what's?? のなんちゃってアスリート日記

陸上競技と筋トレを中心に、日々の生活について書いています。100mで11秒5が当面の目標です。

マイケル・シェンカー・フェスト!

2018-09-05 22:29:09 | 音楽

今日は東京国際フォーラムで行われたマイケル・シェンカーのライブに行ってきました。
2007年の中野サンプラザ以来です。
率直な感想は…素晴らしいの一言でした!
前回は最初から様子がおかしく、途中で帰ってしまいましたが…
今回は第一声から非常に元気が良く、「こりゃ絶好調だ!」と安心しました。

今まで数多くのライブを観てきましたが、自分の中では間違いなくベストでした。
マイケルの充実したギタープレイはもちろんですが、今回はメンバーが良かったですね。
歴代のボーカル、ゲイリー・バーデン、グラハム・ボネット、ロビン・マッコーリ、ドゥギー・ホワイトの4人が一堂に会すという何とも贅沢な布陣。
ベースのクリス・グレン、ドラムのテッド・マッケンナ、キーボードとギターのスティーブ・マンもバックをしっかり支えてくれました。

これまでのマイケルのライブは、その時のボーカルが過去の名曲も全て歌うというスタイルでしたが、やはりしっくりこない部分も多かったです。
今回は各々が自分の持ち歌を担当したので完成度も高く、一人一人の負担も減るので思いっきり歌い切れるという利点も感じられました。
なかなかこういう形態のライブは難しいと思いますが、多くの人と長く名曲を作り続けてきたマイケルだからこそできたのではないかと思います。
ボーカルの4人も若い頃だったら「俺が俺が」という感じでしょうから、こんなコラボレーションは実現しなかったと思います。
みんないい感じに歳を重ねて丸くなったのかなと勝手に想像しています(^^;)
お互いを気遣いながらも存分に楽しんでいる様子が伝わってきて、こちらもうれしくなりました。
服装も各々の個性が出ていましたね。
短髪にグラサン、スーツにネクタイというハードロックのボーカリストらしからぬグラハム・ボネットの服装はやはり印象的でした(^^;)

しかし当のマイケルはほぼ休み無しで約2時間40分弾きっぱなし。
それでも終始安定したプレイで、終わった後もまだまだいけるぜ!と言わんばかりでした。
最新アルバムからの曲が多く使われていたのも今までとは違いましたね。
それだけ今の充実ぶりが伝わってきます。
10年ほど前は精神的に不安定なことも多く、そろそろマイケルも厳しいのかなと寂しく思っていましたが…
ここ数年で完全に復活してくれましたね。
ファンとしてはうれしい限りです。
マイケルのギタープレイは、ハードロックを芸術の域まで高めてくれたと思っています。
これから先も少しでも長く、元気に活動していって欲しいと思います。

僕自身、38歳になってまだ衰えは感じないものの、いつの間にか歳を取ってしまったなと弱気になる部分もあるのですが…
今日のマイケルたちの充実ぶりを見ると、歳を取るのも悪くないなと思えてきました。
今は仕事もプライベートも厳しい状況にあるのですが、後で振り返ってそれが良い経験になったと言えるように、
何とか踏ん張って乗り越えていこうと思います。
本当に最高の一日でした。
それでは。


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