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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うスパイクの商品価値

2017-12-03 23:21:41 | 日記
 まだカルチョ2002が月間販売していたころですが、ファビオ・カンナバーロが脛当てに大好きなルパン3世を描いていた、という記事があったと思います。

 ルーカス・ポドルスキもキャプテン翼が大好きで、実際高橋陽一先生との目通りが敵いましたから、神戸への移籍はそれだけで価値があったのかもしれません。

 更に興味深いのは、「著作権」という観点から見るとアウトなのかもしれませんが、諸外国ではスパイクのアッパーに

 「日本のアニメキャラをペイントして試合に出場する選手」
 「そのペイントを専門に行う個人事業者」

 が存在することです。

 ドラゴンボールやナルトなど、週刊ジャンプで人気を博した漫画が今のところ、描かれた存在として知られています。

 日本のアニメーションが世界的に認知されていることは、国の「クール・ジャパン」政策に絡んでいることでもわかるように、ある種国家事業の意味合いさえ帯びています。

 現在の出版事業は

 相次ぐ雑誌の休刊
 デジタルと紙を、今後どう融合させてゆくか

 という狭間にたっており、書店の減少も大きな問題となっています。

 雑誌媒体とネット媒体での広告費用がどうなのかはわかりませんが、すでに紙とペンで描くよりも、コンピュータで描く方が圧倒的な能率性というのは間違いないわけです。

 僕のような機械音痴ですら、このブログのお世話になっていなければ、サッカーと向き合う時間は減少していたでしょうしね。

 ならば今後、人気漫画を抱える出版社は、サッカースパイクのブランド、代理人、そしてペインターや選手個人とコンタクトを取りながら、アッパーにどんどんペイントして履いてほしいと考えるべきなのかもしれません。

 アッパーに描かれたイラストが、どれくらいの間持つのかはわかりませんが、車でいう「痛車」のような販売網の確立は現実的のような気もします。
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スポーツブランドにおける広告塔と自社ロゴ

2017-12-03 01:53:32 | 日記
 ナイキはスウッシュ
 アディダスは三本線
 ミズノはランバード・ライン

 スポーツブランドと自社ロゴは切っても切れない関係にあり、商品の優劣を知る上でもい大事な要素となります。

 マニアなところではアンブロのダブル・ダイヤモンド、ロットのロザンガなどが有名ですが、自社ロゴを普及させ、消費者に

 「このブランド!!」

 と思わせるには、やはり広告塔の選出が大きな鍵を握ります。

 ディアドラが再度、ロベルト・バッジョと契約したのは、彼が現役を退いた「かつての名手」であっても、皆が知るディアドラの代名詞がバッジョのためです。

 そこにはディアドラの契約選手でめぼしい人材がいない、という点もあるでしょうし、ファン・バステンやアスプリージャという、バッジョと同じ時期の活躍した名手たちよりも、バッジョには語るべき背景があることも魅力です。

 ワールドカップ94のPK失敗
 リッピ、カペロ、ウリビエリなど指揮官とのいさかい
 そして何よりもバッジョが繰り出した美しいボール・プレイ

 これらがディアドラの象徴そのものであり、あのイエローラインをより輝かせてくれるという考えが根本にあるのでしょう。

 アンブロと終身契約を結ぶ遠藤保仁は、鹿児島実業時代はアディダスを履いていましたが、アディダスのようにいつの時代も契約選手を数多く抱えていれば、有能な選手をひとり失っても、カバーできる余地があります。

 しかし、そうはいかないブランドの方が、今では多いですよね。

 ロットやデュアリグがより日本市場で勢いを得る活動には、自社ロゴとリンクする形での広告活動が必要となるでしょうが、販売網と価格も含めてプロモーションが活きてくると思います。
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僕が思うフロンターレ優勝の原動力

2017-12-03 01:36:41 | 日記
 フロンターレが優勝したことで、今季のリーグMVPもフロンターレから選出されると言えます。

 中村が2季連続受賞という可能性もありますが、得点王(23得点)の小林が2冠になると僕は予想します。

 日本代表にも選出されている彼が、今季の鬼木体制が実った要因と感じます。

 僕は彼を見ていて、2013シーズンのロビン・ファンペルシを連想します。

 彼はアーセナル時代から素晴らしいゴールを奪う非凡な能力を見せる一方で、常に故障し続けベンゲル体制の絶対的な存在ではありませんでした。

 しかし、皮肉なことに、彼がユナイテッドに移籍した2013シーズン、初めて通年で健康体を維持しながらゴールを奪い続け、結果的にこれが最後となっているリーグ優勝に大きく貢献し、同時に勇退を表明したアレックス・ファーガソンへの贈り物。

 となったわけです。

 しかし、トルコのフェネルバフチェに移籍したように、彼の場合はこのシーズンは例外的であり常に

 「彼が健康体であれば」
 「ファン・ペルシが怪我さえしなければ、オランダ代表も困らない」

 という注意書きが求められたものです。

 小林も大事な場面で怪我を繰り替えし、絶対的な柱となれず、必然的に出続けている中村に大きな負担がのしかかっていました。

 フロンターレが2018シーズン、国内とアジアでの戦いを両立させるには、当然ながら全選手が時差を克服し、長距離移動をこなす必要もありますが、主力が故障しないことです。

 ワールドカップに挑む代表に選出されるためにも、小林だけでなく車屋、谷口、大島はより一層の自己管理が求められます。
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2017年J1のコントラストを思う

2017-12-03 01:24:29 | 日記
 勝者がいて敗者がいる。敗者がいるから勝者がいる。

 昨日12月1日のJ1は、多くの明暗が注目されましたが、僕の思うコントラストは2位のアントラーズ、優勝のフロンターレ、という図式ではないのです。

 フロンターレはホームの等々力で降格が決定しているアルディージャに5-0で勝利し、見事にJ1初優勝を遂げました。

 川崎まで観戦に訪れたアルディージャのファンは

 「もし家長が残留していれば」

 という気持ちをぬぐうことは難しかったでしょうし、家長自身はフロンターレに移籍していなければ優勝を味わうことも、鬼木体制を支えることもできませんでした。

 また、「火中の栗を拾う」役目を果たせなかった石井監督は昨年

 「最後となるチャンピオン・シップで優勝し、クラブ・ワールドカップへ」
 「決勝でレアルと対戦し、アジア勢の可能性を示す」

 という忙しない時期を過ごしましたが、今季は「降格」という忙しない時期をすごしていますが、石井監督に責任をすべて背負わせることは、当然アンフェアになります。

 さて、アントラーズは最終節ジュビロと対戦しましたが、個々でも明暗がありましたね。

 2000年代前半、両クラブの激闘は今でも語り草でJリーグの名物と行ける代物でした。

 しかしながら

 1・ジュビロは成績が低迷し、J2で過ごす
 2・アントラーズも2009シーズン以降、リーグ制覇は実現できていなかった
 3・しかしジュビロは名波体制が軌道に乗り、アントラーズも昨年は意地を見せる

 という形で盛り返してきました。

 今日の一戦は、アントラーズの影で苦渋を味わってきたサックスブルーの闘争心が見えたように思います。

 ファンの涙、選手の涙。

 これらには改めて考えるべき要素が多々ありますね。
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