジャンプ
 少年マガジンならばヤングマガジン

 というように、少年誌を卒業した男性が次に読む漫画の冒頭では、アイドルの水着グラビアが目玉記事になります。

 各編集部がこの水着記事を、僕のような女性からまったくもてない男性を目安に構成しているのか定かではありませんが、不思議と僕は水着グラビアと呼ばれるものに、全く興味がありません。

 ですから昔

 「編集作業が大変だから無理だろうけれど、水着グラビア無しのバージョンも作って50円くらい安くしたらよいのに」
 「僕と同じ考えの男性、それなりにいると思うけど」

 と考えたことがあります。

 そうしましたら最近、多くの雑誌媒体が判型を通常版とハンディ版の2種類用意するようになりましたね。

 男性誌ですと世界文化社が手掛ける「ビギン」が、通常版とハンディ版の両方を出版し、価格は当然後者の方が安くなります。

 今雑誌は付録頼みという側面が強いですが、こられのように

 「読者の生活習慣に根付いた形」
 「タブレット端末のように携帯しやすい」

 という発案はすごく良いと思います。

 Jリーグのイヤーブックも、サッカーダイジェスト版は通常版とハンディ版があることで知られています。

 また日刊スポーツは更に小さい、メモ帳サイズですよね。

 僕は毎年、サッカーダイジェスト編集部の通常版を購入しますが、スタジアムで選手情報を確認したい方は、やはり小型の方が軽くて良いですよね。

 Jクラブも毎年イヤーブックを出版しますが、まだまだ創意工夫ができる面があると思います。

 僕個人はシーズン中の移籍に言及した追加版を発売しても良いといつも思うくらいですから。
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