塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手がコンバートされる際、思うであろう事柄

2017-09-10 05:39:05 | 日記
 長野パルセイロ・レディースは、横山がドイツに移籍後、選手のコンバートを含む様々な布陣を模索しています。

 従来FW登録の藤村をフルバック、神田をセンター・ミッドフィルダーで起用していますが、不思議と選手からは不満の声があがりません。

 サッカーに限らず人間は、人事異動や自分の適性でないと感じる事柄に挑戦する際は、漠然とした不安や

 「何で俺が移動なんだ」

 と漏らしたくなるものです。

 サッカーならば、自分の本来のポジションでしのぎを削り、それで駄目ならば移籍する、ベンチスタートでも納得できるという面があると思うのですが、冒頭に挙げた両選手は懸命に食らいついていますよね。

 これは本田さんが監督だからこそ、出来る事柄と言えます。

 「監督は私ですら感じていない、何かを私に見出している」
 「監督の言うことだから、不満を漏らす前に耳を傾けよう」

 きっとそう感じているはずです。

 レディースはすでに、監督が掲げた目標を達成できません。

 でもファンもスポンサーも、本田さんの事を批判することはまずありませんし、むしろ監督が本田さんだからこそ、もっと応援しなくてはならないな、と感じるくらいでしょう。

 長野から日本代表選手の誕生
 ラジオ出演、後援会でも振る舞いなど、サッカーが人生に与える影響

 など、本田さんの意見に耳を傾けたいと思う方、多いと思います。

 簡単に言えば、監督と選手の間に絶妙な信頼関係があるからこそ、これらのコンバートが成立していると思います。

 本来のポジションで勝負してブーイングされるのと、コンバートされ必死に学んでいる中でのブーイングは、ただ選手を疲弊させるだけですし、並以下の指揮官ならば、選手がついてきませんからね。
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装飾を削ぎ落すことの意味を考える

2017-09-10 01:00:20 | 日記
 僕の愛車である軽自動車「ステラ」は、4輪駆動でABSなどの安全機能がついていながら、今の軽自動車の価格と比較した際、本当にお買い得だったと思います。

 購入した7年前には

 1・ドライブ・レコーダーの装着
 2・エコアイドルや自動ブレーキの搭載
 3・ご発進を防ぐ概念

 が無く、カーナビもいりませんと断ったので、価格が控えめだったのです。

 軽自動車の規格は日本独自の物で、このサイズで海外で勝負しようとしても難しいと聞きました。

 一方で乗りやすい、買いやすい、ガソリンも控えめ、という従来の軽自動車の概念が今完全に失っているように見えるのは、どこか残念です。

 ステーション・ワゴンやセダンのような

 1・きびきびした走りを楽しみたい
 2・室内空間をより広く快適に
 3・安全装備も充実してほしい

 という消費者の希望に寄り添いすぎている、という見方もできるでしょうし、そうしなければ他社に負けてしまうという危機感もあるのでしょうね。

 僕とすれば、ある意味機能を削ぎ落した、昔ながらの単純な軽自動車があってもよさそうに思えます。

 ディアドラが余計な装備を省き、5400円でスパイクを発売したことは、意義があると改めて思うのです。

 ファンもこのスパイクが有名選手モデルでないことは充分に承知していますし、ディアドラが今、ある意味マニアな物のようにさえ見えます。

 だからこそ

 このスパイクで思い切りボールを蹴ってほしい!!

 という彼らの意気込みに、購入者は思い切りサッカーを楽しんで応えてほしいと思います。

 価格はシビアですが、同時に同じセグメントで勝負し続けることも大変ですからね。
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改めて思う、選手とブランドの契約について

2017-09-10 00:47:03 | 日記
 クラブは主軸が徐々に高齢化が進むと、平均年齢を下げる措置取ります。

 ユヴェントスのように選手よりもクラブの利益を最優先すれば、優勝に貢献した選手ですら進んで放出するでしょうし、それくらいの意思が無ければ代謝を行うことは難しいのでしょうね。

 それはブランド側も同様でしょう。

 アシックスは日本代表の乾、大迫、そして小野伸二
 ミズノは日本代表の吉田、岡崎、本田、そして20代半ばの選手たち

 という形で契約選手を迎えています。

 ミズノは代表経験でいえばアントラーズの金崎、レッズの武藤、そしてFC東京の永井がそうで、フロンターレの大島が今後、どれだけクラブと代表で存在感を得られるかが鍵となる気がします。

 言い換えますと、ブランドの広告塔も

 「主役交代の時が必ず来る」
 「ベテラン、中堅世代よりも、若くたくましく、美しい選手」

 が求められると思うのです。

 イブラヒモビッチやトーレスがナイキを離れ、アディダスを履くのも、彼ら自身がどこかでナイキとの空気が変わったと感じた為だと推測しますし、逆にアディダスもカカと契約はもうしていません。

 アシックスとすれば上記の3選手以外に契約選手を求めたいでしょうし、ミズノも大島以外の若い世代を契約を結びたいと感じて理うように思います。

 柴崎岳がアンブロと契約したことは大きな話題となりました。

 それだけ契約を交わすことは、選手にとって大きな出来事だということがわかります。
 
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