goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

東洋経済新聞、フィル・ナイトの自伝を発売する

2017-10-31 01:50:31 | 日記
 今月27日、東洋経済新聞社からナイキ創業者であるフィル・ナイトの自伝「シュー・ドッグ」の翻訳が刊行されました。

 と言いましても、僕は日本経済新聞の書面広告を読んで初めて知ったくらいで、これが既に全米で話題になっていること、既に日本でもその素晴らしさであふれかえっていることを、改めてしったくらいなのですが。

 ナイキが今、アンダーアーマーを軸に、多くのフォロワーから追撃されていることは事実です。

 しかし、ナイキが短期間でアディダス、プーマを抜き去り、米国はおろか世界中で最も認知されているスポーツ・ブランドになった理由を改めて読んでみたいと思います。
 
 ナイキがスパイクにしてもジャージにしても、良いデザインを企画していることは周知の事実です。

 フランス代表がアディダスとの長年にわたるパートナーシップを解除し、ナイキと契約するという話が確認された際

 「ああ、フランスもナイキからの提示額に勝てなかったか」
 「むしろ、ル・コックはパトリックならよかったのに」

 と思うくらいでした。

 しかし、あの濃紺の深み、ビジター用のボーダーを見た瞬間、なるほど、ナイキに鞍替えしたいと思うはずだと唸る思いでした。

 ナイキは契約選手に対してドライな面を見せる一方で

 不倫問題で揺れたタイガー・ウッズとの契約を続行
 ジョーダンとは常に良好な間柄
サッカーでも影響力を強める

 というように、懐の深い部分も見せています。

 ナイキがすごいのは、他のブランドが時代に即したクッションを開発しているのに対し、ショックスを覗けば常に「エア」で対処している点です。

 それだけエアの完成度が高く、マックスエア、ズームエアと汎用性が高いことも理解できます。

 ロシア大会に向けて、ナイキの動向にますます注目が集まるでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて感じる往年の名手たち

2017-10-31 01:35:07 | 日記
 アディダスがデイビッド・ベッカムと意見交換を交わして作成した、プレデターのオマージュ作品が、赤、白、そして黒の3色で限定発売されます。

 (専門サイト フットボール・ウエブマガジンを参照)

 プレデターはアディダスが1994年米国ワールドカップで発売した、同社を代表するスパイクで、ジダンも愛用者に名を連ねています。

 興味深いのは、現役選手の意見を求めたのではなく

 「引退したアディダスの愛用者から意見を求める」

 点にあったことだと思います。

 ディアドラが再度ロベルト・バッジョに声をかけ、契約を結んだことも同様ですが、並の現役選手を顧客に迎えるくらいならば

 今なお、その存在がまぶしい選手
 自社の歴史に素晴らしい日々をもたらしてくれた選手

 と契約したいですよね。

 ディアドラは今、ガムソールを用いたトレーニング・シューズ「トウキョウ」がファッション誌でも注目を集めており、最新のキャンペーンではバッジョのサインが2名に当たります。

 「バッジョ、本当に素晴らしい選手だったよね」
 「怪我からいつも立ち上がる姿は、本当に清々しいものだったよ」

 という両新世代の言葉に、今の少年たちが感化されても不思議ではありません。

 昔、ゾノこと前園が小学生向けのクリニックをすると、子どもたちよりも親世代が目を光り輝かせていたと聞きました。

 それだけ往年の名手というのは、その時代を共に歩んだファンと、物凄い密度で接点があるわけです。

 皮肉なのは前園も中田もナイキから離れ、アディダスを愛用してクリニックに臨むことでしょうか。

 ファンにとっては声をからして応援した選手に会えることの方が、よほど大切でしょうけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人を騙して金を奪う手口について

2017-10-31 01:18:19 | 日記
 最近、全国紙でアダルトビデオ出演を強要された女性の談話が掲載されています。

 モデルにならないからと誘われて事務所に行くと、アダルトビデオ出演の契約書に判をついていた
 契約違約金が発生すると脅され、致し方なく出演した

 など、女性の声が拾われています。

 僕が学生のころ、アダルトビデオ産業は既に一大産業の趣でしたが、どこか後ろめたいものでした。

 しかし、ここ数年で

 1・女性が裸になる事を、自己表現として捉えている
 2・ヘアメイク、脚本、広報と映画会社と同様に働く人物もいる
 3・女優以外に歌手やテレビ出演する機会が劇的に増えている

 という面もあり、ある種の花形産業のような色合いもありますよね。

 ただ、こうしただまして現金を巻き上げる方法は、アダルトビデオだけでなく、ねずみ講やオレオレ詐欺など、撲滅する気配はありません。

 サッカーも同様で、

 「悪徳代理人が選手と家族をだまし、搾取する」

 構図が以前から指摘されています。

 アフリカ大陸はフランス、ベルギーなどの影響もあり、サッカーが盛んで、子供たちもプロとして生計を立てることを夢見ます。

 確かザンビアの若者たちだったと思いますが、代理人の手口に乗せられ、気候風土、言葉が全く違うノルウエーに連れてこられ、途方に暮れたという話を耳にしました。

 フレドリック・カヌーテ マリ代表
 マイケル・エシアン ガーナ代表
 パトリック・エムボマ カメルーン代表

 他にもアデバヨルやスティーブン・ピーナールなど、アフリカの各国代表選手たちは、国を超えて大陸を代表する選手たちです。

 その選手たちの地位まで辿り着ける若者がそう多くない事も事実ですが、サッカー協会やFIFAも、悪徳代理人を排除できるシステムを考えるべきでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする