塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

代表はオールスターではないという事柄

2017-09-29 06:28:35 | 日記
 僕は人気投票では断トツで最下位でしょうが、「不人気投票」では断トツで首位争いをすると思います。

 小学生のころでした。

 バレンタインデーが近づくと、何となくですが女子はこの男子にチョコレートを渡すであろう雰囲気が醸し出され、そうでない男子にもチョコレートを組バス準備をしていましたが、僕には何の言葉もありませんでした。

 教師は教育の一環として

 「学校で給食以外の飲食はできません」
 「チョコレートを贈る、贈らないで差別をしてはいけない」
 「チョコレートを回収します」

 と伝えていましたが、僕が不人気であることに何ら変わりはなく、それは今も同様ですが。

 ですから大リーグのように、ファンの人気投票で出場選手が決定する仕組みは凄いと思う一方で

 「これがファンが見たい現実なのか」

 とも思います。

 人気があって実力もあって人当たりも穏やかであろう選手たちの集い、そこには勝利でも敗北でもさわやかさが残るであろう一戦があります。

 日本代表がオールスターではない、このことを忘れてはいけないでしょうね。

 不人気選手や不細工でも、代表監督がこの選手は代表のために捨て石にさえなれる!と感じた選手が招集される、このことは日本に限らず代表招集の鉄則です。

 ですから、そこには「屈辱的な敗北」という、誰もが見たくない現実が現れる可能性も存在します。

 2004年、レアル・マドリーは「不人気」のクロード・マケレレをチェルシーに追いやり、著しく戦力を落としました。

 これはあくまで首脳陣における不人気であり、ジダンやグティという攻撃陣が被った痛手は相当なものでした。

 不人気、人気はジャージやグッズの売り上げで数字として表れますが、ピッチ上での貢献は数字ではわからないものがあることを、僕たちは忘れてはいけませんね。
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日本の渉外担当にこんな男がいたならば

2017-09-29 05:59:43 | 日記
 昨日のアメトークを見ながら感じたことは、千原せいじのような人物が外務大臣に就任したら、という思いでした。

 幼少時から今まで、避難訓練で火災や地震に備えたことはあっても、空中を飛び交うミサイルの脅威におびえたことはありませんでした。

 また、米国という日米同盟の根幹をなす国が、一国の大統領と側近、その他大勢の国民という形でここまで意見が食い違う光景を見たこともありません。

 番組内ではマニー・パッキャオとの出会いが語られましたが、もし千原せいじが外務大臣であるならば

 「おおい、こっちこいや」
 「何、面子ばかり気にしてん」

 と大声を出しながら、周辺国首脳の胸の中に飛び込み、あっという間に握手していると思います。

 このような先天的な要素は、後天的に作り上げることは出来ないと思います。

 彼が番組内でアフリカ諸国を歩く際、多くの場合が各国代表のレプリカ・ジャージを着用しているように、彼は

 「訪問先で歓待を受けられるにはどうしたらよいか」

 言い換えれば、何をすれば彼らは喜ぶのかを十二分に熟知していると思います。

 外務省に採用される人物は、語学、歴史、地理が長けた人物であることに間違いはないでしょうが、人を懐柔する能力までを備えているようには思えませんし、場数をこなすだけで無理だと思います。

 ハイチ、ニュージーランド代表と戦う日本代表選手が発表されました。

 詳しい説明を聞くと、両国に決定したのもワールドカップ欧州予選などを考慮すると致し方ないという気にはなります。

 一方で千原せいじのような人物がサッカー協会にいて、

 「おい、日本と試合しようや」
 「来日できないのであれば、こちらから出向くぜ」

 と諸外国を畏怖しないならば、それは凄いと思うのですが。

 人の懐に入る動作は並大抵のことではなく、それが彼の個性に繋がっていると言えます。
 
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2006年のヒディンクにみる兼務の内容

2017-09-29 01:19:01 | 日記
 小池百合子東京都知事の決断に、公明党を含む多くの政治家が声を荒げています。

 「東京都知事の職務を踏み台にしている」
 「2足の草鞋は無理だ」

 という論争を、都知事はいなしている印象を受けますが、実際はどうでしょうか。

 僕個人は2足の草鞋は避けるべきではないかという思いです。

 この論争を見ていて思ったことは、2006年のフース・ヒディンクの決断でした。

 彼はPSVで指揮をとりながら、オーストラリア代表監督もこなすという、ある種の常識はずれをおこないました。

 オーストラリア、オランダ以外のマスメディアも、彼にインタビューする際は

 「本当に兼務ができるとお考えですか?」
 「時差の問題や集中力が散漫になる心配があると思います」

 と当然、彼の口から兼務が難しいという言葉を引き出そうとしていました。

 ヒディンクはアシスタント・コーチの存在を強調し、自分が常に全面に出るわけではないとしながら、この兼務を見事乗り切りました。

 特に日本代表に長年まとわりつくこととなる

 「ティム・ケイヒル」
 「1-0から1-3の大逆転負け」

 というマイナスの感情は、ヒディンクとその仲間により、適切な情報分析であり、オーストラリアは優勝するイタリアとも接戦を演じ、見事16強にまで上り詰めました。

 大切なのはヒディンクがオーストラリア代表で成功を得たためで、もしファーストラウンドで姿を消していたら、猛烈な批判を受けたでしょう。

 小池都知事にも何か考えがあるのでしょうが、まだその考えが見えていないという点はあると感じます。
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バイエルン、アンチェロッティにクビを宣告

2017-09-29 01:06:06 | 日記
 バイエルン、アンチェロッティをクビにしましたね。

 この対応が迅速で的確なのか、拙速に終わるのかは来年5月まで待たねばなりません。

 バイエルンも過去10年の中で、マガト、クリンスマンは途中退任し、ファン・ハールもリベリを含む一部の選手とは折り合いが悪い関係でした。

 そうしますとユップ・ハインケスだけでが成績、選手たちとの間柄で問題を残さなかったわけですが、グアルディオラ、アンチェロッティというチャンピオンズ・リーグ優勝監督でも、2013年以降の優勝は得られませんでした。

 アンチェロッティがこのまま休暇をとるのか、イタリアに戻るかが今後の焦点になると感じます。

 ミランは既にモンテッラをクビにする、という指摘があります。

 過去、契約違約金ゼロの選手で補強を行い、イブラヒモビッチとティアゴ・シウバの移籍の際は、シーズン・チケットホルダーから大きな怒りをかったものです。

 しかし、過去幾度となく監督を交代し、今季ようやく資金を捻出できるようになったにもかかわらず、再度モンテッラを解雇するのは

 「得策では無かった」

 と数日のうちに過去形になるかもしれません。

 アンチェロッティを迎え入れるならば、2度のチャンピオンズリーグ、1度のスクデット、何よりも

 「ピルロ・システム」

 と呼ばれた4-3-1-2というミランの代名詞を築いた指揮官が陣頭指揮を執るわけです。

 ファンとスポンサーの受けはとても良いはずです。

 インテルはスパレッティ就任で息を吹き返し、ナポリとユヴェントスは今季も好調を維持しています。

 アンチェロッティがイタリアに戻るとすれば、やはりミランしかないでしょうから。
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