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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

Jリーグと日本経済のベクトルは

2014-03-04 23:41:46 | 日記
 開口健は安くて美味なるものを捜していましたね。

 サッカーの世界でも香川真司は最高に安い上に最高の働きをドイツ時代に見せつけたわけですが、日本車で例えるならばダイハツのミラ・イースでしょうか。

 低燃費で小回りが利き、街乗りとしては最適と言われるこの車のように、香川は素晴らしい反転、切り替えし、そして瞬発力を見せつけたものです。

 一方、日経新聞によると近年は

 「コンパクトだが高い商品」

 に注目が集まっているとのこと。

 例えば刺身は3キレ程度、つまり余って余分な箇所は捨ててしまうような買い物を無駄だと消費者は気付くようになり、マンションも高くても最大限利用できる部屋数の少ない物の方が売れるそうです。

 この例をサッカーで言えば

 オーストラリアとデル・ピエロ
 日本とディエゴ・フォルラン
 マレーシアとアイマール

 にあたるでしょうか。

 近年のJは外国籍選手を獲得する際、他クラブでの実績を重視してシーズン中に余計な補強資金を使わないように注意してきました。

 今年も同様でヴィッセルのマルキーニョスとレイソルのレアンドロがそうですね。

 一方でセレッソのようにウルグアイ代表、セルビア代表、オーストラリア代表と未知の戦力を受け入れて、新鮮味と言う名の活力を得たクラブもあります。

 安くていいものから高くて価値あるものへ、

 日本経済のベクトルが変化している今こそ、Jの同様の動きを見せるべきなのかもしれません。
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サッカーと実生活における矛盾点

2014-03-04 23:31:48 | 日記
 人間社会は皮肉なもので、自身に降りかかる災難、ハプニングが起きない限り、知恵がつくこともなければ落ち着いて行動することも出来ません。

 本来ならハプニングや災害を含む災難は不要ですよね。

 でも身に降りかかるアクシデントを乗り越えない限り、精神面が鍛えられないことも事実なのです。

 例えば銀行員や客商売は、1円でも売り上げ勘定が合わなければ厳しい現実を見ることになりますし、だからこそお金の勘定と扱い方を再度注意するようになるわけです。

 嫌な話ですが、窃盗が多発すれば

 「もっと注意深く店内を観察しよう」

 という気持ちになりますし。

 サッカーでも同様で、不用意なファウルで退場を宣告される、ボールの軌道だけを注意し相手の飛び込みを防ぐことが出来なかったなどは、良く見かけるハプニングですし、特に後者はセット・プレイの際に注意力散漫と指摘されます。

 監督からすれば、退場者が出た際の布陣変更や戦術の確認は、ある意味

 「腕の見せ所」

 かもしれません。

 それでも試合を乗り切ったとしても、終了後の会見ではその変更点が成功、失敗に関わらず質問が集中するでしょうし、監督も答弁のさじ加減が問われる形になるのです。

 ワールド・サッカーダイジェスト2014年1月2日号のイングランド版のコラムにおいて

 「アンドレ・ヴィラス・ボアスの決定的な弱み」

 という記事が掲載されています。

 「泰然自若」

 という言葉がその89ページに出てきますが、その態度を得るためには残念ながらマイナス要素を含むハプニングを数多く得ないと、獲得は出来ないものなのでしょうね。
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大本営発表と言う名の混乱

2014-03-04 02:10:33 | 日記
 戦時中における日本の報道

 「大本営発表」

 と言われるように、軍部に都合の良い内容だけが打電され、庶民はその情報に踊らされる形になり、当然最大の「ワリ」を喰ったのも庶民であり、徴兵され東南アジアへ出向いた一般兵でした。

 客商売というのは、一般企業とは異なり上司が常に出社しているわけでは無い為、任された仕事が出来なかった理由、それが混雑の為なのか、予想以上に商品搬入が多かっために陳列で精一杯だったのか。

 それがわからないんですね。

 つまり部下からすれば説明ではなく、出来なかった理由をとうとうと述べる

 「弁解の始まり」

 になってしまうのです。

 また上司の伝達が本社からの伝達で上書きされる、つまり情報が錯綜することで仕事がままならないこと、これが本当に面倒でこれもある種の大本営発表だと思います。

 振り回されるのは僕たち末端の人間ですから。

 レッズの槙野、北朝鮮代表チョン・テセが入団したことでも知られるブンデスリーガのケルン。

 ここでも選手たちが外的要因に振り回され続け、混乱した時期がありました。

 レッズで2年指揮をとったフォルカー・フィンケがケルンのフロント入りした際に、獲得を熱望したのがデンマークのコペンハーゲンでチャンピオンズ・リーグ16強を成し遂げた指揮官

 「ストーレ・ソルバッケン」

 で、ノルウェー代表監督就任が決定していた彼を、強引に引き抜く事に成功します。

 しかし人間的に、言い換えれば正確が間反対だったのか、両者はどうしてもウマがあわないのです。

 公式会見では体裁の為に

 「お互いうまくやっているよ」

 と取り繕うも、内部事情を知る人間からすればそれは意味を持たないもので、ケルンはただただ混乱しただけの形になりました。

 フロントと監督の折り合いが悪ければ当然選手は集中できません。

 こうした諍いがあるのが人間社会なのですが、その縮図であるサッカーも同様なのですね。
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僕が思うお客と顧客の相違点

2014-03-04 01:58:46 | 日記
  僕はお客と顧客は違うと思います。

 では顧客の持つ特権とは何かと言いますと、「拒否権を持つ」事にあると感じます。

 拒否権と言えば現在の国連に名を連ねる5つの常任理事国、米国、中国、ロシアとフランス、英国が持つ最大の権力であり、日本は当然これを持ってはいませんから、採択をただ委ねるのみですね。

 僕にも

 「塚田さん」

 と名前で呼んでくれるお店があるのですが、そこの方々は僕が欲しいと思うであろう商品を僕自身が選択できる事を知っていますから、押し売りのような形にはなりませんから、自然と拒否権が発動します。

 例えば混雑していた際

 「塚田さん、今手が空いていないの」
 「せっかく来てくれたのにすいません」

 とわざわざ頭を下げて下さる方もいます。

 でも、僕は見ているだけで十分ですし、それらのお店とは既に15年、学校を卒業して以来ずっと通っていますから、泳がせていても何ら問題ないと思ってもらって差支えは無いのです。

 僕は

 「俺はこんなに金をつかっているんんだ!だから俺を優遇しろ!」

 という態度が大嫌いですし、そんなふんぞり返っても意味は無いでしょう。

 顧客や優良顧客ならば、従業員が嫌がる事をしない行動を率先して取るべきであり、だからこそ従業員の方も気持ちよく働けると思います。

 サッカーでは僕は単なる「お客」であり、断じて優良顧客ではありません。

 ですからシーズン・チケットを毎年更新し、同時に新型レプリカを買って応援するファンは本当に凄いと思いますし、僕には全く真似できない事は間違いりません。

 ですからその方たちが音頭をとって

 「ゴミの落ちていない安全なスタジアム」
 「ボランティアとクラブ・スタッフへの励まし」

 とお願いしたいものです。

 誰だってゴミまみれで笑顔の無い空間には行きたくありませんから。
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