塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

大人の見識を読んでサッカーを思う

2014-12-23 21:30:00 | 日記
 この「大人の見識」の中には、5分間の重要性も語られています。

 91ページに「ラッパのひびき」というお題目の中で、英国海軍の幹部候補生に

 「君にロンドンへ転勤の命令が下ったならば、何分後に出発できるか?」

 と問い合わせたならば、5分後と答えたと言う話。

 僕たちも業務に関わらず、5分前行動を率先して行いなさいと指摘され、僕が購入したダイヤモンドの別冊には10分前行動を記してありますから、簡単に言いますと、心のゆとりと言うわけですよね。

 つまり、

 「焦って責めなくとも、時間を最大限活用することで、同点に追いつける」

 という心構え。

 これが、サッカー選手、監督に求められるように思えます。

 でも

 「もっと早く攻めていれば、同店、逆転できたかもしれない」
 「時間の使い方が下手だよ」

 という批判も出てくるでしょうね。

 最後の5分よりも、それ以前の先発選手のオーダー、交代選手の扱い、ハーフタイムでの過ごし方など、その凝縮が後半40分の段階で如実になっているという見方をすべきでしょうが。

 ただ、アディショナル・タイムを考慮すれば、実際は7から8分時間が残っている方が圧倒的です。

 また、ワールドカップでは決勝トーナメント以降、延長の事も考えれば残り5分以後の事も考える必要があるわけですね。

 こうして見ますと、サッカーは試合、その方式によって時間の使い方が異なってくる事が改めてわかります。
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サッカーで劣勢の際は「急がば回れ」なのか

2014-12-23 21:19:45 | 日記
 新潮新書の中に阿川弘之氏の「大人の見識」という作品があります。

 その中に

 「急ぎの御用だからゆっくりやってくれ」

 という言葉が出てきて、非常に考えさせられます。

 過去に何度か読み直している作品なのですが、再読して感じたこの言葉でまっ先に思い浮かべたのは、サッカーにおいて残り時間5分を切った際における、劣勢の挽回方法についてでした。

 例えばコートジボワール戦、ザッケローニは吉田を最前線に貼りつかせることで

 「豊田の見招集は失敗」
 「だから最初から練習しておけばよかったのに」

 と随分と批判されました。

 それだけ選手からすれば、劣勢の時に時間を気にせずにはいられないと言う意味であり、僕たちだって業務は締切を護らねばなりません。

 サッカーでロングボールは一気に相手ゴールにボールを届ける事が出来ますが、一方で

 「マイボールを失う可能性も高い」
 「攻撃が単調」

 という欠点も見えてしまいます。

 急がば回れ。

 サッカーならば、勝ち点0を勝ち点1に、勝ち点1を勝ち点3にするためには、早急な攻め方よりも、じっくりボールを回し、少ない機会を有効活用する方が、確率が上がるのかもしれません。

 難しいのは、この考えが自分一人で遂行する事は出来ないと言う事です。

 つまり、フィールドプレイヤー10名が同じ考えを共有しなくてはいけませんし、何より観客が

 「もっと早くせめろよ」

 と選手の心情を慮ることなく急き立てるようであれば、何の意味もなくなってしまいます。

 時間とのせめぎあいは誰もが経験していますから、猶更そのような声は高まるでしょうしね。
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市場にみるデサントとミズノ

2014-12-23 01:54:50 | 日記
 シェアと言う言葉をブランドは凄く意識しますよね。

 だからこそ買収劇があるのでしょうし、企業を傘下に収める事でシェアを拡大したいと言う思いが全面に溢れだします。

 先日の日経に、日本のスポーツ小売業に関する記事が掲載されており、従来は2位がミズノ、3位がデサントという順が今季は2位にデサント、3位がミズノと逆転したそうです。

 首位の名は記されていませんでしたが、アシックスなのでようね。

 ミズノは売上の7割を国内市場が占めており、他のブランドよりも中国市場で苦戦しているようですが、注意しなくてはいけないのはその形態です。

 ミズノは基本ミズノですよね。

 デサントはデサント・ブランドの他海外ブランドのライセンスも所有していますし、今度は中田英寿を広告塔に起用し、ゴルフの世界に進出するのです。

 サッカーで名を馳せた人物が、異なる競技の顔になることは、引退した元選手という観点を差し引いても、非常に珍しい光景かと感じます。

 一方、サッカーだけに焦点を絞れば

 1・デサントはアンブロの版権を持つ
 2・アンブロ契約のガンバの大躍進
 3・ミズノはセレッソとの契約を終える
 4・数年前にはサンフレッチェとの契約も終えている

 というように、前者が高水準で市場を上手く歩んでいるようにも感じます。

 でも、事業を拡大しすぎるのも難しいですよね。

 本社の意向が簡単に反映されなくなりますし、なにより事業の躓きが他の好調な部署を相殺してしまう恐れもありますし、一概にシェアの拡大が喜びのみをもたらすわけではないでしょうから。
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