オレって、脇道ばっかりの人生なんだけど、やっぱり人生、短いんだから、寄り道してたりしてたらダメなんだよね? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『もし湯川秀樹博士が幸福の科学大学「未来産業学部長」だったら何と答えるか』(幸福の科学出版)で、次のように説いておられます。
人生において、誰もがいろいろな経験をすると思います。各人には、突出した部分やえぐれた部分もあるでしょう。ただ、それぞれの自分の経験を大切にして守っていると、どこかで、それがつながってくることはあると思うのです。
私も、数学については、ある程度、勉強したのですが、最後まで、「どうしても数学は分かり切らないな」という気持ちがあり、「理論的、論理的に考える能力が少し足りないのではないか。法学部でリーガルマインド(法律的な思考)を磨けば、その弱点の部分を補強できるのではないか」と思って、法律の勉強をしたのです。
また、経済や経営などの勉強をしたり、宗教の勉強をしたりと、いろいろなことを行っていて、さまざまなものがバラバラに入ってきてはいるのですが、それらが次第しだいにつながってき始めると、いつの間にか、幸福の科学大学ができあがってきたりするわけです。
そういう意味では、「人生、何が役に立つかは分からない」と思います。
また、必ずしも予定はしていなかったのですが、もし商社に入らなければ、英語もそんなには勉強しなかったでしょう。そして、それがなければ、今、英語の教材をつくって、みなさんを“苦しめる”ようなこともなかったのではないかと思います。
ところが、その経験があるため、「このくらいしなければ、使い物にならない」と知っており、「自分が苦しんだ分と同じぐらいのところまでは絞ってあげようか」という気持ちがあるわけです。つまり、現実に、どのくらいまで、日本人は英語ができないかということをよく知っているので、教えることができるのです。
結局、「道を間違った」とか、「道に迷った」とか思っても、それを無駄にしないで大事にしておけば、あとでつながってくることがあるわけです。
(129~131ページ)
道を間違ったとか、道に迷ったとか思っても、それを無駄にしないで大事にしておけば、あとでつながってくることがある。
人生、何が役に立つかは分からない──。
大川隆法先生は、高校時代は理系の勉強をしたり、大学は法学部に入っても他の学部の勉強まで手を広げたり、また「大悟」されたというのに、総合商社に入って英語で仕事をしておられたと聞いています。
そのご体験が、幸福の科学の教えの広さや、「幸福の科学大学シリーズ」の巨大な教え、そして大量の英語教材の刊行へとつながっていることを、実体験として語って下さっているわけです。
自分が一見、脇道に入り込んだ気がするときも、この大川隆法先生のお教えを思い出して、その一日一日を貴重な人生の体験として、大切に過ごしていきたいものだと私は思っているのです。
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『もし湯川秀樹博士が幸福の科学大学「未来産業学部長」だったら何と答えるか』
大川隆法著
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