大川隆法先生って、宗教家なんだと思うけど、でも経営についてもずいぶん著書が多いでしょ。経営者からは、どう見えるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『渋谷をつくった男』――堤清二、死後インタビュー(幸福の科学出版)で、有名な経営者である堤清二氏の霊の言葉(「霊言」)を、次のように紹介しておられます。
僕はねえ、大川隆法さんは「渋ちん」(ケチな人の意)なんだと思うよ。「渋ちん」だ。この人は借金しないじゃない。ね?(中略)
今はもう銀行は貸し込むところがあまりないから、幸福の科学だったら貸すよ。だけど、借金したら、銀行に主導権を握られるっていうことをよく知っていて、それが嫌なんだろうと思う。だから、こんな小さい本部(ビル)で我慢してるんでしょ?
「世界的大宗教」と称して、このへんのいじましさは、なんか関西商法につながるものを私は感じるね。金にならないところ、生まないところには、金をかけないっていうのかな。すごいねえ。(中略)
いや、関心はあるよ。君らが発信してるものも、文化は文化だ。宗教色を含んだ文化だし、映画もやってるよな。アニメもやってるし、出版文化も盛り上げているつもりでいるんだろう?
まあ、そういう意味では(文化づくりを)やっている。
法学部出身で、こういう方向に入ってくるっていうのは異色なので、面白いなあと思って見ているよ。「どこまで可能性があるのかな」っていうのは、やっぱり興味はあるね。
(43~46ページ)
大川隆法先生は、借金をしないが、関西商法につながるいじましさがある。
アニメ映画や出版など、宗教色を含んだ文化づくりをやっている。
法学部出身としては異色なので、どこまで可能性があるかに興味はある──。
今はグループとしては崩壊したんだと思いますが、西武デパートや西友、バルコ、書店のリブロ、無印良品の良品計画、ファミリーマートなどのセゾングループを創った有名な経営者・堤清二氏の見方です。
幸福の科学で長く学んでいると、大川隆法先生は、たしかに締めるところはしっかりと締められますので、「渋ちん」という表現は、けっこう言い得て妙なのかもしれないと思えます。
宗教家というよりも経営者としての大川隆法先生。
そして、どんどん活動が多角化し、多様化していっている幸福の科学グループ。
幸福の科学学園中高は、生徒たちが受験に部活にと大活躍してますし、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティは続々と卒業生が輩出され、ついに卒業生から地方議員まで誕生しています。
この5月には、また新作映画が公開されます。
さてさて、その活動は、どこまで発展していくのでしょうか?
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『渋谷をつくった男』
大川隆法著
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