塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ファンが当然と思う事柄を丁寧に説明する大切さ

2017-10-24 22:19:21 | 日記
 「今やっているプロ野球の試合は何だい」
 「これで日本シリーズ、何とかというのが始まるのかい」

 と先ほど母が尋ねてきました。

 僕の父が横浜贔屓で彼らが19季ぶりに日本シリーズに出場するものですから、父への気遣いで尋ねてきたのでしょう。

 ここで思うのが

 野球だろうがサッカーだろうが、プロの興行はファンだけでなく、一般の方にもわかる「わかりやすさ」が必要ということです。

 2004年までの野球は、セとパ、それぞれのリーグ王者が日本シリーズで戦うというシンプルなものでした。

 しかし以後は

 1・交流戦を行うようになる
 2・プレイオフの導入
 3・とにかく下の順位のチームに対して、日程も地場もべらぼうに厳しい

 という形が、ファンに受け入れられてきました。

 この場合のファンというのは、あくまで「ファン」であり、母のように関心を持ちにくい人間は含まれない、つまり首をかしげる人間が存在するというわけです。

 これはサッカーも教訓ですよね。

 例えば代表だけでも男女のトップがあり、アンダーの世代、ビーチ・サッカー、ブラインド・サッカー、フットサルにアンプティ・サッカーとサッカーにおける代表の数と活動は、本当に豊富です。

 でも一般の方からすれば、男女のトップと五輪代表はともかく、それ以外は連想しにくいはずです。

 僕はサッカーに関心を抱いた際に

 「カップ戦とリーグ戦を平行で行う理由は何だろう」
 
 という疑問は一切もたずに、これがサッカーなんだ、欧州でも日本でも変わらないと思ってきました。

 もし、より多くの方にJの試合と代表戦を見てもらいたいならば、その試合が行われている環境を、エキスパートたちは丁寧に説明する必要があります。
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なでしこリーグの移籍にも注目したいものです

2017-10-24 18:00:08 | 日記
 なでしこリーグは今季の全日程がすでに終了し、今後は皇后杯に向けての戦いとなります。

 1部からは伊賀くの一が降格しますが、果たして日本代表の櫨まどか選手は残留するのでしょうか、それとも移籍するのでしょうか。

 かつてくの一を代表する選手といえば、日本代表でも活躍された宮本ともみさんでしたね。

 宮本さんが代表選手であったころは、女子の代表活動そのものに今ほどの焦点が定まっておらず、メディアは

 1・彼女の出産と子育てと練習風景
 2・宮本さんが試合で家を離れている際の、ご亭主とお子さんの触れ合い

 をどこか興味本位で報道していた印象があります。

 良い味方をすれば

 新しい女子選手の姿
 結婚しようが出産しようが、練習も試合も問題なく参加できる

 という手本を見せた形です。

 伊賀くの一からすれば、昇格のために櫨選手に残留してほしいと思うでしょう。

 一方で高倉監督とすれば、彼女に1部で戦ってもらうことを希望するでしょうし、選手からしても代表招集のお眼鏡にかなっているならば、より目的意識の高いクラブに在籍したいと考える気がします。

 僕はJ1、J、J3の移籍情報だけでなく、せっかく女子の全国リーグがこれだけ展開しているわけですから、移籍情報や練習内容を知らないことは勿体ないと思うのです。

 例えばパルセイロファンの中では

 「宮間あやを本田さんは獲得する気がするよ」
 「そうだよな、本田さんの古巣だもん」

 というように、性別問わず移籍を語る風景があります。

 日本代表のジャージがリニューアルすれば、当然女子も同様の形になりますし、見方さえ変えればサッカーはもっと多面的になると感じます。
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日本の医療費削減にスポーツができること

2017-10-24 01:40:38 | 日記
 最近ヨガに夢中の女性が多くなり、ホームセンターでもヨガマットが販売されています。

 また、プロテインをスムージーを飲む感覚で摂取する女性も増えているようで、健康と美容の市場は今後も様々な商品が生まれる余地があると言えます。

 自分で健康を維持すること
 自分で美容、食事に気を付けること

 これらを男女、年齢問わず行う方が増えてゆけば

 1・破綻寸前である日本の医師たちに、わずかながらでもゆとりが生じる
 2・大した病でもないのに救急車の要請を希望する病人の減少
 3・薬にお金を払うこと

 が減少傾向、つまり増大し続ける医療費の削減が期待できるような気がします。

 サッカー関係ならばフットサルの人気が増加傾向にありますが、中には健常者でもブラインドサッカーで

 「目が見えない方の不安を自分も感じる」
 「よりよい社会づくりをサッカーから学ぶ」

 というファンも多くなっています。

 野球ならばTボール、アメフトならばフラッグフット、バスケットならば3オン3、というように安全面と体力面を考慮したスポーツは、健康促進に役立ちます。

 3オン3は1990年代、日本でも俄然注目が集まり

 リーボックのブラックトップ
 ナイキのエアレイド
 コンバースのターマックス

 のように、固いアスファルトの摩擦にも耐えられるアウトソールを用いたバッシュは大人気となり、ジョーダン8のクロスストラップの元祖がエアレイドであることは有名です。

 健康促進を図りながら、ビジネスとしての価値を生む健康、美容の市場は今後さらに激戦区になるでしょう。

 ロナウドが肉体を維持するために、シャンプーの「クリア」、日本の美容ブランドMTGの広告塔であることからもその傾向が伺えます。 
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サントス、再度アンブロと契約へ

2017-10-24 01:20:17 | 日記
 専門サイト「ユニ11」によると、サントスは2011年以来、再度アンブロと年間2億7千万円のスポンサー料で契約を結びました。
 
 現在のカッパとの契約は来年3月で終了する形になるわけですが、この報道を見て考え込みましたね。

 サントスと言えば

 1・ペレが在籍した由緒あるクラブ
 2・直近では2011年コパ・リベルタドーレスで優勝し、ブラジルはおろか南米を代表する名門中の名門

 として世界中で認知されています。

 そのクラブの年間スポンサー料が3億円にも満たないというのは、あまりに安すぎる、軽んじられていると感じたためです。

 Jクラブでアンブロと契約中なのはガンバとFC東京ですが、スポンサー料はサントスには及ばないと思います。

 一方アンブロが欧州市場で抱えるクラブと言えば、エバートンとPSVがその代表例ですが、いかほどのスポンサー料を提示したのでしょうか。

 シャルケが現行のアディダスから、来季よりアンブロとの新契約に移りますが、確か年間金額は7億円程度だったと記憶しています。

 そのアディダスは

 ユヴェントスに25億円程度
 ユナイテッドには100億円
 レアルには189億円

 というように、莫大な金額を提示しています。

 ボカはナイキ、リヴェルがアディダス、サンパウロがアンダーアーマーなど、コパ・リベルタドーレス優勝クラブは数多く存在しますが、どれもサントスのような安値で契約しているのでしょうか。

 サッカーに限らず経済の安定性は常に南米を欧州がリードしてきましたがが、欧州の名門との金額の差が激しすぎるのは、如何ともしがたい現実です。

 南米でトッパー、フィンタ、ペナルティが強いのは、欧州ブランドとの契約に納得がいかないため、のような気がします。
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